開講年度2020
開講学科宗教文化学科 2014年度以降入学
歴史学科 2015年度以降入学
英語英米文化学科 2015年度以降入学
日本文化学科 2013年度以降入学
グローバル英語学科 2013年度以降入学
総合政策学科 2013年度以降入学
健康栄養学科 2013年度以降入学
2018年度心身科学部健康科学科
2018年心身科学部心理学科
科目名数学Ⅰ
担当教員望月 朝恵
学期曜日時限春学期 火曜日 3時限
科目区分選択
授業形態講義
対象学年1年
単位数2
科目ナンバーB131-323-01
使用教室9201
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
日常で使う論理と論理学
授業の概要
数学の考え方の基礎である論理の基本法則や妥当な推論形式を,実生活に関連した題材を通じて体系的に学習します(公務員試験「判断推理」類題も取り上げる予定です).
授業の到達
目標
1.論理学の基本概念を理解する.
2.自分の考えを筋道立てて述べることができる.
3.実生活の様々な問題に対して,論理を自覚的に活用できるようになる.
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
小テストの解答をネットワーク経由で提出することにより,正解か否かや正答率がフィードバックされます.その際に,分からないことがあれば質問することが可能です.
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1はじめに:論理学の対象
論理学の対象について,また,正しい推論とはどのようなものかについて概観します.
小テストの問題を次の授業時までに解いておくことが必要です(30).
2文の記号化
日常言語で表現された文章を論理学の記号による表現に置き換える仕方について学びます.
小テストの問題を次の授業時までに解いておくことが必要です(30).
3文の真偽
文の真偽を,真理表と呼ばれる表を作成しながら確かめます.同時に,論理の基本概念と基本法則を学びます.
小テストの問題を次の授業時までに解いておくことが必要です(30).
4ド・モルガンの法則/条件文消去の法則
「ならば」という接続語を含む文を条件文といいます.この回では,条件文の真偽の定義と条件文についての同値法則を学びます.
小テストの問題を次の授業時までに解いておくことが必要です(30).
5条件文の逆・裏・対偶・否定
前回に引き続き,条件文についての同値法則,特に,対偶の法則や対偶法による証明を学びます.
小テストの問題を次の授業時までに解いておくことが必要です(30).
6切断/アリバイの原理
正しい推論と間違った推論を真理表を作成することにより区別する方法を学びます.
小テストの問題を次の授業時までに解いておくことが必要です(30).
7三段論法
妥当な推論と健全な推論の違いを学びます.また,三段論法と対偶を組み合わせた練習問題を解きます.
小テストの問題を次の授業時までに解いておくことが必要です(30).
8両刀論法(ジレンマ)
場合分けの証明や,二分法の誤りなどについて学びます.
小テストの問題を次の授業時までに解いておくことが必要です(30).
9分配法則を含む推論
論理演算における分配法則を学び,推論や論証の中で,どのように応用できるかを学びます.
小テストの問題を次の授業時までに解いておくことが必要です(30).
10Excelによる真理表作成
Excelを用いて真理表を作成することにより,推論の妥当性について復習します.
小テストの問題を次の授業時までに解いておくことが必要です(30).
11述語と集合
これまでに学んだ命題論理学を拡張し,その基礎となる述語や集合などについて学びます.
小テストの問題を次の授業時までに解いておくことが必要です(30).
12存在命題を含む推論
「~が存在する」という主張を記号化する仕方と,それを含む推論について学びます.
小テストの問題を次の授業時までに解いておくことが必要です(30).
13拡張されたド・モルガンの法則
「どの矛によっても貫かれない盾が存在する」という命題を否定するには,どのようにすればよいでしょうか?拡張されたド・モルガンの法則により,このような問題を考えます.
小テストの問題を次の授業時までに解いておくことが必要です(30).
14必要十分条件/パラドクスとウソつき問題
「うそつきのパラドクス」や,「ラッセルのパラドクス」などを紹介します.また,ウソつきのパラドクスの考え方を応用して,「ウソつき問題」を解きます.
小テストの問題を次の授業時までに解いておくことが必要です(30).
15まとめと復習テスト
論理学の基本概念について理解しているかどうか,また,それらを応用して正しい推論と間違った推論を区別できるかどうかなどを確認します.
試験実施方法
その他
評価方法
評価方法割合評価基準
授業への参加40%login記録,口頭発表,提出物,小テストの得点などが評価の対象となります.
復習テスト60%論理学の基本概念を理解し,正しい推論と間違った推論を区別できるかどうかなど(筆記試験によるもの)が評価基準となります.
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『数学I・数学の思考法(第3版)---日常で使う論理と論理学---』望月朝恵成文堂1300978-4-7923-9270-3
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
授業の途中・最後に質疑応答の時間を設けます.
備考
この授業では,PCを利用して課題を提出します.提出方法については,初回授業時に説明します.
画像
ファイル
更新日付2020/02/15 20:49:44