開講年度2020
開講学科宗教文化学科 2014年度以降入学
歴史学科 2015年度以降入学
英語英米文化学科 2015年度以降入学
日本文化学科 2013年度以降入学
グローバル英語学科 2013年度以降入学
健康栄養学科 2013年度以降入学
2018年度心身科学部健康科学科
2018年心身科学部心理学科
科目名論理学Ⅰ
担当教員長谷川 暁人
学期曜日時限春学期 火曜日 4時限
科目区分選択
授業形態講義
対象学年1年
単位数2
科目ナンバーB131-111-11
使用教室2108
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
クリティカルシンキング
授業の概要
世の中には様々な情報が溢れているが、そのどれもが正しく、有益であるわけではない。
偏った情報、誤った知識をより分けるためには、私たち受け手の能力が必要だ。
この授業では、いわゆるクリティカルシンキング(批判的思考)と呼ばれる論理の基本について学ぶ。
その中で詭弁や誤謬を退け、基本的な推論についての知識を身につけることを目指す。
授業の到達
目標
まずは、基本的ないくつかの思考法(演繹法・帰納法)について理解することが求められる。
その後、より実践的に情報を精査し、正しく読む力を身に着けることを最終的な目標とする。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表後に講義連絡にて授業講評を送信する。
使用言語
日本語を使用する。
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1論理とは(論理的に話すとはどういうことか)【予習】シラバスを読み、講義の全体的な内容を把握する(30)
【復習】レジュメを読み返し、内容についての理解を深める(30)
2演繹法(演繹的な推論の諸形式と、三段論法について)【予習】参考書等を読み、テーマについての知識を得ておく(60)
【復習】レジュメを読み返し、内容についての理解を深める(60)
3逆・裏・対偶(条件法の三段論法について、その逆・裏・対偶の形とその妥当性を学ぶ)【予習】参考書等を読み、テーマについての知識を得ておく(60)
【復習】レジュメを読み返し、内容についての理解を深める(60)
4接続表現(接続表現の種類とその正しい使い方について)【予習】参考書等を読み、テーマについての知識を得ておく(60)
【復習】レジュメを読み返し、内容についての理解を深める(60)
5隠れた前提(議論の背景となる隠れた前提を明らかにし、批判的に検討する)【予習】参考書等を読み、テーマについての知識を得ておく(60)
【復習】レジュメを読み返し、内容についての理解を深める(60)
6否定(条件法や量化を含んだ文章について、否定の形を学ぶ)【予習】参考書等を読み、テーマについての知識を得ておく(60)
【復習】レジュメを読み返し、内容についての理解を深める(60)
7帰納法(1)(枚挙や仮説形成といった帰納的な推測を学ぶ)【予習】参考書等を読み、テーマについての知識を得ておく(60)
【復習】レジュメを読み返し、内容についての理解を深める(60)
8帰納法(2)(帰納の一つである類比について、また演繹と帰納の見分けについて)【予習】参考書等を読み、テーマについての知識を得ておく(60)
【復習】レジュメを読み返し、内容についての理解を深める(60)
9中間テスト【予習】これまでのレジュメを読み返し、問題を解き直しておく(120)
10根拠を示す(主張と根拠のつながり、より確からしい根拠の模索)【予習】参考書等を読み、テーマについての知識を得ておく(60)
【復習】レジュメを読み返し、内容についての理解を深める(60)
11推測の確からしさ(事実の因果関係について、その探求方法を学ぶ)【予習】参考書等を読み、テーマについての知識を得ておく(60)
【復習】レジュメを読み返し、内容についての理解を深める(60)
12代替仮説について(必要十分条件と、代替仮説について)【予習】参考書等を読み、テーマについての知識を得ておく(60)
【復習】レジュメを読み返し、内容についての理解を深める(60)
13バイアス(因果関係を判定する際の私たちの思考のバイアスについて)【予習】参考書等を読み、テーマについての知識を得ておく(60)
【復習】レジュメを読み返し、内容についての理解を深める(60)
14事実と価値(事実に関する主張と、価値に関する主張の違いと、その検討方法について)【予習】参考書等を読み、テーマについての知識を得ておく(60)
【復習】レジュメを読み返し、内容についての理解を深める(60)
15詭弁と誤謬(議論の際に陥りがちな詭弁や誤謬について)【予習】参考書等を読み、テーマについての知識を得ておく(60)
【復習】これまでのレジュメを読み返し、定期試験に備える(120)
試験実施方法
定期試験
評価方法
評価方法割合評価基準
中間テスト40%内容が理解できているか。
講義内で学んだ思考法を使い、実際に問題を解くことができるか。
期末定期試験60%内容が理解できているか。
講義内で学んだ事柄を生かし、具体的な問題に解答を与えることができるか。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『使用しない』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『論理トレーニング101題』野矢茂樹産業図書22009784782801369
2.『大人のための国語ゼミ』野矢茂樹筑摩書房19804480816801
3.『哲学思考トレーニング』伊勢田哲治ちくま新書9464480062459
4.『「科学的思考」のレッスン』戸田山和久NHK出版9464140883650
参考URL
質疑応答
授業冒頭に毎回コメントシートを配布し、終了時に回収する。
コメントシートには授業に関する感想や質問等を書いてもらい、次回の冒頭でいくつかを取り上げ、解説する。
備考
画像
ファイル
更新日付2020/02/02 14:38:02