開講年度2020
開講学科現代社会法学科 2013年度以降入学
科目名民法Ⅰ(総則)
担当教員永岩 慧子
学期曜日時限春学期 水曜日 1時限
科目区分選択
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーW231-216-04
使用教室7301(名城)
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
私たちの日常生活や様々な取引に共通する民法のルールを学ぶ
授業の概要
民法第一編総則のうち、後半部分を中心に各制度について学ぶ。ここでの内容は、民法全体に共通するルールであり、物権や債権などの領域を理解するために必要不可欠な知識である。
講義では、私たちが日常生活の中で接しうる身近な具体的事例を示しながら特に重要なポイントについて説明する。民法総則に関する基礎的な知識を修得することにより、実際の取引関係において生じる具体的な問題について法的な観点から検討する能力を養う。
授業の到達
目標
・社会における民法の機能を知り、民法総則と呼ばれる分野に規定される各制度の趣旨及び基本原則を理解することができる。
・実際の社会で生じる紛争に民法がどのように関わっているかについて関心をもち、法的観点から問題の所在を発見することができる。
・民法に規定される制度の理解に基づいて、具体的な問題に対する解決方法を考察し、表現することができる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
小テスト・小レポートについては、当日ないし翌週の授業内で解説を行う。また、定期試験については、成績発表日以降にWebCampusの機能を使用して解説・講評を送信する。希望者には、研究室にて採点答案のコピーを返却する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
なし
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1民法の構造、民法の改正について【予習】本科目で扱う民法の条文の範囲を六法で確認しておく。民法の構造を、テキスト等で確認しておく(120分)。
【復習】講義レジュメにおける「理解度確認問題」を解く(120分)。
2法律行為・意思表示【予習】第2回の講義の範囲を、テキストで確認する。講義で扱われる箇所を六法で確認し、条文に目を通す(120分)。
【復習】講義レジュメにおける「理解度確認問題」を解く(120分)。
3意思表示理論の概観【予習】第3回の講義の範囲を、テキストで確認する。講義で扱われる箇所を六法で確認し、条文に目を通す(120分)。
【復習】講義レジュメにおける「理解度確認問題」を解く(120分)。
4心裡留保【予習】第4回の講義の範囲を、テキストで確認する。講義で扱われる箇所を六法で確認し、条文に目を通す(120分)。
【復習】講義レジュメにおける「理解度確認問題」を解く(120分)。
5虚偽表示【予習】第5回の講義の範囲を、テキストで確認する。講義で扱われる箇所を六法で確認し、条文に目を通す(120分)。
【復習】講義レジュメにおける「理解度確認問題」を解く(120分)。
6錯誤【予習】第6回の講義の範囲を、テキストで確認する。講義で扱われる箇所を六法で確認し、条文に目を通す(120分)。
【復習】講義レジュメにおける「理解度確認問題」を解く(120分)。
7詐欺・強迫【予習】第7回の講義の範囲を、テキストで確認する。講義で扱われる箇所を六法で確認し、条文に目を通す(120分)。
【復習】講義レジュメにおける「理解度確認問題」を解く(120分)。
8無効と取消し【予習】第8回の講義の範囲を、テキストで確認する。講義で扱われる箇所を六法で確認し、条文に目を通す(120分)。
【復習】講義レジュメにおける「理解度確認問題」を解く(120分)。
9条件と期限【予習】第9回の講義の範囲を、テキストで確認する。講義で扱われる箇所を六法で確認し、条文に目を通す(120分)。
【復習】講義レジュメにおける「理解度確認問題」を解く(120分)。
10代理制度の概観【予習】第10回の講義の範囲を、テキストで確認する。講義で扱われる箇所を六法で確認し、条文に目を通す(120分)。
【復習】講義レジュメにおける「理解度確認問題」を解く(120分)。
11無権代理【予習】第11回の講義の範囲を、テキストで確認する。講義で扱われる箇所を六法で確認し、条文に目を通す(120分)。
【復習】講義レジュメにおける「理解度確認問題」を解く(120分)。
12表見代理【予習】第12回の講義の範囲を、テキストで確認する。講義で扱われる箇所を六法で確認し、条文に目を通す(120分)。
【復習】講義レジュメにおける「理解度確認問題」を解く(120分)。
13時効制度総論【予習】第13回の講義の範囲を、テキストで確認する。講義で扱われる箇所を六法で確認し、条文に目を通す(120分)。
【復習】講義レジュメにおける「理解度確認問題」を解く(120分)。
14消滅時効・取得時効【予習】第14回の講義の範囲を、テキストで確認する。講義で扱われる箇所を六法で確認し、条文に目を通す(120分)。
【復習】講義レジュメにおける「理解度確認問題」を解く(120分)。
15全体のまとめ・復習【予習】これまでに行った授業の内容を、講義レジュメ及びテキスト・参考書等で確認し、理解が不十分なところを把握しておく(120分)。
【復習】定期試験に向けて講義全体の復習を行う(120分以上)。
試験実施方法
定期試験
評価方法
評価方法割合評価基準
平常点(小テスト・小レポート)30%・基礎的な知識を正確に理解しているか。
・授業で取り上げた問題事例や争点に対して、自ら考察しているか。
定期試験70%・基礎的な知識を正確に理解しているか。
・民法に規定される制度の趣旨及び各論点をめぐる学説・判例の考え方を踏まえ、具体的な問題に対して解決方法を考察し、正確な言葉を用いて表現することができているか。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『新プリメール民法1』中田邦博・後藤元伸・鹿野菜穂子法律文化社3,080978-4589039118
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『民法判例百選I 総則・物権 第8版』潮見佳男・道垣内弘人編有斐閣2,367978-4641115378
2.『民法1 総則 判例30! 』原田昌和・秋山靖浩・山口敬介 有斐閣1,728978-4641137820
参考URL
1.なし
質疑応答
授業終了後のほかオフィスアワー(火曜2限)で対応します。
備考
・六法は毎回持参すること。
・本授業では、上記のテキストを指定しますが、自分に合う教科書類をいくつか参照することも、学習を進めるうえでは効果的です。参考書に関して詳しくは第1回の授業の中で紹介します。
画像
ファイル
更新日付2020/02/15 11:31:49