開講年度2020
開講学科法律学科 2013年度以降入学
現代社会法学科 2013年度以降入学
科目名法職演習Ⅱ(行政法)
担当教員杉原 丈史
学期曜日時限春学期 金曜日 3時限
科目区分選択
授業形態演習
対象学年3年
単位数2
科目ナンバーJ332-842-11
W332-842-11
使用教室7803(名城)
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
行政法に関する資格試験の問題演習
授業の概要
公務員試験(専門試験)・行政書士などの資格試験における行政法分野の過去の択一問題を素材として、解答に必要不可欠な専門的知識および法的判断力を養うとともに、選択肢を的確に見極めるポイントについて分析する。なお、本演習は、秋学期の小林先生担当の法職演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲと同じテキストを使い、前半の行政(作用)法総論の部分を取り扱う(後半の行政救済法の部分は小林先生の演習で扱われる)。よって、両方を続けて受講することにより、1冊のテキスト全体をカバーすることができる。
授業の到達
目標
行政法総論の基本論点に関する択一問題を体系的理解および論理的判断に基づいて解答することができるようになる。そして自身の学習の成果を口頭で発表し、学生同士で質疑応答を行うことができるようになる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
第15回演習において授業講評を行う。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1本演習の意義・進行方法【予習】シラバスを読み返し、演習参加の態勢を整えておく(10)
【課題】行政法に関するプリントを読み、与えられたテーマに関するレポートを作成する(90)
2前回の課題解説①【復習】解説をふまえて、理解が不十分な点を再確認する(30)
【課題】行政法に関するプリントを読み、与えられたテーマに関するレポートを作成する(90)
3前回の課題解説②【復習】同上
【課題】過去問を素材としたテーマに関して、文献を調べ、レポートを作成する(90)
4前回の課題解説③同上
5前回の課題解説④同上
6前回の課題解説⑤
報告分担の決定(受講者数によっては、以降のスケジュールが前後に変更される場合がある)
【復習】同上
【課題】担当分野につき指定された過去問を解くために必要なポイントを抽出する(90)
7報告レジュメの作成準備【課題】前回抽出したポイントにつき文献を調べ、報告レジュメを作成する(120)
8報告順の決定・報告の準備【復習】演習での指示をふまえて、報告の練習をしておく(30)
【課題】次回報告者のレジュメを読んだ上で、指定された過去問の解答案を作成する(90)
9報告・質疑応答①【復習】質疑応答をふまえて、理解が不十分な点を再確認する(30)
【課題】同上
10報告・質疑応答②同上
11報告・質疑応答③同上
12報告・質疑応答④同上
13報告・質疑応答⑤同上
14報告・質疑応答⑥【復習】同上
【課題】報告レジュメの内容を見直す(90)
15演習成果の確認
専門試験に向けた今後の取り組み方
【復習】自身の今後の学習目標・方針を組み立てる(60)
試験実施方法
その他
評価方法
評価方法割合評価基準
各回の課題50・行政法総論に関する択一問題の解答に必要不可欠な事項を体系的に理解している。
・基本的なテーマにつき、上記の知識を活用して論理的に検討し、その結果を分かりやすく要約することができる。
報告・質疑応答50行政法総論の基本論点につき、判例・学説の十分かつ適切な調査・分析、過去問の各選択肢を見極めるポイントの抽出、分析抽出結果の分かりやすい要約・口頭説明、質疑応答での積極的な発言などの点を総合的に評価する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『公務員試験 新スーパー過去問ゼミ5 行政法』資格試験研究会編実務教育出版1,944円978-4-7889-4874-7
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『課題の検討に必要な教科書などについては授業中紹介する。』
参考URL
質疑応答
火曜3限のオフィスアワーに7904研究室にて行う。
備考
毎回必ず予習課題を出すので、それを覚悟の上で履修すること。3・4年生で既に行政法学習が進んでいる者については、最近の重要判例に関する報告を分担する場合がある。
漠然と公務員になりたいと思っているだけでは、卒業時の進路さえおぼつかない結果となりかねないので、まずは合格に向けて本当に勉強を続けていけるのか、実際にチャレンジしてみることを勧める。
なお、課題提出や講義連絡のためにWebCampusを使用する。
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更新日付2020/02/17 15:19:49