開講年度2020
科目名歯冠の欠損と対応
科目ナンバーF211-675-30
開講学年2年
担当教員小島 規永
実務経験教員歯科医師
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
単位数1
授業形態講義


授業目標
硬組織欠損をどのように修復するかを説明する。保存診療より、さらに歯の実質欠損 がおこったらどのように対処するかを理解し、さらに歯の欠損がおこったら、ブリッジで対応することまでを学ぶ。  
到達目標
・歯牙が歯列を構成して口腔の重要な機能であることを理解し説明できる。
・歯冠部の欠損、少数歯の欠損に適用されるクラウン・ブリッジの形態と機能について理解し説明できる。
・クラウン・ブリッジの製作順序について理解し説明できる。
・クラウン・ブリッジのメインテナンス、患者指導について理解し説明できる。
・インプラント治療の基本構造・概念、治療の流れ、メインテナンスついて理解し説明できる。
授業の概要
および助言・
注意事項
・歯科補綴とは、歯質が崩壊あるいは歯や顎が欠損した場合に、その部分を人工装置(クラウン、ブリッジ)で補うことであり、このような装置の装着を通じて、かむ、しゃべる、飲み込むといった機能の回復と、見た目の自然観を回復させ、口腔機能の維持・改善を目指すことが目標である。
・講義前には教科書の講義に該当する部分を読んでおき、講義終了後には要点をまとめておくなどの復習をすることが望ましい。
・授業には教科書を持参すること。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
授業計画
回数授業計画到達目標・予習(分)・復習(分)・キーワード担当
1歯科補綴学総論について
到達目標:歯科補綴学総論について説明できる
① 顎口腔系の器官と機能 ②頭蓋と歯列との関係 基準線 基準平面  ③咬合の重要性 下顎位 下顎の運動 ④歯の喪失と形態変化、機能障害小島 規永
2歯科補綴学総論について
到達目標:歯科補綴学総論について説明できる
① 顎口腔系の器官と機能 ②頭蓋と歯列との関係 基準線 基準平面  ③咬合の重要性 下顎位 下顎の運動 ④歯の喪失と形態変化、機能障害小島 規永
3歯冠補綴について
到達目標:歯冠補綴について説明できる
①補綴物の特徴 補綴装置の種類 前歯部 臼歯部  ②治療手順の概要 治療の順序・過程 使用器具 材料  ③歯科衛生士に必要な留意項目小島 規永
4橋義歯補綴について
到達目標:橋義歯補綴について説明できる
①補綴物の特徴 補綴装置の種類 前歯部 臼歯部  ②治療の概要 治療の順序・過程 使用器具 材料  ③歯科衛生士に必要な留意項目 教科書(p.82~85)小島 規永
5橋義歯補綴について
到達目標:橋義歯補綴について説明できる
予習(30分)・復習(30分)
①補綴物の特徴 補綴装置の種類 前歯部 臼歯部  ②治療の概要 治療の順序・過程 使用器具 材料  ③歯科衛生士に必要な留意項目
小島 規永
6補綴装置の患者指導、メインテナンスについて
到達目標:補綴装置の患者指導、メインテナンスについて説明できる
①クラウン・ブリッジ治療における治療前・治療中・治療後の患者指導 ②クラウン・ブリッジ装着者へのメインテナンス時のプロフェッショナルケア小島 規永
7補綴装置の患者指導、メインテナンスについて
到達目標:補綴装置の患者指導、メインテナンスについて説明できる
①クラウン・ブリッジ治療における治療前・治療中・治療後の患者指導 ②クラウン・ブリッジ装着者へのメインテナンス時のプロフェッショナルケア)小島 規永
成績評価方法
試験日(15回目の講義)を設けてTeams上で試験当日、問題を数種提示します(学籍番号により問題を変える)。オープンブックで行いますので、これまでの試験より難易度が高い問題を予定しています。試験時間内にメール等で回答を提出してもらいます。評価方法は課題試験(90%)、授業態度(10%)。歯の欠損と対応、歯冠の欠損と対応をまとめた試験を行います。
教科書
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『咀嚼障害・咬合異常1 歯科補綴 第2版』医歯薬出版株式会社¥3,000+税978-4-263-42822-1
参考書
オフィスアワー
連絡先
授業前後の時間
連絡先:nkojima@dpc.agu.ac.jp
画像
ファイル
更新日付2020/07/06 20:31:42