開講年度2019
科目名国際法研究 講義
科目ナンバー
開講種別通年
対象学年1年
担当者佐藤 一義
単位数4
曜日・時限通年 ダミー(曜日区分) ダミー(時限)
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
国際社会と法
授業の概要
国際社会を規律する法規範としての「国際法」について理解することを目的とする。国内社会を規律する「国内法」との比較をしつつ、その妥当基盤としての国際社会の構造に由来する、法的特質と、その存在形態としての「国際慣習法」と「条約」についての知識を深めることをねらいとする。
授業の到達
目標
国際社会の構造的特質と国際法の「法源」としての国際慣習法と条約の概念を理解してもらうことを目標とする。
授業計画(春)
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1序論:講義の概要【予習】シラバスを読み本授業内容をあらかじめ把握する(20)
【復習】授業全体について確認(30)
2国際社会の構造:近代国際社会の成立【予習】国際社会の構造を考える(20)
【復習】国内社会との比較について研究する(30)
3国際社会の構造:国際社会の構造変動【予習】国際社会の構造を考える(20)
【復習】「立法・司法」過程を確認する(30)
4国内社会との構造比較:法定立のプロセス【予習】国内社会の構造を考える(20)
【復習】「立法」過程を確認する(30)
5国内社会との構造比較:紛争解決のプロセス【予習】国内社会の構造を考える(20)
【復習】「司法」過程を確認する(30)
6法源(法の存在形態):法の分類【予習】国際法の存在形態を考える(20)
【復習】国際慣習法を確認する(30)
7法源(法の存在形態):法の段階構造【予習】国際法の存在形態を考える(20)
【復習】条約を確認する(30)
8国際社会と法:国際社会における「法の支配」【予習】国際社会と法を考える(20)
【復習】国家間の「黙示的合意」について確認する(30)
9国際社会と法:国際紛争の解決【予習】国際社会と法を考える(20)
【復習】国家間の「明示的合意」について確認する(30)
10国際法の成立:近代国際法の生成【予習】国際法の成立について考える(20)
【復習】近代国際社会と法について確認する(30)
11国際法の成立:現代国際法の発展【予習】国際法の成立について考える(20)
【復習】現代国際社会と法について確認する(30)
12国際法の法源:国際慣習法の概念【予習】国際法の法源について考える(20)
【復習】国際慣習法の具体例を確認する(30)
13国際法の法源:条約の概念【予習】国際法の法源について考える(20)
【復習】条約の具体例を確認する(30)
14国際法の発展:国際法の構造変動【予習】国際法の発展について考える(20)
【復習】国際法の構造変動を確認する(30)
15まとめ:小活【予習】これまでの学習内容の確認(60)
    
授業計画(秋)
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1国際法の発展:現代国際法の概念【予習】国際法の発展について考える(20)
【復習】国際社会の発展を確認する(30)
2現代国際法の役割:国際人権法【予習】現代国際法の役割について考える(20)
【復習】「国際社会の共通の利益」を確認する(30)
3現代国際法の役割:国際環境法【予習】現代国際法の役割について考える(20)
【復習】人権保障や環境保全について確認する(30)
4国際法の法典化:国際法の特質と法典化の必要性【予習】国際法の法典化を考える(20)
【復習】国際連盟までの法典化を確認する(30)
5国際法の法典化:法典化条約とその問題点【予習】国際法の法典化を考える(20)
【復習】国際連合を中心とした法典化を確認する(30)
6国際法の存在形態:国際慣習法の特質【予習】国際法の存在形態を考える(20)
【復習】国際慣習法の成立と発展を確認する(30)
7国際法の存在形態:条約法に関するウィーン条約【予習】国際法の存在形態を考える(20)
【復習】条約の締結手続を確認する(30)
8条約の形成:「合意」原則と条約【予習】条約の形成を考える(20)
【復習】特に「留保」制度を確認する(30)
9条約の形成:条約の成立要件【予習】条約の形成を考える(20)
【復習】特に「条約の無効」を確認する(30)
10条約の変更:条約の改正【予習】条約の変更を考える(20)
【復習】条約の「改正」を確認する(30)
11条約の変更:条約に対する留保【予習】条約の変更を考える(20)
【復習】条約に対する「留保」の変化を確認する(30)
12条約の効力:条約の有効性【予習】条約の効力を考える(20)
【復習】条約の「成立要件」を確認する(30)
13条約の効力:条約法条約第26条から第38条【予習】条約の効力を考える(20)
【復習】条約の「無効・終了」を確認する(30)
14条約の無効:条約法条約第46条から第53条【予習】条約の無効について考える(20)
【復習】「無効原因」について確認する(30)
15総まとめ:総括【予習】これまでの学習内容の確認(60)
    
評価方法・基
準(評価割合)
受講態度、講義中の質疑応答、レポートによって総合的に評価する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『初回に指示する』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『初回に指示する』
参考URL
質疑応答
 6号館講師控室(15:00~)
備考
初回に指示するテキストにより、予習・復習をしっかりしてほしい。
画像
ファイル
更新日付2019/01/10 11:18:42