サブタイトル | | |
|
科目のねらい | | 持久力、パワー、調整力はスポーツパフォーマンスを決める3つの要素であり、呼吸器系、循環器系、骨格筋系、神経系、感覚器系がこの調節に深くかかわる。3つの要素なかでも持久力はスポーツ活動に限らず生活活動において最も身近な課題であり、この向上は、健康や日常生活活動における疲労の低減・防止に大きな要素を占める。この演習では全身運動と局所(末梢)運動を取り上げ、持久力、疲労、パワーを規定する要因の測定手順を学ぶ。 |
|
|
到達目標 | | 健康スポーツ研究で応用される基礎的な研究方法の原理と実際について融合を図り、研究に用いることができるようにする。論文を作成するために要求されるスポーツ生理学分野の最新の知識が述べられ、研究に必要な測定手法・技術および論文作成手法を獲得する。 |
|
|
授業の内容・ 計画 | | [長崎] 1. 健康スポーツ生理実習について 2.形態測定:インピーダンス法 3.運動と神経系:光/音反応時間の測定 4.運動と骨格筋:脚筋力測定 5.運動と筋肥大:パワー測定
[石田] 6.運動と筋・エネルギー代謝:無酸素性運動能力測定 7.運動と呼吸循環:最大酸素摂取量測定 8.運動とエネルギー代謝:血中乳酸値測定 9.筋持久力分析(1)筋電図による観察(神経筋機能と持久力) 10.筋持久力分析(2)筋電図による観察(抹消循環の観察)
[杉浦] 11.筋持久力分析(3)筋電図・筋音図による観察(筋代謝) 12.筋持久力分析(4)筋組織と筋代謝の観察 13.筋持久力分析(5)中枢性の疲労(神経系の観察) 14.全身持久力(1) 心臓循環器系 15.全身持久力(2) 無酸素性運動と有酸素性運動 |
|
|
評価方法 (基準等) | | 実験手技の理解度および修得度等(50%)とレポート(50%)により行う。 |
|
|
授業外の学修 (予習・復習) | | 授業計画を十分理解したうえで演習に参加する(予習)。また、実習時間内に測定テクニックをマスターできない場合は繰り返しできるまで実施し、測定精度を高めるために復習すること。 |
|
|
教科書・ 参考書 | | 教科書:ハンドアウトを配布する 参考書:健康スポーツ科学のための研究方法-研究計画の立て方とデータ処理方法 出村愼一 著 杏林書院、 Physiological Tests for Elite Athletes.R.K. Tanner & C.J Gore Eds. Human Kinetics、 生理学 真島英信 著 文光堂 |
|
|
参照URL | | |
|
質疑応答 | | オフィスアワー(研究室)もしくは授業前後の教室で、対話もしくはメールで対応します。 |
|
|
備考 | | |
|
画像 | | |
|
ファイル | | |
|
更新日付 | | 2020/02/13 08:56:46 |