開講年度2019
科目名教育行政学Ⅰ
科目ナンバーL111-271-20
開講種別秋学期
対象学年1年
担当者山口 拓史
単位数2
曜日・時限秋学期 火曜日 1時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
現代の「教育行政・制度」を見極める
授業の概要
 「教育行政」は、「国や地方公共団体が教育政策を実現するため、教育法規を基礎に教育制度を運用し、教育条件の整備と教育活動の規制・助成を行うこと」とされ、すべての学校教職員は教育行政・制度と無関係ではいられません。
 この授業では、下記に示すテキストを使用しながら、現代公教育の諸制度をさまざまな角度から見つめることを通じて、その意義・構造について基礎的な知識等の理解を広げ、深めていくことを目指します。その際、学校と地域との連携協働や学校における危機管理の意義等についても留意します。
 さあ、教職をめざす者として、「教育行政・制度」というものをしっかりと見極めてください。
授業の到達
目標
 (1)テキスト内容の予習(当日の授業範囲を一読以上)を行って積極的に参加し、教育行政・制度の理念としくみを理解すること。
 (2)その際には、地域における学校教育活動のあり方や危機管理を踏まえた学校安全の必要性についても理解すること。
 (3)各回の授業テーマに関するキーワードを摘出して、その内容等を適切に説明できること。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1ガイダンス─この授業の概要とねらいについて<予習>特に必要ないが、絶対に遅刻しないように!
<復習>この授業のねらいについて確認しておく(30~)
2教育行政と教育行政学について─テキスト第1章を中心に理解する<予習>指定したテキスト範囲を少なくとも一読しておく(60~)
<復習>学習内容や感想文用紙を確認・整理する(30~)
3教育行政を動かす組織について─テキスト第2章を中心に理解する<予習>指定したテキスト範囲を少なくとも一読しておく(60~)
<復習>学習内容や感想文用紙を確認・整理する(30~)
4レビューアワー①─第2・3回の授業を振り返り、学習内容の理解を深める<予習>自身の理解不足部分を確認しておく(30~)
<復習>当該範囲の理解度を再確認しておく(30~)
5教育を受ける権利の保障について─テキスト第3章を中心に理解する<予習>指定したテキスト範囲を少なくとも一読しておく(60~)
<復習>学習内容や感想文用紙を確認・整理する(30~)
6学校の適正かつ安全な管理と経営について─テキスト第4章を中心に理解する<予習>指定したテキスト範囲を少なくとも一読しておく(60~)
<復習>学習内容や感想文用紙を確認・整理する(30~)
7就学前の教育と地域連携等について─テキスト第5章を中心に理解する<予習>指定したテキスト範囲を少なくとも一読しておく(60~)
<復習>学習内容や感想文用紙を確認・整理する(30~)
8レビューアワー②─第5~7回の授業を振り返り、学習内容の理解を深める<予習>自身の理解不足部分を確認しておく(30~)
<復習>当該範囲の理解度を再確認しておく(30~)
9教育費と教育財政について─テキスト第6章を中心に理解する<予習>指定したテキスト範囲を少なくとも一読しておく(60~)
<復習>学習内容や感想文用紙を確認・整理する(30~)
10教育活動を支える諸条件について─テキスト第7章を中心に理解する<予習>指定したテキスト範囲を少なくとも一読しておく(60~)
<復習>学習内容や感想文用紙を確認・整理する(30~)
11生涯学習・社会教育行政について─テキスト第8章を中心に理解する<予習>指定したテキスト範囲を少なくとも一読しておく(60~)
<復習>学習内容や感想文用紙を確認・整理する(30~)
12レビューアワー③─第9~11回の授業を振り返り、学習内容の理解を深める<予習>自身の理解不足部分を確認しておく(30~)
<復習>当該範囲の理解度を再確認しておく(30~)
13教職員の養成・採用・研修と身分保障について─テキスト第9章を中心に理解する<予習>指定したテキスト範囲を少なくとも一読しておく(60~)
<復習>学習内容や感想文用紙を確認・整理する(30~)
14教育課程行政と教科書について─テキスト第10章を中心に理解する<予習>指定したテキスト範囲を少なくとも一読しておく(60~)
<復習>学習内容や感想文用紙を確認・整理する(30~)
15まとめ─この授業を通じての自分の変化について確認・考察する
    
16定期試験
評価方法・基
準(評価割合)
定期試験(60%)およびレビューアワーでのコメント内容等(40%)で評価を行います。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『教育行政学〔改訂新版〕』勝野正章・藤本典裕編学文社1800+税978-4762024900
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『ハンディ教育六法 2019年版』浪本勝年ほか編北樹出版2100+税教職志望者には最新の教育法規に対する理解が欠かせません。
2.『テキスト内掲載文献のほか、必要に応じて授業内で案内します。』
参考URL
質疑応答
原則として、授業時間内あるいは下記のオフィスアワーにおいて随時対応します。
オフィスアワー(通年):火曜日(12:45〜13:15)、木・金曜日(12:45〜13:30)およびメール等で事前予約された時間帯に2号館5階2525研究室にて。
備考
※上記の各回授業は変更する場合があります。
【重要】
(1) 教職をめざす者としてあるべき姿勢で授業に参加することを強く求めます。
(2) 授業には必ず学生証を携行してください(忘れた場合は欠席扱いとなります)。
(3) 遅刻者にはペナルティを課します。
(4) 授業中は指示された場合以外の携帯電話等の使用を禁じます。
(5) 事前に教育学Ⅰ(山口拓史担当)も受講しておくとよいかもしれません。
画像
ファイル
更新日付2019/02/14 16:45:24