開講年度2019
科目名多国籍企業論
科目ナンバーM3-31-238-22
E3-31-238-01
開講種別秋学期
対象学年3年
担当者丹下 博文
単位数2
曜日・時限秋学期 金曜日 4時限
キャンパス名城公園キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
21世紀における企業経営の多国籍化への的確でタイムリーな戦略的対応
授業の概要
企業の多国籍化が輸出型の大企業だけでなく中堅・中小企業にも拡大してきており、あらゆる業種、例えばモノづくりを行う製造業であろうと、観光業や物流業などのサービス産業や情報産業、金融業、さらには内需型の流通業や外食産業などに取り組む非製造業であろうと多国籍化は避けて通れない時代になってきた。そこで本講座では、経営学部や経済学部の学生の就職活動にも役立つような学術的・理論的な知識の習得とともに実践的・戦略的なビジネス能力の向上も科目のねらいとして授業を展開する。
授業の到達
目標
企業の経済活動のグローバル化の進展によって国際経営やマーケティングは進化している。そこで本講座は企業論から始まって国際化やグローバル化を背景に多国籍企業論へと発展していく。今日の21世紀という経済のグローバル化の時代に企業の経営管理、マーケティング・販売、物流・ロジスティクス、人事管理、会計経理、研究開発などに携わる者にとり、大企業や中堅企業だけでなく中小企業やベンチャー企業に関しても今日では多国籍企業論は必要不可欠な必須科目になってきた。このため本講座を受講することによって21世紀に入ってからの企業経営の急速なグローバル化にともなう多国籍企業の多様な活動を中心に学習を進め、多国籍企業の理論面とともに実践面における知識が習得できるようになる。また、多国籍企業の学習に必要不可欠な英語の習得も視野に入れ、コミュニケーション・ツールも習得できるようになる。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1オリエンテーション : 本講座の経営学や経済学における重要な意義と最適な学習法に関する解説授業時間外学習
予習 : シラバスによる授業内容の確認 (90)
復習 : 授業による指摘事項の再確認 (90
2現代における企業とは何か : あらゆる企業が多国籍化する根拠と背景およびその理論的な裏付け授業時間外学習
予習 : 教科書を読んで課題を把握 (90)
復習 : 授業による指摘事項の再確認 (90
3多国籍企業の歴史的な発祥経緯 : 多国籍企業が誕生する歴史的必然性とその発展経緯に関する考察授業時間外学習
予習 : 教科書を読んで課題を把握 (90)
復習 : 授業による指摘事項の再確認 (90
4企業経営における国際化の進展と定着 : 多国籍企業に必須な経営の国際化およびグローバル化に関する基礎理論授業時間外学習
予習 : 教科書を読んで課題を把握 (90)
復習 : 授業による指摘事項の再確認 (90
5企業活動の急速なグローバル化の進展 : 経済の急速なグローバル化と多国籍企業との密接な関連とそれにともなう諸課題授業時間外学習
予習 : 教科書を読んで課題を把握 (90)
復習 : 授業による指摘事項の再確認 (90
6多国籍企業における現代的課題 : 特に英語などの国際的なコミュニケーション・ツールに関する問題を中心にして授業時間外学習
予習 : 教科書を読んで課題を把握 (90)
復習 : 授業による指摘事項の再確認 (90
7多国籍企業における経営上の諸問題 : 国際的に活躍できる人材または人的資源の多様化への対処法授業時間外学習
予習 : 教科書を読んで課題を把握 (90)
復習 : 授業による指摘事項の再確認 (90
8市場のグローバル化への多国籍企業の対応 : 市場のグローバル化に対して多国籍企業はいかに戦略的に対応すべきか 授業時間外学習
予習 : 教科書を読んで課題を把握 (90)
復習 : 授業による指摘事項の再確認 (90
9日本の多国籍企業における諸課題 : 日本企業の多国籍化に関する諸課題とそのソリューションに関する分析授業時間外学習
予習 : 教科書を読んで課題を把握 (90)
復習 : 授業による指摘事項の再確認 (90
10欧米先進国の多国籍企業における諸課題 : 欧米企業の多国籍化に関する諸課題とそのソリューションに関する分析授業時間外学習
予習 : 教科書を読んで課題を把握 (90)
復習 : 授業による指摘事項の再確認 (90
11新興国や開発途上国等の多国籍企業における諸課題 : 新興国や開発途上国等の主要企業の多国籍化に関する諸課題とそのソリューションに関する分析授業時間外学習
予習 : 教科書を読んで課題を把握 (90)
復習 : 授業による指摘事項の再確認 (90
12ケーススタディ (米欧企業) : 多国籍企業の先進国と呼べる米欧諸国の代表的な多国籍企業に関する最新事例の研究授業時間外学習
予習 : 教科書を読んで課題を把握 (90)
復習 : 授業による指摘事項の再確認 (90
13ケーススタディ (日本企業) : 反グローバル化などの新しい動向に対する日本の多国籍企業に関する最新事例の研究授業時間外学習
予習 : 教科書を読んで課題を把握 (90)
復習 : 授業による指摘事項の再確認 (90
14ケーススタディ (新興国などの企業) : 中国や東南アジア諸国で台頭してきた多国籍企業に関する最新事例の研究授業時間外学習
予習 : 教科書を読んで課題を把握 (90)
復習 : 授業による指摘事項の再確認 (90
15これまでの授業全体のまとめ : 21世紀の多国籍企業における新しい理論の構築とその実践法授業時間外学習
予習 : 教科書を読んで最終的な把握 (90)
復習 : 授業による指摘事項の再確認 (90)
    
16定期試験 (定期試験期間中に実施)
評価方法・基
準(評価割合)
定期試験 (60%)、 授業への参加態度など (40%)
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『授業中に指示する。』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『授業中に指示する。』
参考URL
1.授業中に指示する。
質疑応答
質問や相談等がある際は、水曜日、木曜日、金曜日のお昼休みのオフィスアワー(12:30~13:00)に丹下博文研究室(アガルスタワー 8階 2820室)を遠慮なく訪問するか連絡すること。
備考
本講座は就職活動(就活)だけでなく実社会に出た時にも非常に役立つ重要科目になるので、経営学部や経済学部の学生全員に受講をすすめたい。なお、授業は教科書に加えてプリント教材やDVD教材を多用し、分かりやすく展開するようにする。現代の多国籍企業に必要不可欠な英語 (English) の苦手な学生でも受講して全く問題ない。また、春学期に国際マーケティング論を受講していなくても本講座を受講して問題ない。なお、予習と復習における教科書の範囲は毎回の授業の際に指摘する。
画像
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更新日付2019/02/14 10:05:00