開講年度2020
開講学科健康科学科 2015年度以降入学
2018年度心身科学部健康科学科
科目名運動生理学
担当教員石田 直章
学期曜日時限春学期 木曜日 1時限
科目区分選択
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーZ231-482-02
使用教室14202
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
運動による身体の生理的応答を理解する
授業の概要
私達が運動する事は、楽しさや生き甲斐を追求する為だけではなく、健康を維持・促進するためには必要不可欠である。運動は、呼吸循環器系を刺激し、筋骨格系を発達させ、神経系の働きも促進させる。授業ではこれら運動時の身体反応や運動トレーニングに依り、身体のパフォーマンスが向上するメカニズムについて学修する。
授業の到達
目標
身体活動を運動生理学的視点から理解し、実際の運動場面で応用できるようになる。
身体機能を呼吸循環器系、運動器系、エネルギー供給系、制御系などに分けて理解すると同時に、夫々の機能が相互に関係し統合されて運動を実践していることを理解する。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
定期試験を実施する。加えて、授業内で必要に応じてレポートを提出することを求める場合も有る。授業では、そのレポートに関する内容を採り上げ、評価する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
実際にスポーツを実践指導する場面において必要であると想定される事項について、経験に基づいた内容を提示する。具体的には、運動を構成するあらゆる事項が運動生理学的な根拠を持って説明できることを示し、科学的基礎に基いた実践が必要であることを理解できるように授業を進める。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1ガイダンス:授業の方針と計画の説明参考図書に目を通して運動生理学とは何かを知る・30分
2運動の仕組み配布資料を理解する・30分
3運動時の呼吸循環器系応答に関する概要の理解配布資料を理解する・30分
4運動時の呼吸(1)呼吸応答と換気亢進調節呼吸循環器系のメカニズムに関する参考図書を読む・1時間
5運動時の呼吸(2)運動と酸素摂取量呼吸循環器系のメカニズムに関する参考図書を読む・1時間
6運動時の循環(1)運動時の心臓機能調節(高温環境)呼吸循環器系のメカニズムに関する参考図書を読む・1時間
7運動時の循環(2)運動時心拍数と心拍出量(水中環境)呼吸循環器系のメカニズムに関する参考図書を読む・1時間
8運動と筋(1)骨格筋の収縮メカニズム筋骨格系の参考図書を読む・1時間
9運動と筋(2)骨格筋の収縮と神経系の関係筋骨格系の参考図書を読む・1時間
10運動とエネルギー代謝エネルギー代謝に関する配布資料を理解する・30分
11運動と免疫免疫系についての配布賞を理解する・30分
12持久性能力強化の運動生理学的理解(エアロビック運動)実際の運動を想定し、発言できるように準備する・30分
13筋力強化の運動生理学的理解(レジスタンストレーニング)実際の運動を想定し、発言できるように準備する・30分
14運動と健康配布資料を理解する
15運動生理学の応用とまとめ学修したことをまとめる
試験実施方法
定期試験を行う
評価方法
評価方法割合評価基準
レポート30%課題に則したレポートであるかを評価する。
試験50%正確な知識を有しているかを評価する
出席と授業態度20%授業に積極的に参加しているかを評価する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『テキストは使用しない』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『やさしい生理学 第6版』彼末、能勢 編集南江堂
2.『最新運動生理学・身体パフォーマンスの科学的基礎』宮村 編集真興交易遺書出版
参考URL
質疑応答
授業中・オフィスアワーにて応する。
備考
画像
ファイル
更新日付2020/02/14 11:10:59