開講年度2020
開講学科宗教文化学科 2014年度以降入学
歴史学科 2015年度以降入学
英語英米文化学科 2015年度以降入学
日本文化学科 2013年度以降入学
グローバル英語学科 2013年度以降入学
科目名教養セミナーⅡ
担当教員小林 秀一
学期曜日時限秋学期 水曜日 1時限
科目区分選択
授業形態演習
対象学年1年
単位数1
科目ナンバーB132-841-02
使用教室2401
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験実務経験あり


テーマ
スポーツと社会の関わりを学ぶ
授業の概要
スポーツは、現代社会において、ただ単に「スポーツの世界」だけの現象ではなくなってきている。社会と深く関わるスポーツは、政治や経済とも密接に関係する社会現象を通して、その要因や社会に及ぼす影響を考えていきます。また、企業スポーツ選手としての現役・指導者(コーチ)の経験を生かしたスポーツ活動状況やその目的・意義および引退後のセカンドキャリアについても説明していきます。
授業の到達
目標
 教養セミナーⅡでは、春学期開講のセミナーⅠと同様に社会とスポーツの関わりについて講義します。スポーツの大衆化・国際化が進む中、スポーツが政治、経済から日常生活といった様々な側面に深く関連するようになってきている。健康維持のためや専門的に取り組む競技スポーツなど、広い範囲にわたり社会とスポーツは強い関わりを持っていると言えます。この講義から、スポーツを通して社会問題やその関わりなど、社会現象としてのスポーツを様々な視点から考察する力を養うことができる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
3回の授業終了を目処に小テストを実施し、その問題について解説。プレゼンした内容について意見や感想を述べ合うグループディスカッション形式をとる。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
企業スポーツの競技者であったことから、選手としての現役・指導者(コーチ・監督)の経験を生かしたスポーツ活動の状況やその目的と意義について、また現役引退後のセカンドキャリアについても述べることができる。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1ガイダンス:授業内容の説明
・本科目の概要
教養セミナーハンドブックも共通テキストとして活用する
【予習】シラバスを熟読し本授業内容をあらかじめ把握する(20)
【復習】授業の全体について確認(30)
2○スポーツに関する集団・組織について ①
 (相撲社会と部屋制度を参考に)
【予習】配布プリントを熟読する(20)
授業から内容について確認する(40)
【復習】相撲の部屋制度の理解とその役割(20)
3○スポーツに関する集団・社会構造について②
 (一般スポーツ集団)
【予習】プリントを熟読する(20)
スポーツ集団の社会構造について(40)
【復習】一般スポーツ集団の理解(20)
4○企業スポーツについて
 ・意義と歴史及び変遷
【予習】企業スポーツ活動状況の確認(10)
目的・意義などについて確認(50)
【復習】活動の現状について(休部・廃部)(30)
5○商業主義とスポーツについて
 ・スポーツビジネスの現状
【予習】プリントを熟読し内容の確認(20)
スポーツがビジネスとしての市場化に(50)
【復習】スポーツがビジネスの対象として利用されている要因についての理解(20)
6○スポーツ実践
 ・グランドまたは体育館を使用
【予習】チームスポーツについて(10)
屋内または屋外の施設を利用し、チームスポーツを計画(60)
7○生体の適応と健康・体力について ①
 ・適応(一時的・持続的適応)とは
【予習】「適応とは何か」資料を熟読(10)、
持続的適応の内容を確認する(60)
【復習】身体能力の理解(20)
8○生体の適応と健康・体力について ②
 ・体力(行動・防衛体力)
【予習】資料から、行動・防衛体力の理解(20)
健康と体力についての理解(50)
【復習】体力についての理解(20)
9○レジャーとスポーツ
 ・余暇時間をいかに過ごすか
【予習】ライフスタイルの変化(10)
余暇時間の使い方で運動の習慣化について(60)
【復習】「余暇生活能力」の必要性の理解(20)
10○現代の健康問題について
 ・生活習慣病・運動不足
【予習】生活習慣病の理解(20)
日常の生活が運動不足状態にある確認(50)
【復習】運動やスポーツを楽しむ能力を高めることの必要性を理解(20)
11スポーツ事情をテーマにプレゼンテーション①
  ○A・B班の発表
 ・質疑応答
【予習】スポーツに関係する発表準備(20)
各班の発表(60)
12スポーツ事情をテーマにプレゼンテーション②
  ○C・D班の発表
 ・質疑応答
【予習】スポーツに関係する発表準備(20)
各班の発表(60)
13スポーツ事情をテーマにプレゼンテーション③
  ○E・F班の発表
 ・質疑応答
【予習】スポーツに関係する発表準備(20)
各班の発表(60)
14○スポーツとジェンダーについて
 ・スポーツ行動における性差
 ・ジェンダーバイアス(偏見)
【予習】資料からジェンダーバイアスの理解(20)
ジェンダー概念について(50)
【復習】授業内容を確認し理解を深める(10)
15○嗜好と依存症
 ・アルコールによる健康被害
○授業のまとめ
 ・授業全体を振り返り、その後試験
【予習】飲酒・喫煙といった嗜好と依存症との関係(20)
【復習】これまでの学習内容の確認(60)
試験実施方法
定期試験などを実施
評価方法
評価方法割合評価基準
小テスト、レポート提出・発表と定期試験、授業態度など。40%定期試験授業内での小テスト(30%)、プレゼンの内容(30%)と定期試験(40%)。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『適宜プリントを配布します』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『健康・運動・スポーツの科学』九州大学健康科学センター編大修館書店
2.『健康・フィットネスと生涯スポーツ』東海大学一般体育教室編大修館書店
3.『スポーツの社会学』池田勝・守能信次編杏林書院
参考URL
質疑応答
研究室(2号館5階 2519)もしくは体育館事務室・スポーツセンター事務室に。
オフィスアワー:火曜日15:00~17:00、水曜日:12:40まで体育館教員控え室、木曜日13:00~14:40
備考
授業中の私語、携帯電話操作は禁止します。
画像
ファイル
更新日付2020/01/29 12:23:14