開講年度2020
開講学科宗教文化学科 2014年度以降入学
歴史学科 2015年度以降入学
英語英米文化学科 2015年度以降入学
日本文化学科 2013年度以降入学
グローバル英語学科 2013年度以降入学
総合政策学科 2013年度以降入学
健康栄養学科 2013年度以降入学
2018年度心身科学部健康科学科
2018年心身科学部心理学科
科目名特別支援教育
担当教員河合 千丈
学期曜日時限春学期 水曜日 2時限
科目区分その他
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーL211-276-40
使用教室1301
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
特別の支援を必要とする幼児、児童及び生徒に関する理解とその指導及び支援について
授業の概要
特別の支援を必要とする幼児、児童及び生徒の障害等に関する理解を深め、個々の児童生徒の学習上又は生活上の困難さをとらえた上で、小中高等学校において確かな学びができるようにするための指導方法、指導内容について学ぶ。教諭として最低限必要となる特別支援教育に関する知識や学校における指導・支援の仕方を身に付ける。
授業の到達
目標
・特別支援教育の概要を理解し、小中高等学校や特別支援学校における特別支援教育の重要さを説明できる。
・特別の支援を必要とする幼児、児童及び生徒の障害特性や学習上や生活上の困難を理解し、例示することができる。
・特別の支援を必要とする幼児、児童及び生徒に対する教育課程や特性に応じた指導や支援の方法について論ずることができる。
・障害はないが特別の教育的ニーズのある幼児、児童及び生徒の困り感を理解し、その対応の仕方について説明できる。
・特別の支援を必要とする幼児、児童及び生徒の教育について、人権感覚をもって自らの考えを論ずることができる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表日以降に講義連絡にて授業講評を送信する。各授業における課題については添削等をしてその都度返却する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1〇オリエンテーション・特別支援教育の基礎
・授業の目的と概要、授業の進め方などについて
・障害観の歴史と障害のとらえ方
・特別支援教育等に対する意識調査
【予習】シラバスを読み、学習内容を予測する。
【復習】障害の正しいとらえ方や自らの考えを論ずることができるようにしておく。
2〇障害児・者の権利と共生社会の確立
・障害児・者の人権について
・障害者の権利に関する条約から
・共生社会と合理的配慮
【予習】第1回の課題(指導事例)に対して自分の考えをまとめておく。第2回の終了時に提出する。
【復習】本時の終了時に提示するレポート課題(共生社会をつくる)を作成し、次回提出する。
3〇特別支援教育の歴史とインクルーシブ教育システム
・特別支援教育の歴史について
・インクルーシブ教育システムについて
【予習】第2回に配布された資料を事前に読んでおく。
【復習】本時の終了時に提示するレポート課題(インクルーシブ教育システム)を作成し、次回提出する。
4〇特別支援教育に関する法規と学習指導要領
・特別支援教育に関係する法令
・学習指導要領について
【予習】第3回に配布された資料を事前に読んでおく。
【復習】本時に配布された資料を元に、特別支援教育に関係する重要な法律、学習指導要領中の特別支援教育に関する事項について説明できるようにしておく。
5〇特別支援教育の実際①
・特別支援学校の現状について 
・特別支援学校における教育について
【予習】第4回に配布された資料を事前に読んでおく。
【復習】本時に配布される愛知県特別支援教育推進計画について読んで、感想をレポートにまとめ次回提出する。
6〇特別支援教育の実際②
・小中高等学校における特別支援教育の現状と課題について
・教育課程と指導の仕方
【予習】第5回に配布された資料を事前に読んでおく。
【復習】特別支援学校や小中高等学校における特別支援教育について、理解したことを説明できるようにしておく。
7〇各障害種別の教育①
・視覚障害、聴覚障害、知的障害、肢体不自由について
【予習】第6回に配布された資料を事前に読んでおく。
【復習】各障害種ごとに学習したことをまとめ、例示して説明できるようにしておく。
8〇各障害種別の教育②
・病弱・虚弱、言語障害、情緒障害、重複障害
【予習】第7回に配布された資料を事前に読んでおく。
【復習】各障害種ごとに学習したことをまとめ、例示して説明できるようにしておく。
9〇各障害種別の教育③
・発達障害
・その他特別な教育的ニーズ(母語や貧困などの問題を含む)のある児童生徒への対応と指導
【予習】第8回に配布された資料を事前に読んでおく。
【復習】第7~9回の学習から、各障害種別や特別な教育的ニーズのある児童生徒への対応と指導について、自らの考えをレポートにまとめ、次回提出する。
10〇個別の教育支援計画と個別の指導計画
・個別の教育支援計画の意義や作成と活用について
・個別の指導計画の意義や作成と活用について
【予習】第9回に配布された資料を事前に読んでおく。
【復習】個別の教育支援計画と個別の指導計画の意義、作成と活用について説明できるようにしておく。
11〇特別支援教育と医療・福祉との連携、保護者の理解と連携
・医療や福祉等の関係機関との連携について
・保護者の理解と連携について
【予習】第10回に配布された資料を事前に読んでおく。
【復習】本時の学習から、関係機関や保護者との連携について重要な点をレポートにまとめ、次回提出する。
12〇通級における指導と自立活動の指導の実際
・通級による指導について(小中高等学校)
・自立活動について
【予習】第11回に配布された資料を事前に読んでおく。
【復習】自立活動の指導について例示をして説明できるようにしておく。
13〇特別支援教育と就労及びキャリア教育
・特別の支援を必要とする生徒の一般就労や福祉的就労について
・進路指導やキャリア教育について
【予習】第12回に配布された資料を事前に読んでおく。
【復習】特別な支援を必要ようとする生徒の進路について例示をして説明できるようにしておく。
14〇特別な支援を必要とする児童生徒の学びと指導①
・児童生徒の見方・かかわり方
・環境の整備と対応の仕方
【予習】第13回に配布された資料を事前に読んでおく。
【復習】特別な支援を必要とする児童生徒の学びや指導に関して、学習したことから自らの考えをレポートにまとめ、次回提出する。
15〇特別な支援を必要とする児童生徒の学びと指導②
・個別の配慮と授業の進め方
・学習のまとめ
【予習】第14回に配布された資料を事前に読んでおく。
【復習】全15回の授業で学習してきたことをまとめ、学んだことや自らの考えを論ずることができるようにしておく。
試験実施方法
レポート試験
評価方法
評価方法割合評価基準
レポート試験50%提示したテーマに対して、学習したことを活用し、自分の考えを論ずることができる。
各授業におけるレポート課題30%課題に基づいて、自らの考え等をまとめ、文章表現できる。
授業態度20%積極的に発言するなど、前向きな姿勢で授業に参加している。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『授業中に資料を配布』
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
質問については授業中または授業後に受け付ける。
授業時間以外の場合は以下のメールに質問をする。 kawai-s@rx.tnc.ne.jp
備考
・授業は講義を中心とし、内容によってはそれぞれの考えや感想を求める場面がある。積極的に発言してほしい。
・教職に対する高い意識をもって、本学の学生らしく前向きな姿勢で授業に臨んでほしい。
画像
ファイル
更新日付2020/02/06 18:55:29