開講年度2020
開講学科日本文化学科 2013年度以降入学
科目名演習(思想と芸術)Ⅰ
担当教員明園 劉作勝
学期曜日時限春学期 木曜日 4時限
科目区分選択必修
授業形態演習
対象学年3年
単位数2
科目ナンバーN322-842-13
使用教室9311
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
書の表現法Ⅰ
授業の概要
古典の学習を中心とする実技の講義。各書体の特定の古典に取り組み、臨書、創作を行うことにより、古典の美とその技法を学び、創作に活かして幅広い表現力を学んでいく。
授業の到達
目標
1、書の古典への理解を深め、継承・発展させる技法を実践できる
2、書の表現様式を総合的に把握し、実践できる
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表日以降にWebCampusから授業講評を送信する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1篆書の臨書と創作①
・大篆の学習(甲骨文)
・古典の臨書(2~4字)
・字形と用筆を重点に置く
【予習】「甲骨文・金文」の基礎知識をあらかじめ把握する(120分)
【復習】授業で練習・添削した部分を見直し、要点を再確認し、稽古しよう(120分)
2 篆書の臨書と創作②
・大篆の学習(金文)
・古典の臨書(4~6字)
・字形と用筆を重点に置く
【予習】資料の「甲骨文・金文」をあらかじめ観察し、字形・筆使いの特徴について把握する(120分)
【復習】授業で練習・添削した部分を見直し、要点を再確認し、稽古しよう(120分)
3篆書の臨書と創作③
・小篆の学習
・篆刻の技法①
【予習】資料の「小篆」をあらかじめ観察し、字形・筆使いの特徴について把握する(120分)
【復習】授業で練習・添削した部分を見直し、要点を再確認し、稽古しよう(120分)
4篆書の臨書と創作④
・篆刻の技法②
・愛学院書展出品作の指導
【予習】創作する内容をあらかじめ観察し、字形・筆使いの特徴について把握する(120分)
【復習】授業で練習・添削した部分を見直し、要点を再確認し、稽古しよう(120分)
5篆書の臨書と創作⑤
・篆刻の技法③
・愛学院書展出品作の指導
【予習】創作する内容をあらかじめ観察し、字形・筆使いの特徴について把握する(120分)
【復習】授業で練習・添削した部分を見直し、要点を再確認し、稽古しよう(120分)
6隷書の臨書と創作①
・古隷の学習
・愛学院書展出品作の指導
【予習】古隷の拓本をあらかじめ観察し、字形・筆使いの特徴について把握する(120分)
【復習】授業で練習・添削した部分を見直し、要点を再確認し、稽古しよう(120分)
7隷書の臨書と創作②
・愛学院書展出品作の指導
【予習】資料の「乙瑛碑」をあらかじめ観察し、字形・筆使いの特徴について把握する(120分)
【復習】授業で練習・添削した部分を見直し、要点を再確認し、稽古しよう(120分)
8隷書の臨書と創作③
・木簡の臨書(居延漢簡)
・愛学院書展出品作の指導
【予習】資料の「木簡」をあらかじめ観察し、字形・筆使いの特徴について把握する(120分)
【復習】授業で練習・添削した部分を見直し、要点を再確認し、稽古しよう(120分)
9隷書の臨書と創作④
・今までの臨書要点を確認
・愛学院書展出品作の指導
【予習】文字内容をあらかじめ用意、字形・筆使いの特徴について調べる(120分)
【復習】授業で練習・添削した部分を見直し、要点を再確認し、稽古しよう(120分)
10隷書の臨書と創作⑤
・隷書創作(半切2行)
・愛学院書展出品作の指導
【予習】文字内容をあらかじめ用意、字形・筆使いの特徴について強化する(120分)
【復習】授業で練習・添削した部分を見直し、要点を再確認し、稽古しよう(120分)
11草書の臨書と創作①
・魏晋草書(十七帖)
【予習】資料をあらかじめ観察し、字形・筆使いの特徴について把握する(120分)
【復習】授業で練習・添削した部分を見直し、要点を再確認し、稽古しよう(120分)
12草書の臨書と創作②
・字形と用筆を強調
・今までの創作要点を確認
【予習】資料をあらかじめ観察し、字形・筆使いの特徴について把握する(120分)
【復習】授業で練習・添削した部分を見直し、要点を再確認し、稽古しよう(120分)
13草書の臨書と創作③
・唐代草書(自叙帖)
・連綿技法を強調
・今までの創作要点を確認
・作品としてまとまる経験を培う
【予習】資料をあらかじめ観察し、字形・筆使いの特徴について把握する(120分)
【復習】授業で練習・添削した部分を見直し、要点を再確認し、稽古しよう(120分)
14草書の臨書と創作④
・明清草書
・全体構成を強調
・作品としてまとまる経験を培う
【予習】資料をあらかじめ観察し、字形・筆使いの特徴について把握する(120分)
【復習】授業で練習・添削した部分を見直し、要点を再確認し、稽古しよう(120分)
15草書の臨書と創作⑤
・創作(半切2行)
・全体構成を強調
・作品としてまとまる経験を培う
・夏休み期間中の課題を課す
【予習】創作内容をあらかじめ字形を調べ、構成を練る(120分)
【復習】夏休みの課題を稽古(120分)
試験実施方法
その他
評価方法
評価方法割合評価基準
授業参加度40%出欠・遅刻・受講態度
課題発表・作品評価  60%提出の有無・要点の表現度
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『授業中に配布』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『適宜指示する』
参考URL
質疑応答
 研究室:3441 毎週木曜日12:40~13:15
 書道教室:9311教室 毎週金曜日12:40~13:00
備考
①書道用具一式各自準備すること。
②受講者の関心や理解度に応じて、内容や進度を変更する場合がある。
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更新日付2020/02/06 11:06:00