開講年度2019
科目名国際経営論Ⅱ
科目ナンバーM2-31-238-24
開講種別秋学期
対象学年2年
担当者丹下 博文
単位数2
曜日・時限秋学期 金曜日 3時限
キャンパス名城公園キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
グローバルに激変する市場環境下における国際経営の実態と新しい課題の考察と解明
授業の概要
 21世紀になりグローバルに激変するようになった世界市場の情勢変化を考慮し、本講座では特に地球環境問題や高齢化問題などの時事的な問題とともに、国際貿易の動向と日本企業の国際事業展開に大きな影響を及ぼす為替相場や原油相場などの動き、さらにテロや領土問題などの政治的要因も分析対象に加え、国際経営に関して多様化・深刻化しつつある実態と課題を考察し解明する。
授業の到達
目標
 21世紀になり経済のグローバル化を背景に国際情勢が激変している。それは地球環境問題の深刻化、日中間における政治的緊張の高まり、アジア市場の急拡大、新興国の台頭などを見ても明白であろう。このような新しい国際情勢のもとで企業は国際化やグローバル化を推進しなければ、もはや存続・発展が不可能な新しい時代が訪れたと言って過言ではない。そこで本講座を受講することによって国際経営の実態や課題とともに対応策を実践的に習得できるようになる。このために本講座では教科書だけでなく、最新の動向が把握できるプリントやDVD教材を多く使って授業を展開する。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1オリエンテーション : 本講座の意義と経営学における位置づけ、およびその学習法や研究調査手法の解説授業時間外学習
予習 : シラバスによる授業内容の確認 (90)
復習 : 授業による指摘事項の再確認 (90)
2国際経営とグローバル化の進展 : 21世紀になって加速化しつつある経営・市場・経済などのグローバル化とその進展に関する分析と考察授業時間外学習
予習 : 教科書を読んで課題を把握 (90)
復習 : 授業による指摘事項の再確認 (90)
3国際経営と地球環境問題 : エネルギー問題とともに深刻化する地球温暖化問題などが国際経営に与える影響について授業時間外学習
予習 : 教科書を読んで課題を把握 (90)
復習 : 授業による指摘事項の再確認 (90)
4国際経営と高齢化社会の到来 : 世界的な高齢化現象や日本の少子高齢化現象が国際経営に与える影響について授業時間外学習
予習 : 教科書を読んで課題を把握 (90)
復習 : 授業による指摘事項の再確認 (90)
5国際経営と企業の社会的責任(CSR) : CSRの国際化と多発するようになった国際的な企業不祥事に対する対応策授業時間外学習
予習 : 教科書を読んで課題を把握 (90)
復習 : 授業による指摘事項の再確認 (90)
6国際経営における社会貢献活動の重要性 : 戦略性が高まる社会貢献活動(フィランソロピー活動)の国際化授業時間外学習
予習 : 教科書を読んで課題を把握 (90)
復習 : 授業による指摘事項の再確認 (90)
7国際経営におけるマーケティング活動の重要性 : 国際経営戦略において先行性を有するマーケティング戦略の策定授業時間外学習
予習 : 教科書を読んで課題を把握 (90)
復習 : 授業による指摘事項の再確認 (90)
8国際経営と物流・ロジスティクスの役割 : 越境ECなどの市場拡大で注目される国際的な物流、ロジスティクス、SCMについて授業時間外学習
予習 : 教科書を読んで課題を把握 (90)
復習 : 授業による指摘事項の再確認 (90)
9国際経営における人材育成手法 : 日本企業や米欧企業における国際人材の採用手法、育成手法、さらに研修制度について授業時間外学習
予習 : 教科書を読んで課題を把握 (90)
復習 : 授業による指摘事項の再確認 (90)
10国際経営におけるコミュニケーションの推進 : 国際経営活動で必須となるコミュニケーション・ツールとしての英語能力の向上とランゲージ・バリアの克服授業時間外学習
予習 : 教科書を読んで課題を把握 (90)
復習 : 授業による指摘事項の再確認 (90)
11国際経営の事例研究 : 日本企業の国際経営に関する最新事例の分析と考察授業時間外学習
予習 : 教科書を読んで課題を把握 (90)
復習 : 授業による指摘事項の再確認 (90)
12国際経営の事例研究 : 米欧企業の国際経営に関する最新事例の分析と考察授業時間外学習
予習 : 教科書を読んで課題を把握 (90)
復習 : 授業による指摘事項の再確認 (90)
13国際経営の事例研究 : 中国などの新興国企業の国際経営に関する最新事例の分析と考察授業時間外学習
予習 : 教科書を読んで課題を把握 (90)
復習 : 授業による指摘事項の再確認 (90)
14国際経営の事例研究 : 日本の中堅・中小企業、さらにベンチャー企業の国際経営に関する最新事例の分析と考察授業時間外学習
予習 : 教科書を読んで課題を把握 (90)
復習 : 授業による指摘事項の再確認 (90)
15国際経営に関する新しい課題と対応策 : 21世紀に求められる国際経営の新たな変革やリーダーシップの在り方など授業時間外学習
予習 : 教科書を読んで最終的な把握 (90)
復習 : 授業による指摘事項の再確認 (90)
    
16定期試験 (定期試験期間中に実施)
評価方法・基
準(評価割合)
定期試験 (60%)、 授業への参加態度など (40%)
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『授業中に指示する。』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『授業中に指示する。』
参考URL
1.授業中に指示する。
質疑応答
質問や相談等がある際は、水曜日、木曜日、金曜日のお昼休みのオフィスアワー(12:30~13:00)に丹下博文研究室(アガルスタワー 8階 2820室)を遠慮なく訪問するか連絡すること。
備考
本講座は企業経営の国際化やグローバル化が急速に進む現代社会を背景に、国際的なコミュニケーション・ツールの向上など経営学部の学生にとり就職活動(就活)においても必要不可欠な知識を提供することとなるため、 「多国籍企業論」 とともに経営学部の学生全員が受講することをすすめたい。「国際経営論Ⅰ」を受講しなかった学生も受講して問題ない。なお、予習と復習における教科書の範囲は毎回の授業の際に指摘する。
画像
ファイル
更新日付2019/02/14 10:02:36