開講年度2019
科目名(◆:実務経験のある教員による
      授業科目)
薬物治療学Ⅰ★
科目ナンバーA311-476-20
開講学科医療薬学科6年コース 2006-2010年度入学
(全)開講学科医療薬学科6年コース 2015年度以降入学
医療薬学科6年コース 2011-2014年度入学
医療薬学科6年コース 2006-2010年度入学
部門専門  
対象学年3年
開講種別秋学期
曜日・時限・教室秋学期 火曜日 2時限 204
単位数1
必修・選択必修
授業形態講義
担当者(所属講座)加藤 宏一.巽 康彰.加藤 文子(薬物治療学)
使用言語
最も関連のあるディプロマポリシー
項目


授業の概要
薬学教育の中でも臨床教育が最も重要な教育のひとつであり、その中心的と役割を担うのが薬物治療学および疾患病態学である。臨床の現場において患者への服薬指導・療養指導、医師への処方提案、副作用のフィジカルアセスメントなどを行う際には、薬物治療が行われる疾患に関する基本的知識は必要不可欠である。薬物治療学では、疾患病態学Iとともに主要疾患の定義、疫学、病態、分類、検査、診断、症状、治療法および治療薬に関しての基本的な知識を修得する。
授業の到達目標
主要な疾患の定義、疫学、病態、分類、検査、診断、症状、治療法および治療薬に関しての基本的事項を修得、理解し説明できることを目標とする。
準備学習(予習・復習など)
受講前にシラバスに記載されている到達目標について、教科書あるいは参考書の該当箇所に目を通して予習すること。受講後は、教科書、プリント、ノートを読み返して復習すること。
各回の講義前後に、およそ90分を目安として予習・復習すること。
授業計画
授業の内容SBOコード
1薬物治療学総論を説明できる。
心臓・血管系疾患(1):虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)、閉塞性動脈硬化症を説明できる。
E1-(2)- ①-1, E1-(3)-⓪-1, E3-(1)- ④-1, E2-(3)- ①-3, E2-(3)- ①-5
2心臓・血管系疾患(2):高血圧症、不整脈を説明できる。E2-(3)-①-4, D1-(2)-③-1, D1-(2)-③-2, E2-(3)-③-1
3心臓・血管系疾患(3):心不全、心原生ショック、
弁膜症、腎性高血圧、腎血管性高血圧、感染性心内膜症を説明できる。
E2-(3)-①-2, E2-(3)-①-4, E2-(3)-①-5, E2-(7)-③-8
4心臓・血管系疾患(4):先天性心疾患を説明できる。
神経・筋疾患(1):脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、一過性脳虚血発作を説明できる。
E2-(3)-①-5, E2-(1)-③-8
5神経・筋疾患(2):てんかん、脳炎・髄膜炎、熱性けいれん、脳腫瘍、慢性頭痛・片頭痛が説明できる。E2-(1)-③-7, E2-(1)-③-11, E2-(1)-③-14, E2-(7)-③-6, E2-(7)- ⑧-10
6神経・筋疾患(3):パーキンソン病、重症筋無力症、
クロイツフェルト・ヤコブ病、牛海綿状脳症・プリオン病、多発筋炎・皮膚筋炎を説明できる。
E2-(1)-②-4, E2-(1)-③-9, E2-(2)-②-7, E2-(2)- ②-8, E2-(7)-④-6
7神経・筋疾患(4):アルツハイマー型認知症、脳血管性認知症、レビー小体型認知症を説明できる。
精神疾患(1):うつ病、躁うつ病を説明できる。
E2-(1)-③-5, E2-(1)-③-10
8精神疾患(2):統合失調症、神経症、心身症、薬物依存症、アルコール依存症を説明できる。E2-(1)-③-4, E2-(1)-③-6, E2-(1)-③-14
9精神疾患(3):睡眠障害(不眠症・ナルコレプシー)を説明できる。
神経・筋疾患(5):進行性筋ジストロフィー、ギラン・バレー症候群、多発性硬化症、筋委縮性側策硬化症を説明できる。
E2-(1)-②-4, E2-(1)-③-6, E2-(1)-③-14, E2-(2)-②-7
10呼吸器・胸部疾患(1):慢性閉塞性肺疾患(気管支喘息)、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、かぜ症候群、インフルエンザ、気管支炎を説明できる。E2-(2)-②-3, E2-(4)-①-1, E2-(4)-①-4, E2-(4)-①-2, E2-(7)-④-3
11呼吸器・胸部疾患(2):肺炎、間質性肺炎、肺結核、肺癌を説明できる。E2-(4)-①-3, E2-(4)-①-4, E2-(7)-③-1, E2-(7)-⑧-9
12呼吸器・胸部疾患(3):乳癌、咽頭炎・扁桃腺炎、溶結連鎖球菌感染症、レジオネラ菌感染症、アスペルギルス症、胸膜炎を説明できる。E2-(7)-③-1, E2-(7)-③-10, E2-(7)-⑤-2, E2-(7)-⑧-13
13悪性腫瘍(がん):がん治療における薬物療法、臓器別のがん化学療法、疼痛管理と治療薬を説明できる。E2-(7)-⑦-2, 3, E2-(7)-⑧-5, 6, 8, 9, 11, 12, 13, E2-(7)-⑨-2
授業の方法・方略
講義
授業資料を配布しパワーポイントを使用した口述講義を主として行う。
重要事項がパワーポイントにマークされており、これに沿って解説を行う。
実臨床での疾患の経験や印象などを積極的に取り入れて、講義を行う。
成績評価及び
フィードバック方法
定期試験(100%)
教科書
薬物治療学(南山堂)
参考書
病気がみえるvol. 1-10(メディックメディア社)
疾病と病態生理(南江堂)
Principal Pharmacotherapy(ネオメディカル社)
今日の治療薬(南江堂)
カラー版内科学(西村書店)
今日の診療WEB版(愛知学院大学歯学・薬学図書館情報センターホームページ データベースからアクセス)
オフィスアワー
薬学部事務室、薬学部棟2階掲示板等にオフィスアワー、居室番号についての情報があるので確認してください。
参照ホーム
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内容URL説明
1.今日の診療WEB版愛知学院大学歯学・薬学図書館情報センターホームページ
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更新日付2019/01/31 17:30:53