開講年度2020
開講学科歴史学科 2015年度以降入学
科目名考古学基礎講読B-Ⅰ
担当教員藤澤 良祐
学期曜日時限春学期 火曜日 2時限
科目区分選択
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーH231-166-05
使用教室考古学整理室
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験実務経験あり


テーマ
考古学と埋蔵文化財の発掘調査
授業の概要
考古学研究の基礎を学習し、考古学研究を取り巻く社会的環境についての知識を深める。すなわち、考古学研究の意義・方法等について学習するとともに、文化財保護法や関連する諸法規を紹介することによって、現状の文化財保護行政についての理解を深める。なお、教材として、過去に実施した発掘調査の報告書や出土遺物を積極的に活用したい。
授業の到達
目標
文化財保護法や関連する諸法規を学習することにより、考古学研究と文化財保護の関係や、現状の文化財保護行政について理解を深めることを目的とする。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
担当教員からの課題レポートについては、秋学期の考古学基礎講読B-Ⅱの中で全体の講評を行います。なお、個別の評価ついては、成績発表日以降に藤澤研究室(3418)にて行います。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
担当教員は、長らく文化財保護行政に携わってきています。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1ガイダンス
○考古学研究の意義について学びます。
【予習】シラバスを読み授業内容全体を把握する(20)
【復習】授業内容をノートのまとめる(20)
2考古資料とは何か
○遺跡・遺構・遺物について学びます。
【予習】発掘調査報告書を読み内容を把握する(30)
【復習】授業内容をノートにまとめる(30)
3考古学の方法論
○層位学と型式学について学びます。
【予習】発掘調査報告書を読み内容を把握する(30)
【復習】授業内容をノートにまとめる(30)
4考古学と関連諸科学
○文献史学や民俗学との違いを学びます。
【予習】発掘調査報告書を読み内容を把握する(30)
【復習】授業内容をノートにまとめる(30)
5考古学と発掘調査
○考古学研究と発掘調査の関わりについて学びます。
【予習】発掘調査報告書を読み内容を把握する(30)
【復習】授業内容をノートにまとめる(30)
6文化財保護法(1)
○様々な文化財の種類について学びます。
【予習】配布資料を読み内容を把握する(30)
【復習】授業内容をノートにまとめる(30)
7文化財保護法(2)
○埋蔵文化財の特徴について学びます。
【予習】配布資料を読み内容を把握する(30)
【復習】授業内容をノートにまとめる(30)
8文化財保護法(3)
○学術調査と緊急調査について学びます。
【予習】配布資料を読み内容を把握する(30)
【復習】授業内容をノートにまとめる(30)
9文化財保護行政(1)
○埋蔵文化財の保護(現状保存と記録保存)について学びます。
【予習】配布資料を読み内容を把握する(30)
【復習】授業内容をノートにまとめる(30)
10文化財保護行政(2)
○埋蔵文化財の把握・周知・調整の方法について学びます。
【予習】配布資料を読み内容を把握する(30)
【復習】授業内容をノートにまとめる(30)
11文化財保護行政(3)
○発掘調査費用の積算方法について学びます。
【予習】配布資料を読み内容を把握する(30)
【復習】授業内容をノートにまとめる(30)
12文化財保護行政(4)
○発掘調査の安全管理について学びます。
【予習】配布資料を読み内容を把握する(30)
【復習】授業内容をノートにまとめる(30)
13文化財保護行政(5)
○出土品の取り扱い・保管について学びます。
【予習】配布資料を読み内容を把握する(30)
【復習】授業内容をノートにまとめる(30)
14文化財保護行政(6)
○埋蔵文化財の保存・活用について学びます。
【予習】配布資料を読み内容を把握する(30)
【復習】授業内容をノートにまとめる(30)
15発掘調査報告書と研究論文
○発掘調査報告書と研究論文との違いを学びます。
【予習】発掘調査報告書の内容をまとめる(60~120)
【復習】授業内容をノートにまとめる(30)
試験実施方法
その他
評価方法
評価方法割合評価基準
課題レポートの提出50%歴史考古学とは何かの理解度によって評価します。
発掘調査報告書の講読30%発掘調査報告書の内容の理解度によって評価します。
授業への参加20%授業における発言度によって評価します。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『愛知学院大学刊行の発掘調査報告書』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『発掘調査の手引き』文化庁記念物課コピーを配布します。
参考URL
質疑応答
オフィスアワーは、木曜日3限、3号館4階の歴史学科共同研究室(藤澤研究室3418)です。また授業の空き時間には、9号館3階の9316教室で適宜質疑の応じます。
備考
画像
ファイル
更新日付2020/02/04 11:32:08