開講年度2020
開講学科宗教文化学科 2014年度以降入学
歴史学科 2015年度以降入学
英語英米文化学科 2015年度以降入学
日本文化学科 2013年度以降入学
グローバル英語学科 2013年度以降入学
総合政策学科 2013年度以降入学
健康栄養学科 2013年度以降入学
2018年度心身科学部健康科学科
2018年心身科学部心理学科
科目名アジアの文化と社会Ⅰ
担当教員柴田 哲雄
学期曜日時限春学期 金曜日 3時限
科目区分選択
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーB231-163-01
使用教室1201
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
習近平の中国を読む
授業の概要
独裁化を強めつつある中国の習近平国家主席。 習近平は、世界第2位となった経済大国にして、世界有数の軍事大国でもある中国をいったいどこに導こうとしているのでしょうか。隣国に暮らす我々にとって、この問いは非常に切実です。この授業では、 今後の習近平政権の重要な政策の理念に連なる習近平の思想の形成を追い、ていねいにひもとくことによって、習近平の中国の行く末を検討することを目指します。またその際には、父・習仲勲の思想との異同や毛沢東の影響についても考察していきます。受講生の皆さんに中国に関する知識がほとんどなくても理解できるように授業を進めていくつもりです。
授業の到達
目標
現代中国政治について理解を深めましょう。そして多様な知識と価値観を理解しましょう。社会科学的な思考方法を習得し、筋道を立てて論述し得るようになることを目指します。さらには課題発見力、問題解決力を涵養することを目指します。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表日から1週間以内に、希望に応じて、WebCampusから授業講評を送信します。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1ガイダンス、成績評価の方法、テキスト、講義の進め方について解説【予習】シラバスを読み授業内容をあらかじめ把握する(60)
【復習】授業全体について確認(90)
2毛沢東回帰の原点【予習】教科書の第1章第1節を熟読し、内容を確認する(60)
【復習】毛沢東回帰の原点について授業の内容を確認し理解を深める(90)
3父・習仲勲からの継承【予習】教科書の第1章第2節を熟読し、内容を確認する(60)
【復習】父・習仲勲からの継承について授業の内容を確認し理解を深める(90)
4「下放」体験【予習】教科書の第1章第3節を熟読し、内容を確認する(60)
【復習】「下放」体験について授業の内容を確認し理解を深める(90)
5青年期の政治的な理想【予習】教科書の第1章第4節を熟読し、内容を確認する(60)
【復習】青年期の政治的な理想について授業の内容を確認し理解を深める(90)
6妻・彭麗媛の肖像【予習】教科書の第1章第5節を熟読し、内容を確認する(60)
【復習】妻・彭麗媛の肖像について授業の内容を確認し理解を深める(90)
7福建省在任時期における経済思想【予習】教科書の第2章第1節を熟読し、内容を確認する(60)
【復習】福建省在任時期における経済思想について授業の内容を確認し理解を深める(90)
8福建省在任時期における政治思想と毛沢東観【予習】教科書の第2章第2・3節を熟読し、内容を確認する(60)
【復習】福建省在任時期における政治思想と毛沢東観について授業の内容を確認し理解を深める(90)
9福建省在任時期における外交政策の原像【予習】教科書の第3章第1節を熟読し、内容を確認する(60)
【復習】福建省在任時期における外交政策の原像について授業の内容を確認し理解を深める(90)
10福建省独自の対台湾政策【予習】教科書の第3章第2節を熟読し、内容を確認する(60)
【復習】福建省独自の対台湾政策について授業の内容を確認し理解を深める(90)
11習近平政権の外交政策と対台湾政策【予習】教科書の第3章第3節を熟読し、内容を確認する(60)
【復習】習近平政権の外交政策と対台湾政策について授業の内容を確認し理解を深める(90)
12習仲勲の民主化志向の政治改革をめぐる姿勢【予習】教科書の第4章第1節を熟読し、内容を確認する(60)
【復習】習仲勲の民主化志向の政治改革をめぐる姿勢について授業の内容を確認し理解を深める(90)
131935年9月の粛清事件【予習】教科書の第4章第2節を熟読し、内容を確認する(60)
【復習】1935年9月の粛清事件について授業の内容を確認し理解を深める(90)
14小説『劉志丹』事件の前後【予習】教科書の第4章第3節を熟読し、内容を確認する(60)
【復習】小説『劉志丹』事件の前後について授業の内容を確認し理解を深める(90)
15まとめ、定期試験についてのガイダンス
*終章は授業では取り上げません
【予習】試験対策としてこれまでの学習内容の確認(210)
【予習】授業内容を踏まえて任意のトピックスに関して論述する準備(210)
試験実施方法
定期試験
評価方法
評価方法割合評価基準
定期試験90%中国近現代史を十分に理解し、授業内容を踏まえた上で、設問について論述できる。
受講態度10%授業中の積極的な発言を客観的に評価する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『習近平の政治思想形成』柴田哲雄彩流社1900円+税9784779170522
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
質疑については授業の前後に受け付けます。またメールでも受け付けています。メールアドレス:tshibata@dpc.agu.ac.jp
備考
毎回の講義の冒頭では、前回の授業の復習を行いますので、忘れずに前回のノートを持ってきましょう。授業前には携帯電話の電源を切っておきましょう。また、出席カードには授業の感想を書いて下さい。
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更新日付2020/02/01 14:25:12