開講年度2020
開講学科2020年度法学部現代社会法学科
科目名基礎演習Ⅰ
担当教員杉原 丈史
学期曜日時限春学期 火曜日 1時限
科目区分選択
授業形態演習
対象学年1年
単位数2
科目ナンバーW132-841-01
使用教室7809(名城)
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
自分の力でどこまで法学を学べるか試してみよう!
授業の概要
これから法学部で学んでいこうという1年生にとって必要となる、法学の基本的な考え方や調査・分析手法、レポート作成方法などを実践的に習得させるとともに、大学の授業の特色である演習というスタイルを体験することを通して、討議の場におけるプレゼンテーション・コミュニケーション能力を養う。
授業の到達
目標
基本的な法律情報を調査・分析することができるようになる。その情報を活用して、自ら法的問題を発見し、論理的に検討を行うことができるようになる。そして、こうした調査・分析・検討にあたって、他の学生と協力して取り組み、その成果を口頭で発表し、学生同士で質疑応答および討論を行うことができるようになる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
最終レポート提出期限から1週間以内にWebCampusを通じて授業講評を送信する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1演習の進め方
自己アピール
【予習】シラバスを読み返し、演習参加の態勢を整えておく(15)
【課題】配布された論説文を読み、与えられたテーマに関するレポートを作成する(90)
2現代社会を法の視点からみる意義
論説文の読み解き方
【復習】演習での解説をふまえて、もう一度配布された論説文を読み返す(60)
3法学部生としての新聞の読み方【課題】新聞を読み、興味のある法的問題に関する記事を探し、レポートを作成する(90)
4法的問題の分類のし方【課題】演習で取り上げてみたい法的なテーマを考えてくる(90)
5条文の構造①
報告テーマ選定
【復習】演習での教員のコメントをふまえて、各自の挙げたテーマをもう一度見直す(60)
6条文の構造②
班分け・報告テーマ決定
【課題】各班のテーマにつき関係する法律文献を図書館で検索し、リストを作成する(90)
7インターネットを通じた法律情報検索【復習】演習で習った検索方法を使って、班のテーマについて法律情報を調査する(60)
8判決文の読み方
 *以降、第11回までの間で空いた時間を使って断続的に行う(予習箇所は事前に指定する)
報告レジュメの作成準備①
【予習】事前に配布した判決文のうち指定箇所を読む(30)
【課題】報告に向けた現時点での調査検討状況を中間報告書としてまとめる(90)
9報告レジュメの作成準備②
(判例の読み方につき第8回*参照)
【復習】中間報告書に対する教員のコメントをふまえつつ、調査検討をさらに進める(90)
10報告レジュメの作成準備③
(判例の読み方につき第8回*参照)
【課題】報告レジュメを完成させる(120)
11報告順の決定
報告・討論の方法
(判例の読み方につき第8回*参照)
【復習】演習での説明をふまえて報告の練習をしておく(60)
12報告・討論①【予習】報告担当班のレジュメを読み、質問・意見を考えておく(60)
【復習】報告担当班の学生は、討論の結果を反映すべく、レジュメを見直す(60)
13報告・討論②同上
14報告・討論③同上
15現代社会法学科での今後の学問への取り組み方
最終レポートの作成・提出方法
【課題】最終レポートを作成する(120)
試験実施方法
その他
評価方法
評価方法割合評価基準
演習への貢献度50課題の提出状況・内容、共同作業への協調的な取り組み、討論での積極的な質疑応答・意見などの点を総合的に評価する。
最終レポート(報告実施を条件として演習終了後提出)50前提となる報告・討論の内容も含め、法的問題の自発的な発見、法律情報の十分かつ適切な調査・分析、主張の論理的な展開などの点を総合的に評価する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『法学ガイドブック』入学時に配布される
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
火曜3限のオフィスアワーに7904研究室にて行う。
備考
テキストに加えて1年次の専門教育科目用に購入した小型六法も必携とする。
1回目の演習において、全員に、自分が具体的にどのような法律問題に興味を持っているのかにつき、その理由も含めて述べてもらうので、あらかじめ考えた上で臨んでいただきたい。
 
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更新日付2020/02/17 15:21:59