開講年度2019
科目名経済統計学B
科目ナンバーE2-21-233-02
開講種別秋学期
対象学年2年
担当者宮原 正人
単位数2
曜日・時限秋学期 木曜日 3時限
キャンパス名城公園キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
回帰分析のアウトプットを読み解く力を養う
授業の概要
「経済統計学A」を学んだ学生に対して、推測統計学的な考え方を学習します。すなわち、標本(sample)と母集団(population)との関係を理解する柔軟な頭脳が要求されます。
そのうえで、回帰分析を中心にして、いくつかの主要な分析手法を学習していきます。
授業の到達
目標
政府等が発行するの白書、さまざまな経済雑誌の記事、等々において多々利用されている回帰分析を正しく理解し、その内容を読み解くことができる。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1「経済統計学A」の復習

春学期の受講生以外もいるので、相関係数の復習を行う予定である
予習(30)…相関係数を復習しておくこと/復習(60)…ノート整理
2推測統計学とは?

母集団と標本の考え方を学ぶ
予習(30)…教科書を読む/復習(60)…ノート整理
32変数間の関係(単純回帰分析)

因果関係を前提とした2変数間の関係としての単純回帰を求める
予習(30)…教科書を読む/復習(90)…宿題とノート整理
4決定係数

関数を使い回帰式を求め、さらに回帰式の決定係数を求める
予習(30)…教科書を読む/復習(90)…宿題とノート整理
5回帰係数の検定(t値およびP値)

t検定を中心にして、回帰式の回帰係数の検定を行う
予習(30)…教科書を読む/復習(90)…宿題とノート整理
6回帰係数の検定(t値およびP値)(続)

例題を中心にして、理解を深める
予習(30)…教科書を読む/復習(90)…宿題とノート整理
7傾向線

時系列に回帰式を応用する
予習(30)…教科書を読む/復習(90)…宿題とノート整理
8平均値の差の検定、2変数間の場合

2変数間の平均値の差の検定を行う
予習(30)…教科書を読む/復習(90)…宿題とノート整理
9平均値の差の検定、3変数間の場合

3変数(以上)の平均値の差の検定を行う
予習(30)…教科書を読む/復習(90)…宿題とノート整理
10平均値の差の検定、3変数間の場合

例題を中心にして理解を深める
予習(30)…教科書を読む/復習(90)…宿題とノート整理
11片対数、両対数間の回帰分析

片対数データ、両対数データに回帰分析を行うと…
予習(30)…教科書を読む/復習(90)…宿題とノート整理
12コブ・ダグラス型生産関数

経済分析で多用される両対数データの典型である(一時同次)コブ・ダグラス生産関数について、統計的・経済的に解説する
予習(30)…教科書を読む/復習(90)…宿題とノート整理
13重回帰分析の応用問題

複数の説明変数を含む重回帰分析を行う。dummy変数も…
予習(30)…教科書を読む/復習(90)…宿題とノート整理
14まとめ

なお、次回に行う期間外試験の注意事項を発表する
予習(30)…教科書を読む/復習(90)…宿題とノート整理
15期間外試験(60)および解説(30)予習(240)…試験対策として、各自が練習問題等を解けるように準備する/復習は特になし
    
評価方法・基
準(評価割合)
秋学期試験結果が100%。
通常レポート等は加点されることもある。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『はじめての統計学』鳥居泰彦日本経済新聞社\2,233+tax978-4-532-13074-91994
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
授業時間中に随時質問してください。
それ以外でも、オフィスアワーを利用してください。
備考
この種の科目は、ステップバイステップで進行していきます。一度でも休まれると、周りの人にも迷惑がかかります。したがって毎回出席をとります。欠席しないようにお願いします。なお、パソコン利用登録は必ずしておいてください。未登録者は受講できません。/パソコン利用試験。パソコン立ち上げに時間がかかることもあるので、通常の定期試験期間内ではなくて期間外試験を実施します。詳細は教室で確認のこと。
画像
ファイル
更新日付2019/02/14 14:20:36