開講年度2020
開講学科日本文化学科 2013年度以降入学
科目名国語科教育法Ⅰ
担当教員多門 靖容
学期曜日時限春学期 火曜日 1時限
科目区分その他
授業形態講義
対象学年3年
単位数2
科目ナンバーL321-274-30
使用教室3308
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
高等学校「国語」 現代文教材の指導法
授業の概要
 高等学校における国語教育の意義・目標を理解し、その実践について具体的に学ぶことを通し、現場に対応できる基礎的な知識と能力を身につける。高等学校『国語総合』の教科書に掲載されている現代文読解教材を使い、教材研究の方法、学習者の到達目標に適した指導過程の組立てと指導の方法・評価の方法など、実際に授業をする際に必要になることがらについて学ぶ。
授業の到達
目標
1 学習指導要領の国語科の目標・内容を説明できる。
2 学習指導案が作成できる。
3 学習指導案に基づいた授業活動ができる。
4 教材研究に活用できる資料や活用の方法について理解し、研究に役立てることができる。 
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
教育法Ⅱの初回時に、Ⅰでの活動および試験の概評を行う。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1国語科教育の目的【予習】国語の学習を通して身についた力を、箇条書きで記す。(30)
【復習】国語科教育の目的を整理してまとめる。(60)
2現行の学習指導要領の目標・内容と全体構造【予習】現行の学習指導要領(国語)の解説を熟読する(60)
【復習】現行の学習指導要領の特徴をまとめる。(60)
3指導のツールと授業活動および生徒評価【予習】教科書以外にどのような情報があれば教材の理解が深まるか箇条書きで記す。(30)
【復習】授業活動の工夫を整理してまとめる。(60)
4「読むこと」の授業(1)
「水の東西」の指導過程
【予習】「水の東西」を熟読し、何を目的にどんな方法で活動を行うか記す。(60)
【復習】「水の東西」の指導過程を整理し、予習時の知見を深める。(60)
5「読むこと」の授業(2)
「羅生門」(門外場面)の指導過程
【予習】「羅生門」(門外場面)を熟読し、何を目的にどんな方法で活動を行うか記す。(60)
【復習】「羅生門」(門外場面)の指導過程を整理し、予習時の知見を深める。(60)
6「読むこと」の授業(3)
「羅生門」(楼上場面)の指導過程
【課題】「羅生門」(楼上場面)を熟読し、何を目的にどんな方法で活動を行うか記す。(60)
【復習】】「羅生門」(楼上場面)の指導過程を整理し、予習時の知見を深める。(60)
7「読むこと」の授業(4)
「羅生門」(対決場面)の指導過程
【課題】「羅生門」(対決場面)を熟読し、、何を目的にどんな方法で活動を行うか記す。(60)
【復習】】「羅生門」(対決場面)の指導過程を整理し、予習時の知見を深める。(60)
8学習指導案の作成法【予習】ウェブ上に公開されている学習指導案をプリントアウトして読んでくる。(60)
【復習】例にならって、「羅生門」の学習指導案を作成する(180)
9グループワーク(1) 教材分析【予習】担当教材、模擬授業準備(180)
10グループワーク(2) 指導法【予習】担当教材、模擬授業準備(180)
11模擬授業とその検討(1)
「時間と自由の関係について」
【予習】担当教材、模擬授業準備(280)
【復習】自身の模擬授業をふり返り、改善点を明らかにする(120)
12模擬授業とその検討(2)
「ものと記号」
【予習】他グループの教材を熟読し、指導過程を考える。(60)
13模擬授業とその検討(3)
「城の崎にて」
【予習】他グループの教材を熟読し、指導過程を考える。(60)
14模擬授業とその検討(4)
「鏡」
【予習】他グループ教材を熟読し、指導過程を考える。(60)
15模擬授業とその検討(5)
「I was born」他
【予習】他グループの教材を熟読し、指導過程を考える。(60)
【課題】模擬授業の反省をふまえて、学習指導案を作成する。(300)
試験実施方法
定期試験
評価方法
評価方法割合評価基準
定期試験50%授業内容を踏まえたうえで、国語科教育の活動の方法やその結果について論述できる。
受講態度50%自分の教室活動についての資料作りの姿勢や活動態度、仲間の活動を進んでサポートし、ともに力を付け合おうとする態度を客観的に評価する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『国語総合 現代文編』東京書籍プリントして配布する
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『高等学校学習指導要領 国語 解説』文部科学省教育出版
参考URL
質疑応答
火曜日の昼休みおよび4限に、3号館4階3437室にて対応する。
備考
欠席が3分の1を越えた場合は、単位を認めない。また、遅刻も厳禁。遅刻は2分の1欠席扱いとする。
画像
ファイル
更新日付2020/02/06 14:45:07