開講年度2020
開講学科総合政策学科 2013年度以降入学
健康栄養学科 2013年度以降入学
医療薬学科6年コース 2015年度以降入学
2020年度薬学部医療薬学科6年
2018年度心身科学部健康科学科
科目名社会学Ⅱ
担当教員松井 真一
学期曜日時限秋学期 水曜日 1時限
科目区分選択
授業形態講義
対象学年1年
単位数2
科目ナンバーB131-261-02
使用教室1202
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
社会学入門:「社会」の仕組みを理解する
授業の概要
人は誰であれ常に集団のなかで生活しています。それぞれの人によって所属する集団は異なりますが、自分が所属する集団の成り立ちや社会的位置、特徴を理解することは、自らの置かれている状況を適切に理解することに繋がります。本講義では、労働、文化、社会階層を取り上げ、社会学的な視点からそれらの集団の特徴を理解すること、そして集団間の違いを見ていくことで現代社会の諸課題がなぜ生まれてくるか理解することを目指します。
授業の到達
目標
・日本の労働環境について説明できること
・文化について説明できること
・社会階層について説明できること
・社会学の概念を用いて現代社会の諸課題が生じる理由について説明できること。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表日から1週間以内に希望者には研究室にて答案を返却する
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1イントロダクション
・社会学Ⅱを学ぶにあたっての注意事項
【復習】「社会学Ⅰ」試験の回答を確認する(45)
2労働Ⅰ
・日本型雇用慣行
【復習】日本型雇用慣行の内容について確認する(45)
3労働Ⅱ
・性別役割分業
・アンペイドワーク
【復習】性別役割分業、アンペイドワークの内容について確認する(45)
4労働Ⅲ
・雇用形態―正規雇用/非正規雇用
【復習】雇用形態の違いにより生じる課題について確認する(45)
5労働Ⅳ
・日本型雇用慣行の変容
【復習】日本型雇用慣行がどのように変容しているのかについて確認する(60)
6文化Ⅰ
・規範
・社会化
・逸脱
【復習】文化の内容について確認する(45)
7文化Ⅱ
・下位文化
・若者文化
・対抗文化
【復習】下位文化、若者文化、対抗文化の内容について確認する(60)
8文化Ⅲ
対抗文化
・DVD視聴
【予習】対抗文化の事例を調べる(45)
【復習】DVDの内容についてまとめる(60)
9文化Ⅳ
日本の青年文化
【復習】日本の青年文化の内容について確認する(30)
10文化Ⅴ
・文化的再生産
【復習】文化的再生産について確認する(60)
11文化まとめ【予習】文化の授業のなかで理解できなかった事柄をまとめてくる(60)
12社会階層Ⅰ
・格差社会
・社会的資源
・階級と社会階層
【予習】新聞等で格差社会が指し示す意味を調べる(60)
【復習】階級と社会階層の違いを確認する(30)
13社会階層Ⅱ
・階層帰属意識
・所得格差
・職業移動
【復習】階層帰属意識、所得格差、職業移動のそれぞれがどのような意味をもっているのか確認する(60)
14社会階層Ⅲ
・新たな格差問題
【復習】今日の格差がどのようなものかを確認する(60)
15確認テスト【復習】これまでの学習内容について確認する(90)
試験実施方法
定期試験
評価方法
評価方法割合評価基準
定期試験100%授業で取り扱った事柄の理解度および学んだ知識を用いて現代社会の課題を自分の言葉で説明できるかどうかで評価する
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『使用しない』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『社会学』長谷川公一ほか有斐閣3,500円+税2147483647
2.『テキスト現代社会学』松田健ミネルヴァ書房2,800円+税2147483647
3.『雇用身分社会』森岡孝二岩波書店800円+税2147483647
参考URL
質疑応答
研究室:2414(2号館4階)
オフィスアワー:水曜2限(11:10-12:40)
備考
春学期開講科目「社会学Ⅰ」を受講していることを前提として講義を進めます。「社会学Ⅰ」の知識を利用した講義となるため同科目を履修していない者は相当量の自習が必要となることに注意してください。
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更新日付2020/02/06 18:35:04