開講年度2020
開講学科宗教文化学科 2014年度以降入学
歴史学科 2015年度以降入学
英語英米文化学科 2015年度以降入学
日本文化学科 2013年度以降入学
グローバル英語学科 2013年度以降入学
総合政策学科 2013年度以降入学
心理学科 2013年度以降入学
健康科学科 2015年度以降入学
健康栄養学科 2013年度以降入学
2018年度心身科学部健康科学科
2018年心身科学部心理学科
科目名教育行政学Ⅰ
担当教員山口 拓史
学期曜日時限春学期 水曜日 2時限
科目区分その他
授業形態講義
対象学年1年
単位数2
科目ナンバーL111-271-20
使用教室2207
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
現代の「教育行政・制度」を見極める
授業の概要
 「教育行政」は、「国や地方公共団体が教育政策を実現するため、教育法規を基礎に教育制度を運用し、教育条件の整備と教育活動の規制・助成を行うこと」とされ、すべての学校教職員は教育行政・制度と無関係ではいられません。
 この授業では、下記に示すテキストを使用しながら、現代公教育の諸制度をさまざまな角度から見つめることを通じて、その意義・構造について基礎的な知識等の理解を広げ、深めていくことを目指します。その際、学校と地域との連携協働や学校における危機管理の意義等についても留意します。
 さあ、教職をめざす者として、「教育行政・制度」というものをしっかりと見極めてください。
 ※受講希望者は、初回のガイダンスに必ず出席してください。
授業の到達
目標
 (1)テキスト内容の予習(当日の授業範囲を一読以上)を行って積極的に参加し、教育行政・制度の理念としくみを具体的に理解できる。
 (2)その際には、地域における学校教育活動のあり方や危機管理を踏まえた学校安全の必要性についても理解できる。
 (3)各回の授業テーマに関するキーワードを摘出して、その内容等を適切に説明できる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表当日にWebCampus「講義連絡」によって、定期試験出題意図を中心とした授業講評を送信します。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1ガイダンス─この授業の概要とねらいについて<予習>特に必要ないが、絶対に遅刻しないように!
<復習>この授業のねらいについて確認しておく(30~)
2教育行政と教育行政学について─テキスト第1章を中心に理解する<予習>指定したテキスト範囲を少なくとも一読しておく(60~)
<復習>学習内容や感想文用紙を確認・整理する(30~)
3教育行政を動かす組織について─テキスト第2章を中心に理解する<予習>指定したテキスト範囲を少なくとも一読しておく(60~)
<復習>学習内容や感想文用紙を確認・整理する(30~)
4教育を受ける権利の保障について─テキスト第3章を中心に理解する<予習>指定したテキスト範囲を少なくとも一読しておく(60~)
<復習>学習内容や感想文用紙を確認・整理する(30~)
5レビューアワー①─第2~4回の授業を振り返り、学習内容の理解を深める<予習>自身の理解不足部分を確認しておく(30~)
<復習>当該範囲の理解度を再確認しておく(30~)
6学校の適正かつ安全な管理と経営について─テキスト第4章を中心に理解する<予習>指定したテキスト範囲を少なくとも一読しておく(60~)
<復習>学習内容や感想文用紙を確認・整理する(30~)
7就学前の教育と地域連携等について─テキスト第5章を中心に理解する<予習>指定したテキスト範囲を少なくとも一読しておく(60~)
<復習>学習内容や感想文用紙を確認・整理する(30~)
8教育費と教育財政について─テキスト第6章を中心に理解する<予習>指定したテキスト範囲を少なくとも一読しておく(60~)
<復習>学習内容や感想文用紙を確認・整理する(30~)
9教育活動を支える諸条件について─テキスト第7章を中心に理解する<予習>指定したテキスト範囲を少なくとも一読しておく(60~)
<復習>学習内容や感想文用紙を確認・整理する(30~)
10レビューアワー②─第6~9回の授業を振り返り、学習内容の理解を深める<予習>自身の理解不足部分を確認しておく(30~)
<復習>当該範囲の理解度を再確認しておく(30~)
11生涯学習・社会教育行政について─テキスト第8章を中心に理解する<予習>指定したテキスト範囲を少なくとも一読しておく(60~)
<復習>学習内容や感想文用紙を確認・整理する(30~)
12教職員の養成・採用・研修と身分保障について─テキスト第9章を中心に理解する<予習>指定したテキスト範囲を少なくとも一読しておく(60~)
<復習>学習内容や感想文用紙を確認・整理する(30~)
13教育課程行政と教科書について─テキスト第10章を中心に理解する<予習>指定したテキスト範囲を少なくとも一読しておく(60~)
<復習>学習内容や感想文用紙を確認・整理する(30~)
14レビューアワー③─第11~13回の授業を振り返り、学習内容の理解を深める<予習>自身の理解不足部分を確認しておく(30~)
<復習>当該範囲の理解度を再確認しておく(30~)
15まとめ─この授業を通じての自分の変化について確認・考察する
試験実施方法
定期試験
評価方法
評価方法割合評価基準
定期試験100%授業で取り上げたテーマについて、基礎的知識の習得および批判的考察の内容の各レベルに応じて判断しますが、次項の「受講姿勢」に応じて減点を行います。
受講姿勢欠席1回(=遅刻2回)ごとに7点を減点します。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『教育行政学〔改訂新版〕』勝野正章・藤本典裕編学文社1800+税978-4762024900
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『ハンディ教育六法 2020年版』浪本勝年ほか編北樹出版2100+税教職志望者には最新の教育法規に対する理解が欠かせません。
2.『テキスト内掲載文献のほか、必要に応じて授業内で案内します。』
参考URL
質疑応答
原則として、授業時間内あるいは下記のオフィスアワーにおいて随時対応します。
オフィスアワー(通年):火曜日(12:45~13:15)、木・金曜日(12:45~13:30)およびメール等で事前予約された時間帯に2号館5階2525研究室にて。
備考
※上記の各回授業内容は変更する場合があります。
【重要】
(1) 教職をめざす者としてあるべき姿勢で授業に参加することを強く求めます。
(2) 授業には必ず学生証を携行してください(忘れた場合は欠席扱いとなります)。
(3) 遅刻者にはペナルティを課します。
(4) 授業中は指示された場合以外の携帯電話等の使用を禁じます。
(5) あわせて教育学Ⅰ(山口拓史担当)も受講しておくとよいかもしれません。
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更新日付2020/02/07 08:28:42