開講年度2020
開講学科2020年度法学部現代社会法学科
2020年度法学部法律学科
科目名キャリア・デザインⅠ
担当教員神田 桂
学期曜日時限春学期 水曜日 4時限
科目区分選択
授業形態講義
対象学年1年
単位数2
科目ナンバーJ131-861-03
W131-861-03
使用教室7303(名城)
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
成長できる大学生活をすごすために
授業の概要
大学4年間を有意義に過ごし、変化の著しい社会に自信をもって出ていけるよう、自律的な自己成長につながる行動様式を学ぶ。すなわち自己分析や社会理解を進め、視野を広げながら、効果的な目標設定・行動計画力・振り返り力を身につけていく。また、ディスカッションやグループワーク等を通して刺激を受けるだけでなく、他者と協力する力を体験的に身につける。
授業の到達
目標
・大学生活を充実させるための目標を設定し、目標実現のための行動がとれるようになる。
・自分の目標や社会に出るまでに伸ばしたい力を明らかにし、計画立案・行動を試みることができる。
・自分自身(特徴・強み・弱み・価値観・大学で学ぶ理由など)を理解し、他者に表現できる。
・自分が関心のある仕事や業界について情報収集をし、興味の幅を広げる。
・基礎的なコミュニケーション力を身につける。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
WebCampusより「講義連絡」にて授業講評を送信する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
講師の企業勤務経験や独立後の実務経験を活かして、大学時代に本当に身に着けておきたい力・思考行動様式を念頭におき、演習を中心としたアウトプット型のプログラムを実施、指導・助言を行う。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1オリエンテーション
・講義の目的共有/運営にあたってのルール(単位認定のルール含む)を理解する
・「大学時代に成長する」とはどういうことかを理解する。
【予習】シラバスを読み、本講義の全体像をあらかじめ把握する(45)
【復習】本講義の目的およびルール等を確認する(45)
2コミュニケーションを始めよう(ウォーミングアップ)
・講義で必要でもあり、社会に出てからも使える、「基本的なコミュニケーション」のしかたについて学ぶ。(特に傾聴、ノンバーバルコミュニケーション、基本話法)
【復習】講義を踏まえて、改善点に関して他の講義や活動領域で実践する(120)
【復習】提示された関連資料を読む(120)
3キャリアデザインとは/これからの社会と目標への向かい方
・「キャリア・デザイン」の基本的な考え方を知る。
・現在の社会変化を見通しつつ、「キャリアの自律」の必要性を知る。
・現在の目標、夢、「大学でやりたいこと」を考えながら、自分らしい「目標設定タイプ」について考える。
【復習】講義内で取り組んだワークシートを完成させておく(90)
【復習】自分なりに4年後の理想の姿をイメージしておく(60)
4目標に向けた計画立案・意思決定の仕方
・3回目で考えた「目標、夢、やりたいこと」を直近3か月の行動計画に変える。
・愛知学院大学内外で活用できるリソース・チャンスについて知る。
【復習】講義内で紹介された情報を、自分の足と目で実際に確かめ、さらに情報収集を行う(150)
【復習】講義内で立てた目標・行動計画を実行に移す(210)
5自分を知る①自分の歩み/自分らしさとは
・「自分らしさ」を知るうえでは、多面的・両面性を意識することが必要だと学ぶ。
・「自分を知る」ためには自己開示及び他者からのフィードバックを得ることが必要であることを学ぶ。
【復習】講義内で記入したワークシートを見直し、自分なりに補完しておく(90)
【復習】講義内で提示された資料を読み込む(90)
6社会を知る①「社会人」と「働くこと」
自分を知る②自分らしさと仕事
・「社会人になる」「働く」に対する思い込みやに偏りに気づく。
・「働く意味」について考える。
【課題】ロールモデルヒアリング等の調査を行い、レポートにまとめる(240)
7自分を知る③つけたい力~社会人基礎力
社会を知る②社会トレンドを見る
・「社会で求められる力」と、学生側の認識ギャップに気づく。
・現在の自分の「社会人基礎力」を客観視する。
【復習】講義内で立てた行動計画を実践する(210)
【復習】講義内で提示された資料を読み込む(120)
8社会を知る③会社や仕事を研究しよう(PC利用)
・「職業」に対する現在の知識の偏りや不足を知り、広い視野を持つ必要性に気づく。
・一年生の現在、どのような観点から「業界」を見るべきかを知る。
・実際に情報収集を行うことで視野が広がることを体感する。
【課題】業界研究ワークシートを仕上げ、報告の準備を行ってくる(270)
9社会を知る③調査報告会
・他者の視点から業界について知ることでさらに関心を広げる。
・職業によって「誰か・何かに貢献する」ということを具体的に学ぶ。
【復習】情報共有を踏まえてさらに自分なりの情報収集を進める(120)
【復習】講義内で紹介された業界誌・ビジネス誌等に目を通す(120)
10社会を知る④ロールモデル発表/PDCA(PDS)とは
・ロールモデルを発表しあい、「そこから学ぶべき行動様式」を抽出する。
・PDCA(PDS)の考え方について知る。/4回目に立てた目標の点検を行う。
【予習】ロールモデル調査の発表準備を行ってくる(90)
【復習】情報共有を踏まえてさらに自分なりの情報収集を進める(120)
11グループワーク体験
・「チームで活動すること」について体験的に学ぶ。
【復習】講義内で立てた行動計画を実行に移す(210)
【復習】講義内で提示した参考資料を読む(60)
12社会を知る④大学で学ぶ意味とは
・現在学んでいることの意味、社会とのつながりについて考え、「大学で学ぶこと」の意味を再考する。
・次回以降の履修計画に活かす。
【予習】新聞を読み、1日分を持参する(30)
【復習】一週間新聞を読む(30×7日=210)
履修要項を再度読み込み、来期に向けての履修計画を立てる(120)
13これからのキャリアデザインを考える(課題作成)
プレゼンテーションの基本
・今後の大学生活について、この半期を振り返りつつ4年間を見通したプランニングを行う。
【予習】これまでの資料を確認し、振り返りを行う。(60)
【課題】キャリアデザインまとめワークシートの作成、仕上げ(270)
14成果発表①
・13回目にまとめたプランをもとに、この半期の成果と、今後の展望をプレゼンテーションする。他者の見解を自分の糧とする。
【予習】プレゼンテーションの準備(120)
【復習】講義中に他者から得た情報について、自分に有用なことについて調べておく(120)、
15成果発表②/まとめ/ミニレポート作成
・同上。およびまとめとミニレポート記述
【予習】ミニレポートのテーマに即して自分なりの考えをレポートにできるようまとめておく(60)
試験実施方法
その他
評価方法
評価方法割合評価基準
平常点60%毎回のリフレクションシートが質・量ともに適切であることおよびグループワークへの参加態度が積極的であるかどうかを評価対象とする。
課題(ワークシート等)及び実技(プレゼンテーション等)40%講義内で使用するワークシートが質・量ともに適切に意欲的に取り組まれているかどうかを評価する。予定している4種類の提出課題すべてが提出されていることを単位認定の必須要件とする。
聞き手を意識したプレゼンテーションが行えているかどうかを中心に評価する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『大学一年からのキャリアデザイン実践』斎藤博・上本裕子八千代出版2,000円+税978‐4‐8429‐1697‐2
参考書
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参考資料
参考URL
質疑応答
複数講師が担当するため、担当の講師により講義内で指定します。
備考
グループワークを中心に進行するため、グループワーク時の積極的な参加を求めます。ただし、講師による講義中の私語、携帯電話等の操作、無言退室等、進行に悪影響を及ぼす行為は禁止します。お互いに気持ちよく講義を進めましょう。
画像
ファイル
更新日付2020/02/03 15:21:18