開講年度2020
開講学科商学科 2013年度以降入学
経営学科 2013年度以降入学
経済学科 2013年度以降入学
法律学科 2013年度以降入学
現代社会法学科 2013年度以降入学
科目名教育方法論
担当教員埜嵜 志保
学期曜日時限春学期 木曜日 1時限
科目区分必修
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーL211-271-40
使用教室2507(名城)
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
学ぶこと・教えることの本質を問い、よい授業の在り方を追究する
授業の概要
 この授業では、教育方法の基礎的な理論や技術を学ぶとともに、優れた教育実践の事例に学びながら、授業実践力の基礎を養うことを目指します。授業とは、教師が子どもの学びを意図的・計画的に創造する営みであると同時に、教師と子どもが協同的に学びを創出する過程であるといえます。目の前の子どもが「どのように学んでいるか」をとらえながら、「どのように教えるか」を自ら構想していく力を高めるために、講義や演習を通して、教えるとは何か・学ぶとは何かを考え、「よい授業」の在り方を追究します。
授業の到達
目標
学校教育を取り巻く今日的課題を理解した上で、これからの社会を担う子どもに求められる資質・能力を展望し、教師として子どもに何を学ばせたいかを論じることができる。
教育の方法や技術に関する理論的知識を体系的に理解し、説明することができる。また、それらを用いて、目指す授業像を実現するための手立てを構想することができる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表日に講義連絡にて授業講評を送信する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1オリエンテーション:教育方法学とは予習:シラバスを読み、授業の概要を確認する(30分)
復習:各回のテーマについて考え、関連する教育経験を振り返る(60分)
2知識観・学習観の変遷予習:現行の学習指導要領を確認する(30分)
復習:学習内容を振り返り、整理する(60分)
3西洋における教育思想の歴史予習:テーマについて情報を収集する(30分)
復習:学習内容を振り返り、整理する(60分)
4日本における教育方法の歴史予習:テーマについて情報を収集する(30分)
復習:学習内容を振り返り、整理する(60分)
5授業のデザイン:単元構想、教材研究、発問構成予習:テーマについて情報を収集する(30分)
復習:学習内容を振り返り、整理する(60分)
6教室での学び合い予習:テーマについてこれまでの教育経験を振り返るとともに、情報を収集する(30分)
復習:学習内容を振り返り、整理する(60分)
7教育評価の理論と方法予習:テーマについてこれまでの教育経験を振り返るとともに、情報を収集する(30分)
復習:学習内容を振り返り、整理する(60分)
8模擬授業の計画:学習指導案作成、板書計画予習:テーマについて情報を収集する(30分)
復習:学習内容をふまえ、学習指導案や板書計画を作成する(60分)
9模擬授業の実施:教授スキルの習得、観察予習:模擬授業の授業計画を見直し、授業に必要なスキルを考える(30分)
復習:実施した授業を振り返り、改善点を整理する(60分)
10模擬授業の評価:自己評価、相互評価予習:これまでの学習をふまえ、授業を評価する視点を考える(30分)
復習:自己評価・相互評価をふまえ、授業づくりの視点や方法を整理する(60分)
11実践記録から学ぶ(1)実践から理論を構築することの意義予習:事前に配布される授業逐語記録を読む(30分)
復習:学習内容を振り返り、整理する(60分)
12実践記録から学ぶ(2)子どもの変容と教師のはたらきかけ予習:事前に配布される授業逐語記録を読む(30分)
復習:学習内容を振り返り、整理する(60分)
13情報モラル・情報活用能力の指導予習:テーマについて自らの教育経験を振り返るとともに、情報を収集する(30分)
復習:学習内容を振り返り、整理する(60分)
14教師の専門性と力量形成予習:テーマについて情報を収集する(30分)
復習:学習内容を振り返り、整理する(60分)
15授業のまとめ予習:これまでの学習内容を振り返る(30分)
復習:各回で取り上げた内容を関連付けながら振り返り、理解を深める。(60分)
試験実施方法
その他
評価方法
評価方法割合評価基準
レポート課題60%指定されたテーマについて、講義や演習の内容をふまえて論述することができる。
授業内の演習課題30%教育方法の基礎的な理論をふまえ、授業の計画や実施や評価を協同的に行うことができる。
受講態度10%各回のテーマや課題について、他の受講生と協同して考えを深めることができる。また、自己の学びを振り返り、課題意識をもつことができる。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『テキストは使用しません。授業内で適宜資料を配布します。』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『教育方法学』佐藤学岩波書店
2.『新しい時代の教育方法』田中耕治 他有斐閣アルマ
3.『授業研究と授業の創造』的場正美・柴田好章編渓水社
参考URL
質疑応答
授業の前後に対応します。
授業日以外に質問や相談がある場合は、授業内でお伝えするメールアドレスへご連絡ください。
備考
受講生の学習の状況等に応じて、各回の授業を変更する場合があります。
指示された場合をのぞき、携帯電話やスマートフォン等の使用を禁止します。
筆記試験を受けるには、2/3以上の出席が必要です。
画像
ファイル
更新日付2020/02/05 17:28:00