開講年度2020
科目名経営原理研究(Ⅱ)(現代社会と経営) 1年演習
(全)開講学科2018年度経営学研究科経営学専攻博士前期課程
開講種別通年
対象学年1年
担当者津田 秀和
単位数4
曜日・時限通年 火曜日 4時限 2607(名城)
キャンパス名城公園キャンパス


サブタイトル
修士論文の作成に向けた研究指導
科目のねらい
 修士論文を作成することを念頭に、テーマ選定、経営学研究の進め方、論文の書き方を指導すること、および、受講生の修士論文の研究展開を支援することを狙いとする。
到達目標
到達目標は以下の通りである。
①適切なテーマ設定を行う。
②適切な経営学研究の方法について理解し、自らが使用する方法を決める。
③①と②を踏まえ、自分がベースとする理論を選び、理解を深める。
④自分が選んだテーマに関連する先行研究を集め、読み込み、まとめる。
⑤②を踏まえ、自ら選んだ研究手法に基づき、研究を進め、その成果をまとめる。
⑥論文の書き方についての理解を深め、適切な論文表現をできるようにする。
授業の内容・
計画
 受講生の研究報告を中心に進めていく。関連資料は教員が準備するものと、受講生が準備するものの二種類がある。春学期には、研究という観点からテーマを絞り込んでいく。文献・論文検討とテーマの絞り込みを繰り返し行う。秋学期には(受講人数に応じて)、複数回個別の研究テーマに関する報告と質疑を行った後、論文・文献検討とテーマ見直しを行う。

<春学期>
第1回 経営学研究の方法、第2回 論文の書き方、第3回 テーマ設定、第4回 文献・論文検討、第5回 テーマに関するディスカッション、第6回 テーマの絞り込みと文献・論文検討、第7回-14回 第5回-6回と同様の内容(4クール)、第15回 研究計画書作成、夏休みの課題設定

<秋学期>
第16回 夏休みの研究進捗状況の確認、研究計画の見直し、第17回-第28回 報告(テーマに関するディスカッション)・テーマの絞り込みと文献・論文検討(2回1セットを6セット※人数に応じて変更)、第29回 春休みの研究計画、第30回 まとめと夏休みの課題設定
評価方法
(基準等)
 出席状況、研究の進展度合い、講義時の課題の達成状況、参加時の質疑応答の状況を総合的に評価する。
 無断欠席は認められない。やむをえない欠席の場合を要する場合には事前に相談し、事後的に休んだ時間の内容確認と予習、復習を怠らないこと。これを怠った場合には低評価となる。
授業外の学修
(予習・復習)
 教員が主導する回においてはその内容の復習をしっかりすることが必要となる。学生の報告や論文探索を行う回においては、その予習を要する。
教科書・
参考書
 適時、資料を配付する。
参照URL
質疑応答
 講義内容についての質疑と欠席時の対応は、オフィスアワー(水曜日昼休み)で行う。必ず事前にメール(tsuda@dpc.agu.ac.jp)を送付し、担当教員の指示を確認すること。
備考
 論文作成を進めることが重要であるが、そのためには経営学についての広い基礎知識の習得と、論文作成の手法についての理解が必要になる。受講生間でこれらの習熟度には差があると考えられるため、自習を促すことが多くなる。この課題をクリアしながら自らの論文を作り上げていくよう心がける必要がある。その上で、2年次の論文作成につなげる必要があることを常に頭に入れておいて欲しい。また、不適切な受講態度とならないよう気をつけてもらう必要がある。
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更新日付2020/02/04 23:04:42