開講年度2020
開講学科2018年心身科学部心理学科
科目名教養セミナーⅡ
担当教員塚本 早織
学期曜日時限秋学期 木曜日 2時限
科目区分選択
授業形態演習
対象学年1年
単位数1
科目ナンバーB132-841-02
使用教室2201
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
自分を変える質問力を磨こう!
授業の概要
秋学期は、春学期に身に着けた「自分に新たな気づきを与える質問をする習慣」を生かし、身近な社会現象に興味関心を向けてもらいます。自分が大学や地域で生活する中で疑問に感じていることについて、新たな気づきを与える問いを立てて検証します。グループで共通のテーマについての問いを追究する中で、グループワークにおける質問の大切さを学んでもらいます。また、問いに対する答えを検討する中で、的確な資料収集を行うことや実証的な方法で仮説を検証する訓練を行い、科学的思考を身につけます。また、検証結果をまとめて発表することで、質疑応答の機会を得ます。質疑応答を通して問いの意義や検証結果の価値を確認します。学期末のレポートでは、これまで培った「書く力」を活かし、学期を通して新たに気づいたことについてまとめます。
授業の到達
目標
本講義を履修することで、以下のような力を身に着けることを目標とします。
<知識>質問の種類やコミュニケーションにおける機能について説明することができる。
<態度>自分と他者の考え方の相違点や共通点に興味関心を持ち、尊重することができる。
<技能>自分の主張をまとめ、寛容な態度で意見交換ができる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表後に講義連絡にて授業講評を送信する
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1【計画】
夏休みを振り返り、自分の変化について考察します。
【予習】新たな気づきを与える自分への質問を考える(30)
【課題】秋学期の履修科目について、講義形式や単位数を確認する(60)
2【グループで質問しよう】
テーマに対する興味関心が近い者同士でグループを組みます。
グループで追究する問いについて質問を出し合い、問いへの理解を深めます。
【予習】新たな気づきを与える自分への質問を考える(30)
【復習】授業内レポートの内容や表現方法を見直す(30)
3【先行研究①】
図書館やインターネットで、グループの問いについての先行研究を調べます。
問いに対する仮説をたてます。
【予習】新たな気づきを与える自分への質問を考える(30)
【復習】授業内レポートの内容や表現方法を見直す(30)
【課題】『日本語表現法』第7章を完成させる(60)
4【先行研究②】
先行研究についてグループで話し合い、仮説の根拠や主張を明確にします。
【予習】新たな気づきを与える自分への質問を考える(30)
【復習】授業内レポートの内容や表現方法を見直す(30)
5【実証①】
仮説を検証するための実践的な計画を立て、準備を行います。
【予習】新たな気づきを与える自分への質問を考える(30)
【復習】授業内レポートの内容や表現方法を見直す(30)
【課題】『日本語表現法』第8章を完成させる(60)
6【実証②】
計画を実践し、それにより自己や他者、社会や環境にどのような変化が見られたのかを記録します。
【予習】新たな気づきを与える自分への質問を考える(30)
【復習】授業内レポートの内容や表現方法を見直す(30)
7【結果のまとめ】
グループで実践した内容やその結果をまとめ、発表の準備を行います。
【予習】新たな気づきを与える自分への質問を考える(30)
【復習】授業内レポートの内容や表現方法を見直す(30)
【課題】『日本語表現法』第9章を完成させる(60)
8【プレゼンテーション・リハーサル】
レジュメを作成し、質疑応答にも備えます。
【予習】新たな気づきを与える自分への質問を考える(30)
【復習】授業内レポートの内容や表現方法を見直す(30)
9【プレゼンテーション】
グループごとにプレゼンテーションを行い、質疑応答を通して理解を深めます。
【予習】新たな気づきを与える自分への質問を考える(30)
【復習】授業内レポートの内容や表現方法を見直す(30)
【課題】『日本語表現法』第10章を完成させる(60)
10【プレゼンテーション・まとめ】
プレゼンテーションを通して変化したテーマへの理解や論拠の質についてまとめます。
【予習】新たな気づきを与える自分への質問を考える(30)
【復習】授業内レポートの内容や表現方法を見直す(30)
11【期末レポート①】
各自でレポートの構成を完成させます。
各自で考えたレポートの主題をクラスに発表します。
【予習】新たな気づきを与える自分への質問を考える(30)
【復習】授業内レポートの内容や表現方法を見直す(30)
【課題】『日本語表現法』第11章を完成させる(60)
12【期末レポート②】
日本語表現法の注意事項を確認しながら、レポートを推敲します。
【予習】新たな気づきを与える自分への質問を考える(30)
【復習】授業内レポートの内容や表現方法を見直す(30)
13【期末レポート③】
他者のレポートを読み、特徴をコメントします。
自身のレポート作成に活かします。
【予習】新たな気づきを与える自分への質問を考える(30)
【復習】授業内レポートの内容や表現方法を見直す(30)
【課題】『日本語表現法』第12章を完成させる(60)
14【期末レポート④】
レポートを完成させます。
【予習】新たな気づきを与える自分への質問を考える(30)
【復習】授業内レポートの内容や表現方法を見直す(30)
15【まとめ】
1年間を振り返り、自分の変化について考察します。
【復習】最終レポートの内容や表現方法を見直す(30)
試験実施方法
その他
評価方法
評価方法割合評価基準
最終レポート40春学期に学習したことが反映されたレポートになっているか
授業内レポート30毎回の授業で課されるレポートを制限時間内に完成できるか
授業への取り組み30授業内での発言や態度、他の受講生と協力して課題を進めることができているか
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『教養セミナーハンドブックⅠ・Ⅱ『大学で学ぶために』『日本語表現法』』全員に配布されます
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
授業中は疑問や質問に関する発言を歓迎します。
授業以外では、オフィスアワーや教養部学習支援室の利用を推奨します。
連絡手段について、初回の授業で相談し、決めていきます。
備考
画像
ファイル
更新日付2020/02/10 23:25:59