開講年度2019
科目名エリア・リサーチC/エリア・リサーチⅢ
科目ナンバーC2-31-238-81
M2-31-238-81
E2-31-238-05
開講種別秋学期
対象学年2年
担当者津田 秀和
岩岡 ひとみ
単位数2
曜日・時限秋学期 金曜日 4時限
キャンパス名城公園キャンパス
実務経験のある教員による授業科目実践的授業


テーマ
介護・福祉領域のソーシャルビジネスを題材とする実践型講義
授業の概要
 企業経営特論B(津田・岩岡担当)との連動により、ソーシャルビジネスに関するプロジェクトへの参画を通じ、実践的な学びを行う。グループ単位の活動がメインとなり、集団での成果実現に関する感覚も磨かれる。自らの能力を理解し、それらを伸ばすための更なる学習につなげていく。講師としてNPO全国福祉理美容師養成協会の岩岡ひとみ氏を迎えて実施される。担当教員が二名いるが、一名(担当教員名:津田)は、主として理論面の指導と講義全般の管理を受け持つ。もう一名(担当教員名:岩岡)は、外部者との連携調整、具体的な企画の指導など、主として実践面での指導を担う。
授業の到達
目標
(1) 成果の達成、(2) 成果達成に関連する個と集団との関係、学外者との関係維持、プロジェクトの厳しさや愉しさなどを実践を通じて生きた言葉で表現できるようになること、(3)自らの能力理解について表明できるようになることが目標である。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1授業趣旨を理解する。その上でグループ単位での活動となることを前提に、グループ間での意識調整のためのワークを行う。一緒に活動をする人たちの意識や性格を理解し、授業内での協働に活かせるようにすることが重要である。自らの活動目標を定め、文書化する。学期末に振り返りのレポートに行かせるように具体的で程度が分かるような書き方を心がけることが重要である。60分
2介護・福祉に関する各グループのまとめを共有する。あわせて、情報収集とプレゼンテーションの巧拙についての見解を共有する。情報収集とプレゼンテーションについて不足する知識、ノウハウ、スキルをリストアップし、その向上策をまとめる。60分
3活動グループのグルーピングと各グループのテーマ設定を行う。グループ内での自らの貢献目標、伸ばしたい能力を検討し、まとめる。60分
4活動目標と計画を具体的に定める。計画に沿って活動を行うときの自らの貢献目標とその活動から成長が期待される能力について検討し、まとめる。60分
5各グループの設定したテーマに関連するグループワーク。計画に満たないタスクについての作業を進める。また、計画の進捗状況をチェックし、人員、時間配分、計画、メンバー及び自らの意欲についての見直しを行う。90分
6各グループの設定したテーマに関連するグループワーク。計画に満たないタスクについての作業を進める。また、計画の進捗状況をチェックし、人員、時間配分、計画、メンバー及び自らの意欲についての見直しを行う。90分
7各グループの設定したテーマに関連するグループワーク。計画に満たないタスクについての作業を進める。また、計画の進捗状況をチェックし、人員、時間配分、計画、メンバー及び自らの意欲についての見直しを行う。90分
8中間報告会を行う。活動状況をプレゼンし、情報共有および活動の洗練を試みる。中間報告時に受けたコメントを元に、活動計画の調整を行う(90分)。
9各グループの設定したテーマに関連するグループワーク。計画に満たないタスクについての作業を進める。また、計画の進捗状況をチェックし、人員、時間配分、計画、メンバー及び自らの意欲についての見直しを行う。90分
10各グループの設定したテーマに関連するグループワーク。計画に満たないタスクについての作業を進める。また、計画の進捗状況をチェックし、人員、時間配分、計画、メンバー及び自らの意欲についての見直しを行う。90分
11各グループの設定したテーマに関連するグループワーク。計画に満たないタスクについての作業を進める。また、計画の進捗状況をチェックし、人員、時間配分、計画、メンバー及び自らの意欲についての見直しを行う。90分
12各グループの設定したテーマに関連するグループワーク。計画に満たないタスクについての作業を進める。また、計画の進捗状況をチェックし、人員、時間配分、計画、メンバー及び自らの意欲についての見直しを行う。90分
13活動の振り返りを行う。活動報告を主とするが、プロジェクトマネジメントの感覚を養うために、当初立てた目標と実態とのずれ、およびそのずれが生じた原因分析を必ず含める。プレゼンテーションのための資料の作り込みと発表練習を行う。90分
14成果報告を行う。プレゼンテーション形式で行う。プレゼンテーションを聞く間は、内容とプレゼンテーションの質について、まとめ、活動グループにフィードバックを返せるように見解をまとめる。自分の属する活動グループに寄せられた意見を反映し、秋学期にどのように改善することができるかを検討した改善計画書を作成する。120分
15第1回に自らが目標としたポイントおよび活動成果についての自らの評価を共有する。成果を出すこと、および成長することの難しさを前提にその克服の巧拙について共有することが重要である。活動から学んだことを講義中に支指示する形で振り返り、まとめる。精神論、反省文としてまとめるのではなく、等身大の自らの活動を振り返りまとめることが重要。180分
    
16レポート試験
評価方法・基
準(評価割合)
①期末レポート(50%)、②期中レポート(15%)、③平常点(35%)
 期末レポートはプロジェクトの成果報告と活動からの学びレポートをその主たる内容とする。期中レポートは課題、プロジェクト進行報告、学習レポートをその内容とする。平常点はプロジェクトおよび学習への参加状況をその内容とする。欠席は失格判定に用いることとなるが、講義の性質上、プロジェクトの進行の妨げとなる無断欠席は認められない。また他の受講生、協力頂く学外者に迷惑がかかる行為があった場合には、担当教員と当該受講生が相談の上、失格となることがある。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『訪問理美容スタートBOOK―技術からマネジメントまで』全国福祉理美容師養成協会女性モード社2200円(+税)978-4906941193
参考書
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参考資料
参考URL
1.NPO全国福祉理美容師養成協会協力頂く団体のHP
2.NPOふくりび理事長 赤木勝幸ブログ協力頂く団体の理事長のHP
質疑応答
学内教員(津田)はオフィスアワー(水曜日昼休み)を活用すること。必ずEメール(tsuda@dpc.agu.ac.jp)を送付し、返答を確認すること。実務家教員との連絡については講義時に指示する。 なお、欠席時の連絡を送ってもらう必要があるが、属するグループのメンバーにも連絡する必要があり、かつ、次回の講義までに研究室に来て進度を確認する必要がある。
備考
学外者との関わりも伴う講義であるため、チーム、担当教員との密な連携を要する。スタンドプレーはチームおよび関係者に大きな迷惑をかけることとなるので禁止される。また、プロジェクトの進行に応じて、授業時間外にチームで集まることや、課題に取り組む意欲が必要となる。学外調査、学外視察を伴うことがあるが、その場合には(受講生と調整をした上で)、授業時間外を活用することがある(実費負担)。本授業は、企業経営特論B(津田・岩岡担当)との連続講義であるため、どちらかのみの受講は出来ない。
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更新日付2019/02/04 07:09:58