開講年度2020
開講学科現代社会法学科 2013年度以降入学
科目名ジャーナリズム論
担当教員池上 彰
学期曜日時限春学期 水曜日 5時限
科目区分選択
授業形態講義
対象学年3年
単位数2
科目ナンバーW331-261-01
使用教室7402(名城)
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験実務経験あり


テーマ
ジャーナリズムの理論と実際を知り、社会の仕組みを読み解く力を養成する。
授業の概要
現代社会におけるジャーナリズムの役割と課題について、ジャーナリズムの現場に身を置いてきた立場から、学生諸君と共に考える。講義ではジャーナリズムの歴史や理論を踏まえながら、ジャーナリストの仕事、新聞、放送、ネットなどメディアごとの特性、表現の自由や報道の自由の本質について検討する。さまざまなメディアに囲まれて生きる学生諸君のメディアリテラシーの涵養に資する講義内容を目指す。
授業の到達
目標
1 ジャーナリズムの社会的役割と課題を説明できる。                                      2 「言論の自由」や「表現の自由」について、自分の言葉で他人に説明できる。                      3 ネット上に溢れるフェイク情報に左右されることなく、自分の頭で考え、判断できる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
新聞記事やネット記事など具体的な報道内容を例示し、学生諸君の意見や感想を求める。講義中の質問を歓迎する。成績は記述式の試験によって評価する。講義講評を成績発表日に講義連絡にて送信する。
使用言語
日本語。場合によっては英文資料を使用することもある。
実務経験をいかした教育内容
池上はNHK記者として16年間、キャスターとして16年間、さらにフリーランスのジャーナリストとして15年間の実務経験を持つ。その立場から、実際のジャーナリズムの現場で何が起きているかを具体的に例示し、ジャーナリズムのありかたを考える材料を提供する。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1ジャーナリズムとは何か。メディアとは何か。メディアのジャーナリズムとしての役割を考える。ノート整理等 30分
2メディアの歴史を知る。メディアの発達が歴史を変え、技術の発達がメディアを変えた。その具体例を見ていく。ノート整理等 60分
3異なるメディアの特性を考える。新聞とラジオ、テレビ、週刊誌、月刊誌、ネットはどのような役割を果たしてきたのか。ノート整理等 60分
4公共放送と民間放送の違い。権力との距離、スポンサーとの距離。ノート整理等 60分
5新聞記者の仕事と記者クラブ制度ノート整理等 60分
6ジャーナリズムの仕事とは。現場に即して考察ノート整理等 60分
7権力の走狗か監視人かノート整理等 60分
8「フェイクニュース」を連呼するトランプ大統領ノート整理等 60分
9「表現の自由」「報道の自由」と裁判ノート整理等 60分
10中国における報道の不自由さノート整理等 60分
11報道する側とされる側ノート整理等 60分
12オウム事件と報道ノート整理等 60分
13企業や行政の広報体制ノート整理等 60分
14実名報道か匿名報道かノート整理等 60分
15ジャーナリズムと君たちノート整理等 30分
試験実施方法
定期試験
評価方法
評価方法割合評価基準
800字の記述式で実施。講義中に作成したノート持ち込み可100%講義内容をよく理解しているか。それを自分の言葉で表現できているか。独自の主張があるか。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『必要に応じて資料を配布すると共に参考図書を提示する。』
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
講義中の積極的な質問を歓迎する。あなたの疑問は皆の疑問でもあるはずだ。
備考
日頃からニュースに関心を持つこと。ツイッターやフェイスブックなどのSNSで流れるニュースだけでなく、新聞やテレビなどの別の媒体でのニュースにも極力接触すること。
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更新日付2020/03/05 20:20:54