開講年度2020
開講学科健康栄養学科 2013年度以降入学
科目名食品応用分析実験法A
担当教員上野 有紀
望月 美佳
学期曜日時限春学期 水曜日 3時限
春学期 水曜日 4時限
科目区分選択
授業形態実験・実習
対象学年3年
単位数1
科目ナンバーX333-388-24
使用教室14416
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
「食品成分と生体との相互作用」について、実験を行うことにより理解を深める
授業の概要
1年生で履修した「食品成分学」、「食品機能評価法」、2年生にて履修した「食品機能学」の内容の中から、「食物アレルギー」、「食品タンパク質の加熱変性」、「食品成分の機能性」に関する実験手法を習得する。本科目では「食品基礎分析実験法」の内容を応用して、食品学分野での研究・開発にて実際に行われている実験を行う。食品成分と生体との相互作用に着目し、抗体を用いた実験方法、培養細胞系における方法などを理解し、実験操作を学ぶ。
授業の到達
目標
「食品成分学」、「食品機能評価法」、「食品機能学」の内容の中から、「食物アレルギー」、「食品タンパク質の加熱変性」、「食品成分の機能性」に関する基礎知識の定着と関連する実験手法の習得を目標とする。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表日に講義連絡にて授業講評を送信する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1【第1回】実験操作の復習食物アレルゲンについての予習 60分
2【第2回】食物アレルゲンの定量(1)食物アレルゲンの抽出免疫化学的定量法についての予習 60分
3【第3回】食物アレルゲンの定量(2)測定試料の調製、測定測定原理についての予習 60分
4【第4回】食物アレルゲンの定量(3)計算、結果の考察実験結果のまとめ 30分、レポート作成 30分
5【第5回】食品成分の機能性試験(1)LC/MS/MSによる成分分析法食品成分の機能性についての予習 60分
6【第6回】食品成分の機能性試験(2)RT-PCR法による遺伝子発現量定量①測定原理についての予習 60分
7【第7回】食品成分の機能性試験(3)RT-PCR法による遺伝子発現量定量②実験結果のまとめ 30分、レポート作成 30分
8【第8回】食品成分の機能性試験(4)食品に含まれるポリフェノールの定量~成分の抽出~フォーリンデニス法についての予習 60分
9【第9回】食品成分の機能性試験(5)食品に含まれるポリフェノールの定量~ポリフェノールの定量~実験結果のまとめおよび次回の予習 60分
10【第10回】食品タンパク質の加熱変性(1)SH基の定量実験結果のまとめおよびレポートの作成、次回の予習 60 分
11【第11回】食品タンパク質の加熱変性(2)高次構造の変化①タンパク質の加熱変性についての復習 60分
12【第12回】食品タンパク質の加熱変性(3)高次構造の変化②Native PAGEについての予習 60分
13【第13回】食品タンパク質の加熱変性(4)高次構造の変化③測定原理の復習 60分
14【第14回】食品タンパク質の加熱変性(5)高次構造の変化④実験結果のまとめおよびレポートの作成 60分
15【第15回】全体のまとめこれまでの実験内容の復習 60分
試験実施方法
定期試験
評価方法
評価方法割合評価基準
授業への取り組み15%授業への積極的な参加を評価する
レポート・実験ノート30%実験結果を正確に記録し、課題については科学的根拠に基づいて論述されているかを客観的に評価する。
試験55%食品成分と生体との相互作用とその実験手法を十分に理解し、論述できる。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『配布資料を使用する』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『新スタンダード栄養・食物シリーズ5 食品学ー食品成分と機能性―』久保田紀久枝・森光康次郎編東京化学同人本体2,600円+税978-4-8079-1665-8
参考URL
質疑応答
オフィスアワーだけでなく、講義中にも積極的な質疑の時間を設ける。
備考
持ち物:白衣(名札付)、実験ノート、保護メガネ、電卓、ハンドタオル
画像
ファイル
更新日付2020/02/05 15:18:37