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科目のねらい | | 博士課程に在籍するのですから、法律学の博士論文として通用する博士論文を執筆しなければなりません。一般的には博士論文は公刊されていますので、それを読むことで自分に求められているレベルを理解するのが目的です。 |
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到達目標 | | 博士論文として通用する論文を書く前提となる基礎学力をつけることが目標となります。特に、なぜこの論文が博士論文として評価されているのか、そのポイントを理解することが最低限の目標となります。 |
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授業の内容・ 計画 | | 「民法の」博士論文を書くのですから民法を中心とした法律学の知識と解釈の技法を一通り身につけることは当然の前提です。この科目ではその上で、当該論文においてテーマ設定、資料調査、読解など、外国法をいかに扱っているかなどを解説します。したがって、自分の執筆する博士論文の内容とは違うテーマについての論文も講義対象となります。 また、評価のポイントを理解するためには、その論文自体の内容を事前に理解することが必要となります。「どう思ったか」ではなく、「どの点が学界に対する寄与になったか」が授業内容となります。 受講者の具体的なレベルを見て、読む論文を指定したいと考えています。その論文自体のテーマよりも、むしろ書かれた年代により、順番を設定する予定です。 |
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評価方法 (基準等) | | 課題の達成度、事前準備、授業での応答により評価します。 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 事前に出されている課題はもちろん行ってきてください。特に、講義の課題となる論文(指定された範囲)を読んでくることが必要です。 また、語学力は、自力で身につけるしかありません。民法の文献を読む読解力は講義を通じてある程度指導できますが、文法や、そしてその語学の対象となる法制度の語彙は、自分で修得するしかないのです。 論文は自分で書くもので、教員は、お手伝いはできますがそれ以上のことはできません。ですから自主的に研究できることが必要です。 |
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教科書・ 参考書 | | 教科書としては特に指定しません。 参考書としては以下の2冊を指定します。 田高寛貴ほか『リーガル・リサーチ&リポート』有斐閣ISBN:978-4-641-12573-5 近江幸治『学術論文の作法-〔付〕リサーチペーパー・小論文・答案の書き方』[第2版]成文堂ISBN:978-4-7923-2691-3 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | |
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備考 | | |
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更新日付 | | 2020/02/06 19:58:07 |