開講年度2020
開講学科心理学科 2013年度以降入学
健康科学科 2015年度以降入学
2018年度心身科学部健康科学科
2018年心身科学部心理学科
科目名高次脳機能障害学
担当教員山本 正彦
学期曜日時限春学期 水曜日 3時限
科目区分選択
授業形態講義
対象学年3年
単位数2
科目ナンバーY331-513-01
Z331-512-03
使用教室14103
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
言語聴覚士のための高次脳機能障害学
授業の概要
神経内科専門医、リハ科専門医、臨床遺伝専門医の見地より、言語聴覚嚥下領域において、最も難解な分野に挑む。目に見えにくい障害への対応を解説する。
授業の到達
目標
高次脳機能障害は、遂行機能障害、失語、失行、失認、記憶障害、注意障害、社会的行動障害に分けられる。希少症例の分析から始まった高次脳機能障害では、fMRIなどの脳機能画像法の進歩、高次神経機能と脳局在との関係、その病態機構が明らかになりつつある。高次神経情報処理過程を追いながら、最新の画像診断とともに高次脳機能障害およびそのリハビリテーションを概説する。GIO(一般目標)は高次情報処理過程を体系的に正確に把握し、障害の概念・症候・病巣を系統的に説明できることである。SBOs(行動目標)は言語・行為・対象認知・記憶・注意・実行・情動の高次神経情報の脳内伝達経路を学び、失語・失行・失認・記憶障害・注意障害・遂行機能障害・社会的行動障害の症候と病巣との関連を統合的に説明できることである。脳の可塑性を背景とした認知リハビリテーションは失語症のリハとならび最重要と位置付けがなされている。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
言語聴覚士必須科目にて講評
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1序論(神経心理学の基本概念、神経画像、外傷性脳損傷を含む)該当授業の予習復習(120/120分)
2記憶の障害1該当授業の予習復習(120/120分)
3記憶の障害2(認知症を含む)該当授業の予習復習(120/120分)
4注意機能の障害、遂行機能の障害(前頭葉症状を含む)該当授業の予習復習(120/120分)
5運動の高次障害、動作・行為障害(失行)該当授業の予習復習(120/120分)
6運動の高次障害、動作・行為障害(抑制障害)該当授業の予習復習(120/120分)
7空間構成能力の障害、視空間障害(半側空間無視、構成障害)該当授業の予習復習(120/120分)
8視覚の高次障害(視覚失認)該当授業の予習復習(120/120分)
9聴覚の高次障害(聴覚失認)該当授業の予習復習(120/120分)
10体性感覚などの高次障害該当授業の予習復習(120/120分)
11計算能力の障害(失算)と音楽能力の障害(失音楽)該当授業の予習復習(120/120分)
12半球離断症候群および右半球症状該当授業の予習復習(120/120分)
13リハビリテーション1(評価・指導・訓練・援助)該当授業の予習復習(120/120分)
14リハビリテーション2(評価・指導・訓練・援助)該当授業の予習復習(120/120分)
15総括該当授業の予習復習(120/120分)
試験実施方法
定期試験
評価方法
評価方法割合評価基準
定期試験85禁忌問題あり
受講態度15プラスポップテスト
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『標準言語聴覚障害学 高次脳機能障害学』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『高次脳機能障害学第』石合 純夫
2.『神経心理学入門』古典的名著
3.『高次脳機能障害の理解と診察』画像本
参考URL
質疑応答
オフィースアワー、他
備考
言語聴覚士必須
画像
ファイル
更新日付2020/01/27 15:30:04