開講年度2020
科目名日本文学研究(Ⅱ)(比較文学) 1年演習
(全)開講学科2018年度文学研究科日本文化専攻博士前期課程
開講種別通年
対象学年1年
担当者神山 重彦
単位数4
曜日・時限通年 ダミー(曜日区分) ダミー(時限)
キャンパス


サブタイトル
「世界文学」の主人公たち
科目のねらい
「世界文学」は、「日本文学」「外国文学」の双方から成り立ち、「世界人類共有の財産となるべきすぐれた文学」を意味する考え方です。日本および外国の代表的文学作品群に現れる登場人物たちの、誕生から成長、結婚、老い、死そして転生にいたるまでの、種々の人生をたどります。外国と日本、古代と近代の作品を相互に対比させ合い、世界文学の多様性、あるいは国や時代の違いを越えた類同性などを見て行きます。
到達目標
日本文学を中心にしつつ、人類が過去3000年ほどの間に、どのような物語を創り出してきたか、概観し理解することを目標とします。
授業の内容・
計画
 1「世界文学」という考え方
 2「物語要素」という考え方
 3主人公たちの一生
 4赤ん坊時代  
 5異常な成長
 6女の継子   
 7男の継子
 8兄弟姉妹たち
 9男女の出会い  
10雨宿り   
11水浴と温泉   
12眠る女   
13近親結婚  
14結婚の障害   
15春学期総括   

16異類女房   
17異類婿
18人妻の密通  
19夫の不倫 
20二人の夫  
21二人の妻
22生きての別れ   
23死しての別れ
24老翁と老婆  
25若返り
26死の物語  
27不死の物語
28霊魂の存在
29転生する人々   
30秋学期総括
評価方法
(基準等)
平常点で評価します。
授業外の学修
(予習・復習)
【予習】【復習】ともに、教科書およびプリントを熟読して、自身の考えを練り、担当教員と議論しなさい。
教科書・
参考書
神山重彦『3日で読む世界文学1000人の物語』(技術評論社)およびプリント
参照URL
1.『物語要素事典』 古今東西の文学作品の物語要素を集成した事典
質疑応答
 質問等おおいに歓迎します。授業でも研究室でも、時間の許す限り応対します。どうか教員が驚くような、良い質問を持って来て下さい。
備考
画像
ファイル
更新日付2020/02/03 16:42:48