開講年度2019
科目名病弱者の心理・生理・病理
科目ナンバーL211-276-08
開講種別秋学期
対象学年2年
担当者今本 利一
単位数2
曜日・時限秋学期 水曜日 1時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
病弱児の理解と支援に向けて
授業の概要
身体やその機能に関する基本的な事項、病弱児が抱える疾患や障碍、その病理や心理について、DVDなどの視聴覚教材も使って講義します。病弱児の心理的・社会的な問題と支援についても広く理解を深めたいと思います。授業は基本的に、テキストに準じた形で進めること、受講生は受身ではなく授業に積極的に参加することを求めるため、テキスト等の担当個所をまとめて発表していただきます。
授業の到達
目標
①疾患や障碍を整理・分類できる。②主な疾患や障碍を簡単に説明できる。③様々な資料を適切にまとめることができる。④まとめた資料をわかりやすく発表できる。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1①病気、障碍をめぐる動向(序章の一部)
②感染症の理解について
序章の予習または復習(10分)、感染症とは何か、どのようなものがあるかを調べる(15分)。
2免疫疾患の理解について免疫のメカニズムと主な疾患や対応について調べる(15分)。
3循環器疾患の理解と支援(第4章)第4章の予習または復習(10分)。
4①呼吸器疾患の理解と支援(第5章)
②ミニテスト(第1回~第3回)
第5章の予習または復習(10分)。
5悪性腫瘍の理解と支援(第6章)第6章の予習または復習(10分)
6腎臓・泌尿器疾患の理解と支援(第7章)第7章の予習または復習(10分)。
7①成長障碍・内分泌疾患の理解と支援(第8章)
②ミニテスト(第4回~第6回)
第8章の予習と復習(10分)。
8消化器・肝臓・栄養障碍の理解と支援(第9章)第9章の予習とまたは復習(10分)。
9その他の疾患や障碍について指示された疾患や障碍について調べる(15分)
10①神経系の疾患の理解と支援1(第10章)
②ミニテスト(第7回~第9回)
第10章の予習または復習(10分)
11神経系の疾患の理解と支援2(第11章)第11章の予習または復習(10分)。
12発達障碍の疾患の理解と支援(第2章)第2章の予習または復習(10分)。
13①高次脳機能障碍の理解について
②知的障碍を伴わない発達障碍など(第3章)
③ミニテスト(第10回~第12回)
脳の領域や働きついて調べる(15分)。第3章の予習または復習(10分)
14病弱児の心理的・社会的支援(第12章)第12章の予習または復習(10分)。
15①病弱児の心理的・社会的支援(第13章)
②総括テスト(第14~第15回を含めて)
第13章の予習または復習(10分)。
    
評価方法・基
準(評価割合)
授業態度(10%)、ミニテスト(50%)、ミニレポート(100%)、発表(30%)で、総合的に評価します。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『特別支援教育に生かす病弱児の生理・病理・心理』小野次朗 編ミネルヴァ書房2600円978-4-623-06153-2
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『よくわかる小児保健』竹内義博 編ミネルヴァ書房2600円978-4-623-05287-5
2.『よくわかる子どもの精神保健』本城秀次 編ミネルヴァ書房2400円978-4-623-05172-4
3.『病気の子どもの教育入門』全国病弱研究会 編クリエイツかもがわ2200円978-4-86342-116-5
参考URL
質疑応答
質問は講義前後の時間に受け付けます。
備考
①普段から、子どもの病気や疾患、障碍に関心を寄せて、新聞や雑誌、TV、インターネット等で情報を得るように努めると、講義がわかりやすくなります。②高校での’生物’の知識があるとわかりやすくなると思います。
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更新日付2019/02/07 17:46:36