開講年度2020
開講学科心理学科 2013年度以降入学
健康科学科 2015年度以降入学
2018年度心身科学部健康科学科
2018年心身科学部心理学科
科目名知的障害者の生理・病理
担当教員小森 薫
学期曜日時限春学期集中 その他 集中
科目区分その他
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーL211-276-06
使用教室
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
知的障害者の生理・病理
授業の概要
知的障碍者の病態について多角的に理解を深める。
知能指数の分布から予測すると、IQ70以下の人は2.27%存在するはずなので、理論的には日本の知的障害者数は284万人になる。しかし、公的に知的障害者とされている人は推計41万人であり、実際に存在するはずの障害者数と比較すると6分の1ないし7分の1であり、著しく少ない。このような知的障害者を取り巻く環境について包括的な理解を深めることを目標とする。
授業の到達
目標
 有史以来、重度の知的障害者がいた事は確実である。しかし、軽度の知的障害者の場合は、あまり支障なく社会生活を送れていたことが多かった。しかし、近代的な学校制度が普及するにつれて、年齢基準の学年編成では、どうしても付いていけない児童の存在が明らかになってきた。そしてそういった児童生徒には、単純に怠けていたり、学業への興味がなかったりするために成績が悪い生徒と、努力しても成績が悪い生徒の二種類があるということも段々気付かれてきた。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
レポート(枚数不問)、テーマは「我が国の知的障碍児教育の歩み」について
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
実際の臨床現場や精神鑑定の現場などを供覧し理解を深める。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
11.神経系の解剖学、生理学(1)
22.神経系の解剖学、生理学(2)
33.知的障害児教育の歩み(1)
44.知的障害児教育の歩み(2)
55.知的障害児の特徴とかかわり方(1)
66.知的障害児の特徴とかかわり方(2)
77.知的障害の周辺疾患(1)自閉症
88.知的障害の周辺疾患(2)高機能自閉症
99.知的障害の周辺疾患(3)注意欠陥性多動性
1010.知的障害の周辺疾患(4)学習障害
1111.知的障害の周辺疾患(5)重症心身障害児
1212.非行問題と発達障害
1313.知的障害と刑事責任能力(1)
1414.知的障害と刑事責任能力(2)
1515.まとめ
試験実施方法
レポート
評価方法
評価方法割合評価基準
レポート100%内容と理解度を評価する
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『使用しない』
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
あり。
備考
画像
ファイル
更新日付2020/07/19 23:27:37