開講年度2020
開講学科宗教文化学科 2014年度以降入学
歴史学科 2015年度以降入学
英語英米文化学科 2015年度以降入学
日本文化学科 2013年度以降入学
グローバル英語学科 2013年度以降入学
総合政策学科 2013年度以降入学
健康栄養学科 2013年度以降入学
科目名心理学Ⅰ
担当教員金田 宗久
学期曜日時限春学期 月曜日 3時限
科目区分選択
授業形態講義
対象学年1年
単位数2
科目ナンバーB131-285-01
使用教室1301
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
心理学へのいざない:「こころ」とは何かを理解する
授業の概要
心理学は、人間のこころの働きを科学的に解明しようとする学問です。その研究分野は多岐にわたっており、知覚、学習、認知、社会、発達、臨床などさまざまな領域が存在しています。この講義では、心理学の研究で示されてきた基本的な知見を確認しながら、人間のこころがどのような特徴を有しているのかを解説していきます。
授業の到達
目標
本講義の到達目標は以下の2点です。
 (1)心理学で扱われる「こころ」について説明できる。
 (2)心理学の研究知見を自己理解や他者理解に適用することができる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表日に講義連絡にて授業講評を送信します。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1〈ガイダンス〉
心理学がどのように「こころ」をとらえているのかについて、心理学の歴史や研究法を概観することによって理解を深めます。
【予習】シラバスを熟読し、授業内容について事前に把握する(30)
【復習】第1回の授業内容について整理し、ノートにまとめる(60)
2〈知覚のしくみ〉
人間がいかに世界(外界)から情報を得ているか、主に視覚の点からそのメカニズムについて学びます。
【予習】配布資料を熟読し、分からない点は調べておく(60)
【復習】第2回の授業内容について整理し、ノートにまとめる(120)
3〈記憶のしくみ1〉
人間が物事を記憶する際の基本的なしくみについて学びます。
【予習】配布資料を熟読し、分からない点は調べておく(60)
【復習】第3回の授業内容について整理し、ノートにまとめる(120)
4〈記憶のしくみ2〉
人間が記憶したものを忘れてしまうメカニズムについて学びます。そして、忘れないための工夫があるかどうかを考えます。
【予習】配布資料を熟読し、分からない点は調べておく(60)
【復習】第4回の授業内容について整理し、ノートにまとめる(120)
5〈認知のしくみ〉
人間が考え、理解や判断をするしくみについて学びます。また、認知のなかで生じる歪み(バイアス)について考えます。
【予習】配布資料を熟読し、分からない点は調べておく(60)
【復習】第5回の授業内容について整理し、ノートにまとめる(120)
6小テスト1の実施と解説(出題範囲:第1回から第5回)

〈感情とこころ〉
感情の機能とそれが人間の認知や行動に及ぼす影響について学びます。
【予習】小テスト対策として、これまでまとめた学習内容を確認(60)
配布資料を熟読し、分からない点は調べておく(60)
【復習】第6回の授業内容について整理し、ノートにまとめる(120)
7〈脳科学と心理学1〉
脳に関する基礎的な知識(脳部位や脳機能の測定法)について学びます。
【予習】配布資料を熟読し、分からない点は調べておく(60)
【復習】第7回の授業内容について整理し、ノートにまとめる(120)
8〈脳科学と心理学2〉
脳機能と心理現象との関連について学びます。
【予習】配布資料を熟読し、分からない点は調べておく(60)
【復習】第8回の授業内容について整理し、ノートにまとめる(120)
9〈動機づけ〉
動機づけのメカニズムを学ぶことで、やる気をコントロールする方略について考えます。
【予習】配布資料を熟読し、分からない点は調べておく(60)
【復習】第9回の授業内容について整理し、ノートにまとめる(120)
10〈こころの発達〉
人間のこころと身体の変化(発達)の過程について学びます。
【予習】配布資料を熟読し、分からない点は調べておく(60)
【復習】第10回の授業内容について整理し、ノートにまとめる(120)
11小テスト2の実施と解説(出題範囲:第6回から第10回)

〈青年期のこころ〉
青年期のこころの特徴と心身の成長について学びます。
【予習】小テスト対策として、これまでまとめた学習内容を確認(60)
配布資料を熟読し、分からない点は調べておく(60)
【復習】第11回の授業内容について整理し、ノートにまとめる(120)
12〈臨床心理学1〉
心の不調がどのようなもので、それらに対する専門家によるアプローチがどのようなものかについて学びます。
【予習】配布資料を熟読し、分からない点は調べておく(60)
【復習】第12回の授業内容について整理し、ノートにまとめる(120)
13〈臨床心理学2〉
日常生活の中に取り入れることのできる心の不調を予防するためのアプローチについて体験します。
【予習】配布資料を熟読し、分からない点は調べておく(60)
【復習】第13回の授業内容について整理し、ノートにまとめる(120)
14〈スポーツ心理学〉
身体を動かすことと心の健康との関係について学びます。
【予習】配布資料を熟読し、分からない点は調べておく(60)
【復習】第14回の授業内容について整理し、ノートにまとめる(120)
15小テスト3の実施と解説(出題範囲:第11回から第14回)

〈まとめ〉
授業全体を振り返り、心理学で扱われる「こころ」の特徴についてまとめます。また、これまでに実施してきた小テストを見直すとともに、試験に関する注意事項の説明を行います。
【予習】小テスト対策として、これまでの学習内容を確認(60)
【復習】小テストおよびこれまでの学習内容全般を復習する(90)
試験実施方法
定期試験
評価方法
評価方法割合評価基準
授業時に実施する小テスト(計3回)30授業内容を理解しているかどうか
定期試験70心理学的観点から身の回りの現象を理解し、その内容について論述できているかどうか
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『使用しない』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『絶対役立つ教養の心理学―人生を有意義にすごすために―』藤田哲也(編著)ミネルヴァ書房2,500円+税9784623053384
2.『絶対役立つ教養の心理学 展開編―人生をさらに有意義にすごすために―』藤田哲也(編著)ミネルヴァ書房2,800円+税9784623063451
参考URL
質疑応答
質問等がある場合は、講義の前後の時間に聞いてください。時間が取れない場合は、毎授業時にコメントシートを用意しますので、そちらを活用してください。テーマに関する質問が出された場合、全体に向けてフィードバックします。
備考
(1)講義中許可なく携帯電話・スマートフォンを操作することや、他の受講生の迷惑になる行為(例.私語、立ち歩き)を禁止します。
(2)上記1の禁止行為について守られない場合は退室していただき、その回を「欠席」として扱います。
(3)講義時間を利用して、調査や実験を実施することがありますので、参加協力をお願いします。
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更新日付2020/02/05 09:09:36