開講年度2020
開講学科グローバル英語学科 2013年度以降入学
科目名産官学連携講座Ⅲ
担当教員松岡 昌幸
学期曜日時限春学期 月曜日 2時限
科目区分選択
授業形態講義
対象学年1年
単位数2
科目ナンバーV131-811-53
使用教室1302
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験実務経験あり


テーマ
海外観光地理
授業の概要
当授業は、観光産業のマネジメント経験者による「実務経験のある教員の授業科目」に指定されている。今後の大学教育は、グローバル化した「知識基盤社会」において、活躍する人材を育成することが求められており、専門的な知識の習得とともに、社会人として活躍できる汎用的能力を身に付けることが課題である。当講義は「知識基盤社会」の到来の中、大手旅行会社との連携による産官学連携講座により、今後の旅行産業従事者に必要な専門知識を身に付け、オムニバス形式の授業によって、海外の観光都市・観光地・観光名所に関する知識や特徴を身に付ける。また「海外観光地理」を中心に、旅行産業に必要な実務的な専門知識や旅行企画力(旅行プランナー力)を身に付ける。さらに当授業は、国家資格(総合旅行業務取扱管理者・国内旅行業務取扱管理者)のための対策講座でもある。
授業の到達
目標
産官学連携授業による実践的かつ実務的な授業展開を目的とし、旅行産業に必要な基礎知識や専門知識を身に付けることが出来る(知識・技能)。また実践的な授業展開により、海外の旅行企画(旅行プラニング)に必要な情報収集力、情報分析力、課題発見力、構想力、表現力、実行力を身に付けることが出来る(汎用的技能、ジェネリック・スキル、創造的思考力)。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表日から1週間以内に研究室にて答案を返却する。
(但しアポイントのメール連絡が必要)
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
観光学は実務経験と理論の両輪が必要とされているが、旅行会社従事者(総合旅行業取扱主任者、旅行プランナー、添乗員、経営管理者等)によるオムニバス形式で、海外観光地理の基礎知識や観光地の特徴を修得する。また国家資格取得者から、効率的に専門的な知識を身に付けることができる。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1「ガイダンス」:授業方針の説明 *グローバル英語学科教授:松岡昌幸)
○産官学連携講座の内容を理解する
・産官学連携授業(アクティブ・ラーニング)
【予習】シラバスを読み、ゼミ内容をあらかじめ把握する(120分)
【復習】授業の全体について確認(120分)
2アジアの観光地理Ⅰ(韓国、台湾等) *東武トップツアーズ株式会社
○韓国、台湾の観光地特性を理解する
・韓国の基礎知識
・台湾の基礎知識
【予習】韓国、台湾に関する情報収集(120分)
【復習】韓国、台湾の観光地特性を整理(120分)
3アジアの観光地理Ⅱ(中国、香港等) *名鉄観光サービス株式会社
○中国、香港等の観光地特性を理解する(名鉄観光サービス株式会社)
・中国の基礎知識
・香港の基礎知識
【予習】中国、香港に関する情報収集(120分)
【復習】中国、香港の観光地特性を整理(120分)
4アジアの観光地理Ⅲ(シンガポール等) *日通旅行株式会社
○シンガポール等の観光地特性を理解する(日通旅行株式会社)
・シンガポールの基礎知識
・シンガポールの観光地特性
【予習】シンガポールに関する情報収集(120分)
【復習】シンガポールの観光地特性を整理(120分)
5アジアの観光地理Ⅳ(インド等) *株式会社トヨタツーリストインターナショナル
○インド等の観光地特性を理解する
・インドの基礎知識
・インドの観光地特性
【予習】インドに関する情報収集(120分)
【復習】インドの観光地特性を整理(120分)
6ヨーロッパの観光地理Ⅰ(英国等) *株式会社日本旅行
○英国等の観光地特性を理解する
・英国の基礎知識
・英国の観光地特性
【予習】英国に関する情報収集(120分)
【復習】英国の観光地特性を整理(120分)
7ヨーロッパの観光地理Ⅱ(ドイツ、スイス等) *株式会社日本旅行
○ドイツ、スイス等の観光地特性を理解する
・ドイツの基礎知識
・スイスの基礎知識
【予習】ドイツ、スイスに関する情報収集(120分)
【復習】ドイツ、スイスの観光地特性を整理(120分)
8ヨーロッパの観光地理論Ⅲ(フランス、イタリア等) *近畿日本ツーリスト株式会社
○フランス、イタリア等の観光地特性を理解する
・フランスの基礎知識
・イタリアの基礎知識
【予習】フランス、イタリアに関する情報収集(120分)
【復習】フランス、イタリアの観光地特性を整理(120分)
9ヨーロッパの観光地理Ⅳ(ギリシア、スペイン、ポルトガル等)*近畿日本ツーリスト株式会社
○ギリシア、スペイン、ポルトガル等の観光地特性を理解する
・ギリシアの基礎知識
・スペインの基礎知識
・ポルトガルの基礎知識
【予習】ドイツ、スペイン、ポルトガルに関する情報収集(120分)
【復習】ドイツ、スペイン、ポルトガルの観光地特性を整理(120分)
10南北アメリカの観光地理Ⅰ(米国等) *名鉄観光サービス株式会社
○米国等の観光地特性を理解する
・米国の基礎知識
・米国の観光地特性
【予習】米国に関する情報収集(120分)
【復習】米国の観光地特性を整理(120分)
11南北アメリカの観光地理Ⅱ(カナダ等) *株式会社JTB
○カナダ等の観光地特性を理解する
・カナダの基礎知識
・カナダの観光地特性
【予習】カナダに関する情報収集(120分)
【復習】カナダの観光地特性を整理(120分)
12南北アメリカの観光地理Ⅲ(メキシコ、ブラジル、アルゼンチン等) *株式会社JTB
○メキシコ、ブラジル、アルゼンチン等の観光地特性を理解する
・メキシコの基礎知識
・ブラジルの基礎知識
・アルゼンチンの基礎知識
【予習】メキシコ、ブラジル、アルゼンチンに関する情報収集(120分)
【復習】メキシコ、ブラジル、アルゼンチンの観光地特性を整理(120分)
13オセアニア・太平洋の島々の観光地理Ⅰ(オーストラリア、ニュージーランド等)*日通旅行株式会社
○オーストラリア、ニュージーランド等の観光地特性を理解する
・オーストラリアの基礎知識
・ニュージーランドの基礎知識
【予習】オーストラリア、ニュージーランドに関する情報収集(120分)
【復習】オーストラリア、ニュージーランドの観光地特性を整理(120分)
14オセアニア・太平洋の島々の観光地理Ⅱ(グアム、サイパン等)*株式会社トヨタツーリスト
○グアム、サイパン等の観光地特性を理解する
・グアムの基礎知識
・サイパンの基礎知識
【予習】グアム、サイパンに関する情報収集(120分)
【復習】グアム、サイパンの観光地特性を整理(120分)
15授業のまとめ(講義内試験) *グローバル英語学科教授:松岡昌幸
○海外の観光地理を理解する
・講義内試験
【予習】試験対策としてこれまでの学習内容の確認(240分)
試験実施方法
「その他」
評価方法
評価方法割合評価基準
講義内テスト60%各国の観光地理に関する基礎知識、専門知識を身に付けることにより、海外の観光地特性を論述できる。
課題提出20%各授業のキーワードを整理し、理解度を評価する。
授業態度20%授業中の積極的な発言、課題発表における活躍を客観的に評価する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『海外旅行地理プラクティカル第10版(2019)』JTB総合研究所JTB総合研究所2,600円+税別06360709
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
研究室番号:3310号室(3号館3階)
オフィスアワー:火曜日4限
備考
授業形態(毎回講師が変わるオムニバス形式)
産官学連携授業のため、講師や授業内容が変更になる場合もある。
授業中の私語および遅刻は厳禁。携帯電話・スマートフォンの使用は禁止。
画像
ファイル
更新日付2020/02/10 13:53:26