開講年度2020
科目名経済情報管理論Ⅰ 講義
(全)開講学科2017年度経済学研究科経済学専攻修士課程
開講種別春学期
対象学年1年
担当者葛西 正裕
単位数2
曜日・時限春学期 月曜日 2時限 2603(名城)
キャンパス名城公園キャンパス


サブタイトル
経済活動における情報システムと情報技術に関する知識
科目のねらい
情報技術が発達している現代において、経済情報を適切かつ高度に管理していくためには、情報技術に関する基礎的な知識を修得しておくことが望ましい。そこで、本科目では、情報に関する基礎理論とコンピュータの仕組みを中心に学習する。今日では経済活動においても情報システムが多用されており、それらについても学ぶ。
到達目標
情報の基礎理論として、数値、文字、音声、画像等の符号化及び符号圧縮法といった情報の表現法やコンピュータによる処理手順として、アルゴリズムの概要、四則演算やソーティングに関する代表的なアルゴリズム、コンピュータが不得手とする問題を理解できるようになる。続いて、コンピュータの仕組みについて、コンピュータの構成要素とその詳細、論理回路、コンピュータにおけるソフトウェアの役割などを把握できるようになる。さらに、経済活動において利用されている情報システムに関して、技術的な側面や社会的な諸課題について知る。
授業の内容・
計画
1. 情報の基礎理論①(数値や文字の符号化)
2. 情報の基礎理論②(多様な情報の符号化と情報量)
3. コンピュータの基礎知識①(ハードウェア)
4. コンピュータの基礎知識②(ソフトウェア)
5. アルゴリズムとプログラム
6. データモデル①(モデル化の考え方)
7. データモデル②(モデル化の実例)
8. 情報システムと社会的な諸課題
9. 情報とコミュニケーション
10. 情報ネットワークの仕組み
11. インターネットと情報システム
12. 経済活動における情報システム①(POS)
13. 経済活動における情報システム②(意思決定システム)
14. 経済活動における情報システム③(社会基盤)
15. 総括とレポートについて
評価方法
(基準等)
授業における発言等による貢献(50%)とレポートによる評価(50%)
授業外の学修
(予習・復習)
予習:教科書の該当箇所を事前に読んでおく。
復習:授業時に指示する。
教科書・
参考書
教科書:川合慧監修、河村一樹編著『情報処理学会編集 IT Text 情報とコンピューティング』、オーム社
教科書:川合慧監修、駒谷昇一編著『情報処理学会編集 IT Text 情報と社会』、オーム社
参照URL
質疑応答
質疑応答については、授業内において随時受付ける。それ以外ではオフィスアワーを利用すること。
備考
画像
ファイル
更新日付2020/01/29 18:23:23