開講年度2019
科目名社会学Ⅱ
科目ナンバーB131-261-02
開講種別秋学期
対象学年1年
担当者松井 真一
単位数2
曜日・時限秋学期 火曜日 5時限
キャンパス名城公園キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
社会学入門:「社会」の仕組みを理解する
授業の概要
人は誰であれ常に集団のなかで生活しています。それぞれの人によって所属する集団は異なりますが、自分が所属する集団の成り立ちや社会的位置、特徴を理解することは、自らの置かれている状況を適切に理解することに繋がります。本講義では、労働、文化、社会階層を取り上げ、社会学的な視点からそれらの集団の特徴を理解すること、そして集団間の違いを見ていくことで現代社会の諸課題がなぜ生まれてくるか理解することを目指します。
授業の到達
目標
・日本の労働環境について説明できること
・文化について説明できること
・社会階層について説明できること
・社会学の概念を用いて現代社会の諸課題が生じる理由について説明できること。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1イントロダクション
・社会学Ⅱを学ぶにあたっての注意事項
【復習】「社会学Ⅰ」試験の解答を確認する(45)
2労働Ⅰ
・性別役割分業
・日本型雇用慣行
【復習】性別役割分業、日本型雇用慣行の内容について確認する(45)
3労働Ⅱ
・専業主婦
・アンペイドワーク
【復習】アンペイドワークの内容について確認する(45)
4労働Ⅲ
・雇用形態―正規雇用/非正規雇用
【復習】雇用形態の違いにより生じる課題について確認する(45)
5文化Ⅰ
・規範
・社会化
・逸脱
【復習】文化の内容について確認する(45)
6文化Ⅱ
・下位文化
・若者文化
・対抗文化
【復習】下位文化、若者文化、対抗文化の内容について確認する(60)
7文化Ⅲ
対抗文化
・DVD視聴
【予習】対抗文化の事例を調べる(45)
【復習】DVDの内容についてまとめる(60)
8文化Ⅳ
日本の若者文化
【復習】日本の若者文化の内容について確認する(30)
9文化Ⅴ
・文化的再生産
【復習】文化的再生産について確認する(60)
10社会階層Ⅰ
・格差社会
・社会的資源
・階級と社会階層
【予習】新聞等で格差社会が指し示す意味を調べる(60)
【復習】階級と社会階層の違いを確認する(30)
11社会階層Ⅱ
・階層帰属意識
【予習】「一億総中流」の意味を調べる(30)
【復習】階層帰属意識の変遷について確認する(30)
12社会階層Ⅲ
・所得格差
【復習】所得格差の推移について確認する(30)
13社会階層Ⅳ
・職業移動
【復習】各種指標の算出方法について確認する(45)
14社会階層Ⅴ
・雇用の二極化
・非典型家族
・教育格差
【復習】格差社会論の流行の背景を確認する(45)
15確認テスト【復習】これまでの学習内容を確認する(90)
    
16定期試験
評価方法・基
準(評価割合)
定期試験(100%)により評価する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『使用しない』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『社会学』長谷川公一ほか有斐閣3,500円+税4641053707
2.『テキスト現代社会学』松田健ミネルヴァ書房2,800円+税4623075583
3.『雇用身分社会』森岡孝二岩波書店800円+税4004315689
参考URL
質疑応答
研究室:2414(2号館4回)
オフィスアワー:水曜日2限(11:10-12:40)
備考
春学期開講科目「社会学Ⅰ」を受講していることを前提として講義を進めます。「社会学Ⅰ」の知識を利用した講義となるため同科目を履修していない者は相当量の自習が必要となることに注意してください。
画像
ファイル
更新日付2019/02/17 16:53:00