開講年度2020
開講学科健康栄養学科 2013年度以降入学
科目名化学Ⅰ
担当教員織田 博則
学期曜日時限春学期 金曜日 3時限
科目区分必修
授業形態講義
対象学年1年
単位数2
科目ナンバーB111-420-11
使用教室14104
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
化学の基礎の基礎
授業の概要
化学には無機化学、電気化学(リチウムイオン電池など)、物理化学、分析化学、有機化学、栄養化学、食品化学、高分子化学(天然・生体・合成)、生化学などがある。本講は中学校理科(化学);水溶液の性質、水溶液から物質を取り出す方法、酸・アルカリの性質、物質のパーセント濃度、原子と分子、酸化と還元から始まり、秋季開講の分析化学、有機化学や今後開講される健康栄養関連の化学の基礎が理解できる所まで化学教養の基礎力を高める。
授業の到達
目標
物質量、濃度単位の計算や物質に含まれる成分の種類を明らかにすることができる。単体、化合物、混合物、化学結合と原子の構造、周期表と周期律が理解できるようになる。溶液(イオンと分子)、酸、塩基、塩が理解できるようになる。化学反応の速さと化学平衡が理解できるようになる。総じて、分析化学、有機化学や栄養関連化学の基礎項目の理解につなげる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表日から1週間以内に指定教室にて評価の説明を行う。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
大阪教育大学の化学教育、科学教育センターの中高理科教員研修指導の実務経験を活かし、授業資料の作成を行い授業効果を上げる。また、演習問題とレポート作成方法の解説書を作成し、学生各自が演習問題を解答・レポート提出ができるよう指導する。同時に、授業や研修で使用した化学ビデオも有効活用し学生の理解度向上を狙う。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1ガイダンスと化学史,
単体、化合物、混合物
[復習]パソコン使用レポート作成方法の説明に従い、パソコン技術の習得を行う(個人差あり)。単体、化合物、混合物のノート整理(30)。
2物質の構成I[復習]元素、原子、分子で説明した内容のノート整理を行う(30)。練習問題解答(時間は学生個人の能力による)。次週レポート提出。
3物質の構成II[復習]原子を構成する粒子で説明した内容のノート整理を行う(30)。練習問題解答(使用時間は学生個人の能力による)。次週レポート提出。
4原子、分子の構造と電子状態I[復習]原子の構造と電子配置で説明した内容のノート整理を行う(30)。周期表を使い各元素の電子配置記号を書く(使用時間は個人で異なる)。次週レポート提出。
5原子、分子の構造と電子状態II[復習]元素の周期律で説明した内容とビデオ聴取した内容のノート整理を行う(30)。
6化学結合と分子の形状[復習]講義内容のノート整理を行う(30)。イオン結合、共有結合の理解の再確認(使用時間は個人で異なる)。
7原子価、混成軌道[復習]共有結合の混成軌道の理解とノート整理を行う(30)。混成軌道、化学構造レポート作成(使用時間は学生個人の能力による)。次週レポート提出。
8分子の形状、配位結合、電気陰性度[復習]講義内容のノート整理を行う(30)。電気陰性度練習問題解答(使用時間は学生個人の能力による)。次週レポート提出。
9酸化還元、酸化数[復習]授業内容のノート整理を行う(30)。酸化数練習問題解答(使用時間は学生個人の能力による)。次週レポート提出。
10化学反応とエネルギー[復習]ビデオ聴取した内容のノート整理を行う(60)。作成ノートをレポートとして次週提出。完成度を評価する。
11溶液(溶液の濃度)[復習]講義内容のノート整理を行う(30)。練習問題解答(使用時間は学生個人の能力による)。次週レポート提出。
12溶液(電解質溶液、電離平衡)[復習]講義内容のノート整理を行う(30)。練習問題解答(使用時間は学生個人の能力による)。次週レポート提出。
13溶液(水の電離、pH、緩衝溶液)[復習]講義内容のノート整理を行う(30)。練習問題解答(使用時間は学生個人の能力による)。次週レポート提出。
14生活と化学(高分子化学の実際)[復習]高分子化学で講義した内容のノート整理を行う(個人能力により時間は異なる)。作成ノートをレポートとして次週提出。
15生活と化学(色素化学の実際)[復習]色素化学で講義した内容のノート整理を行う(個人能力により時間は異なる)。
試験実施方法
定期試験
評価方法
評価方法割合評価基準
定期試験80%化学の基礎の基礎の理解度を評価する。
受講態度(レポート提出状況含む)20%授業中の積極的な発言、レポート完成度を総合的に判定する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『生活の基礎化学』宮内憲一ら東京教学社2000978-4-8082-3027-2
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
質問がある学生は授業終了後をはじめ、何時でも質問に応じる。ためらわず質問してもらうことを期待している。
備考
2/3以上の授業に出席した者のみ成績評価の対象とする。
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ファイル
更新日付2020/01/22 13:44:03