開講年度2020
開講学科総合政策学科 2013年度以降入学
科目名リサーチ・プロジェクトⅡa
担当教員榊原 博美
学期曜日時限春学期 木曜日 2時限
科目区分必修
授業形態演習
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーG212-841-03
使用教室G408
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
人間関係力を土台とした持続可能な社会実現への方策を探る
授業の概要
少子高齢社会の到来が不可避である今日、社会を単なる超高齢者社会というネガティブなイメージではなくご長寿を喜ぶことができるポジティブな社会にするために今からできることをする必要がある。この授業では学生自身の人間関係力を高めるワークの手法を取り入れながら持続可能な理想社会への方策を提案することを目標とする。
授業の到達
目標
1.他者の多様な価値観にふれながら自分の意見を表明できる。
2.グループにおける意思決定を行う能力を身に付け適切に発表できる。
3.グループで持続可能な理想社会実現に向けての問題解決的な方策を提案できる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
授業内課題については実施回の授業内でその都度フィードバックする。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1ガイダンス:授業方針の説明
○本演習の概要説明と人間関係力を高めるワークを行う。
・グループ編成とアイスブレークのワーク
【予習】シラバスを読み本演習内容を予め把握しておく(120)
【復習】ワークの振り返りと課題への取り組み
(120)
2データを元にしたロジカルシンキングのワーク
○現代社会における子どもの人間関係力低下を関連論文から把握しデータの分析を学ぶ
・グループ内発表と代表選出
【予習】配布論文に倣い子どもの人間関係力低下を示すデータを収集しておく(120)
【復習】説得力のあるデータの分析と提示の仕方について復習しておく(120)
3現代社会の問題と親子関係
○現代社会の問題を背景とした親子関係について学ぶ
・代表発表と観察法(フィールドワーク)の説明
【予習】現代の親子関係についての仮説を立てておく(120)
【復習】観察法とその記述の仕方について理解しておく(120)
4価値観についてのワーク
○人間関係力を高めるため価値観の違いを意識したワークに取り組む
・グループワークと振り返り
【予習】フィールドワークの計画(120)
【復習】自己と他者の価値観の相違について発見したことをまとめておく(120)
5劇化(ロールプレイイング)のワーク
○フィールドワークの記録を劇化し演じる
・グループ内発表と全体発表
【予習】フィールドワークの実施と記録用紙の記述(120)【復習】ロールプレイイングから見出された課題について表現力との関連から振り返っておく(120)
6少子化問題について
○少子化の何が問題かについてディスカッション
・論点を絞るプレゼン方法を身につける
【予習】少子化の何が問題かについて具体的に提示できるようにする(120)
【復習】少子化は問題ではないとする論について調べてみる(120)
7少子化の背景について
○少子化の背景を提示しそれへの解決策を提案する
・問題の分析と解決策の提示
【予習】少子化問題の背景について調べデータを集めてくる(120)
【復習】解決策の有効性について検証してみる(120)
8ライフプランニングと生涯学習
○自分のこれからの10年についてプランニングするワーク
・ワークシートの記述と発表、レジュメ作成の説明
【予習】自分のこれからのプランについて考えておく(120)
【復習】ワークシートを読み返しておく(60)
レジュメの作成法をおさらいしておく(60)
9面接法(インタビュー)のワーク
○他者のライフプランについて興味を持ってインタビューし記録する
・面接法と観察法のワーク
【予習】テレビのトーク番組やインタビュー場面等を参考に効果的な話の聴き方を考える(120)
【復習】観察法から気づいたことについてまとめておく(120)
10自治体の子育て支援策①
○自分と関係のある自治体の子育て支援策について調べたことを発表する
・レジュメ作成とそれに基づくグループ内発表
【予習】自分と関連した自治体の子育て支援策について調べレジュメを作成(120)
【復習】どの自治体にも共通する支援策をカテゴリー分けする(120)
11自治体の子育て支援策②
○自治体の子育て支援について政策分析と発表
・効果的な支援策を代表発表
【予習】役割分担を意識した発表への準備(120)
【復習】効果的な政策についてまとめておく(120)
12最終課題に向けて①
○効果的な自治体の政策に学びオリジナルな政策を立案する
・グループテーマの決定と役割分担
【予習】オリジナルな自治体のネーミングや政策のタイトルを考えておく(120)
【復習】役割分担に応じた資料の収集(120)
13最終課題に向けて②
○効果的な政策とプレゼンについて戦略的に企画する
・役割分担と資料収集、資料作成
【予習】プレゼン資料のデータ収集(120)
【復習】発表への戦略の検討(120)
14最終課題に向けて③
○効果的なプレゼン資料作成と発表練習
・資料完成と役割分担とプレゼンの練習
【予習】プレゼン資料のデータ収集(120)
【復習】効果的なプレゼンについて検討(120)
15発表会の実施とまとめ
○グループで作成したオリジナルな政策の発表(プレゼン合戦形式)
・プレゼンテーションと相互評価
【予習】プレゼン原稿の暗記と実演(120)
【復習】相互評価の振り返りと今後の自己課題について考える(120)
試験実施方法
その他
評価方法
評価方法割合評価基準
授業内の提出課題(個人)50%1回について5点の課題が10回、主にワークシートの記述内容で評価する(妥当性と具体性)。
グループワークでの課題30%1回について5点の課題が6回、ポートフォリオに基づく観点別に評価する。
最終課題20%最終プレゼンテーションとその相互評価、エビデンスとパフォーマンスとポートフォリオに基づく観点別に評価する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『使用しない』
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
授業内、オフィスアワー、メールで対応
オフィスアワーは火曜日の4時間目(12号館6階研究室)
メールアドレス hsakakibara@psis.agu.ac.jp
備考
自主的、積極的な参加を求める。
未提出課題が1つでもある者には単位を認定しない。
画像
ファイル
更新日付2020/02/12 13:34:19