サブタイトル | | アジア地域の経済発展の特色――貿易政策と経済開発戦略を中心に―― |
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科目のねらい | | 20世紀後半から今世紀にかけて著しい発展を遂げつつあるアジア地域の特色について,経済開発論の主要モデルを用いることを通して解説する。分析ツールとしては貿易政策と開発戦略とを結合したものであり,とくに輸入代替工業化戦略と輸出指向工業化戦略との関係について理解を深める。本講義でとくに考察対象とするのはアジアNIEs(韓国・台湾・香港・シンガポール)である。当初のOECD報告書を基礎にして,新興国の興隆の視点から考える。 |
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到達目標 | | 経済発展論のなかで貿易政策と開発戦略の基本が理解できるとともに,実際のアジア地域にそれを応用して考えることができる。 |
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授業の内容・ 計画 | | 1.オリエンテーション 9.新自由主義と開発 2.アジア地域の風土と特色 10.ワシントン・コンセンサス 3.国際環境下のアジア地域 11.20世紀末の混乱 4.アジアNIEsの共通項 12.アジアと国際機関 5.輸入代替工業化戦略 13.アジアNIEsからBRICSへ 6.輸出指向工業化戦略 14.近年のアジア動向 7.自由貿易と保護主義 15.まとめ 8.構造主義経済学と開発問題 |
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評価方法 (基準等) | | 授業中の態度と最終レポートによって評価する。レポート70%,態度30% |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 新聞やネットなどからアジア地域の経済情報を入手するように心がけておく。復習も怠らないようにする。 |
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教科書・ 参考書 | | |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | |
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備考 | | 開発経済学と関連する国際経済学を履修しておくことが望ましい。 |
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更新日付 | | 2020/02/15 13:58:55 |