開講年度2020
開講学科法律学科 2013年度以降入学
現代社会法学科 2013年度以降入学
科目名専門演習Ⅰ
担当教員中谷 毅
学期曜日時限通年 火曜日 3時限
科目区分選択
授業形態演習
対象学年3年
単位数4
科目ナンバーJ332-842-09
W332-842-09
使用教室7702(名城)
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
民主主義が危ない!?
授業の概要
 世界的なポピュリズムの席巻と相まって、自由民主主義(リベラル・デモクラシー)の危機が指摘されています。これはどういうことなのでしょうか。
 春学期は1冊のテキストを手掛かりにして、時事問題とも絡めながら、民主主義の機能不全について検討します。秋学期に関しては、授業のテーマをさらに深めるべく、参加者の意見も聞きながら決める予定ですが、例えば、日本の民主主義の状況に焦点を当てて考えるのも面白いかもしれません。
授業の到達
目標
 ・自由主義や民主主義といった原理やそれを支える制度を理解できるようになります。
 ・アメリカのトランプ大統領の登場、イギリスのEU離脱など様々な政治現 象が、なぜ現在世界で生起しているのかについて考えるヒントが得られ、説明できるようになります。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
 授業で報告に対して質問およびコメントをします。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画(春)
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1・ガイダンス
 予定しているテキストの紹介
 報告担当の割り振り
[予習]講義概要を読んでおく(30)
[復習]学習内容の確認(30)
2・民主主義、世界の政治現象について概観する。[予習]配布資料の予習(90)
[復習]学習内容の確認(60)
3・序章 失われていく幻想[予習]序章の予習(150)
[復習]序章の確認(30)
4・第1章 権利なきデモクラシー[予習]第1章の予習(150)
[復習]第1章の確認(30)
5・第2章 デモクラシーなき権利[予習]第2章の予習(150)
[復習]第2章の確認(30)
6・第2章 デモクラシーなき権利[予習]第2章の再読(150)
[復習]第2章の確認(30)
7・第3章 民主主義の瓦解[予習]第3章の予習(150)
[復習]第3章の確認(30)
8・第4章 ソーシャルメディア[予習]第4章の予習(150)
[復習]第4章の確認(30)
9・第5章 経済の停滞[予習]第5章の予習(150)
[復習]第5章の確認(30)
10・第6章 アイデンティティ[予習]第6章の予習(150)
[復習]第6章の確認(30)
11・第7章 ナショナリズムを飼いならす[予習]第7章の予習(150)
[復習]第7章の確認(30)
12・第8章 経済を立て直す [予習]第8章の予習(150)
[復習]第8章の確認(30)
13・第9章 市民的徳を刷新する[予習]第9章の予習(150)
[復習]第9章の確認(30)
14・最終章 信念のために戦うこと[予習]最終章の予習(150)
[復習]最終章の確認(30)
15・全体のまとめ
 秋学期の授業計画について意見交換
[予習]秋学期の授業計画について自分の意見をまとめておく(150)
[復習]学習の確認(30)
試験実施方法(春)
その他
評価方法(春)
評価方法割合評価基準
演習への参加・討論での発言50%授業への参加・積極的な発言とその内容
報告・質問への応答50%分かりやすい報告でったか、テキストの報告担当部分の内容をどれだけ理解できているか。
授業計画(秋)
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1秋学期の授業計画に関しては、参加者の意見も取り入れながら、何をやるのか決定します。
試験実施方法(秋)
その他
評価方法(秋)
評価方法割合評価基準
演習への参加・討論での発言50%授業への参加・積極的な発言とその内容
報告・質問への応答50%分かりやすい報告であったか、テキストの報告担当部分の内容をどれだけ理解できているか。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『『民主主義を救え!』』ヤシャ・モンク/吉田徹訳岩波書店2800円+税978‐4‐00‐024889‐1
参考書
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参考資料
参考URL
質疑応答
テキストや報告に関する質問は授業中に積極的にしてください。報告者を中心に参加者全員で考えます。教員に個別に質問したい場合は、授業後あるいはオフィスアワーを利用してください。
備考
・最初の授業でガイダンスをおこないますので、必ず出席してください。
・演習の主役は学生の皆さんです。授業に出席するだけでなく、積極的に議論に参加してくれる学生 の履修を望みます。
画像
ファイル
更新日付2020/02/03 14:20:43