開講年度2019
科目名日本語表現法Ⅱ
科目ナンバーG131-137-02
開講種別秋学期
対象学年1年
担当者嶽 逸子
単位数2
曜日・時限秋学期 火曜日 3時限 G404
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
説得力のある話し方を学ぼう
授業の概要
  わたしたちの社会では、交渉によって、多くの物事が前に進められていきます。企業に限らず、交渉の場面では、プレゼンテーションする必要性があったり、意見を戦わせたりすることが数多くあります。そのようなとき、データを用いて説得力ある意見を提示できることや、自分の言いたいことを速やかにまとめ、自信を持って伝えられることは、社会の一員として非常に重要です。ここで必要とされるのが口頭表現能力です。
 この授業はこの口頭表現能力を高めることを目的としています。具体的には、新聞記事をまとめて意見を述べたり、データを用いて意見を述べたり、述べられた意見に対して質問や反論をします。
授業の到達
目標
1.情報を正確に把握し、それを的確にわかりやすく伝えられる。
2.自分の考え、意見を論理的に発表できる。
3.データをもとに説得力ある意見が述べられる。
4.発表を聞いて、質問および反論ができる。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1ガイダンス
まとめて話す(1)
  発表の型と口頭発表の注意点を学ぶ。
  記事1をまとめて発表する。
【予習】シラバス読み、授業内容をあらかじめ把
    握する(30)
【復習】発表を振り返る(30)  
2まとめて話す(2)
  記事2をまとめ、意見を加え、原稿、および
  ハンドアウトを作成する。
 
【課題】原稿、ハンドアウトを完成させ、口頭練習
    をする(120)
3まとめて話す(3)
 記事2のまとめと意見を発表する。<評価1>
【予習】発表原稿を覚え、口頭練習する(120)
【復習】発表を振り返り、不足していた点を確認
    する(30)
4まとめて話す(4)
 記事3をまとめ、意見を加える。<評価2>
記事2の発表について個別に教師の指導を
受ける。
【復習】提出した原稿を振り返る(30) 
     個別指導での指摘を確認する(30)     
5まとめて話す(5)
 記事4(あるトピックについての2つの異なる意
 見)をグループ内でそれぞれ担当し、まとめ、 
 意見を加え、原稿とハンドアウトを作成する。
【課題】原稿、ハンドアウトを完成させ、口頭練習
     をする(120)
6まとめて話す(6)
 1)記事4をグループ内で発表する。<評価3>
 2)得た情報をもとに、グループで話し合う。
 3)グループで一つの意見にまとめ、代表者が
  クラスで発表する。
 4)時間があればクラス全員で意見交換する。
【予習】発表原稿を覚え、口頭練習する(120)
【復習】グループの意見や発表を振り返る(30)
7データから意見を言う(1)
 1)データからどのように意見を述べるか学ぶ。
 2)データAあるいはデータBについて、賛成か
  反対か決め、意見原稿を書く。
 3)ハンドアウトを作成する。  
【復習】データをもとにした意見の述べ方を確認
     する(30)
【課題】原稿、ハンドアウトを完成させ、口頭練習
     をする(180)
8データから意見を言う(2)
 1)反論のしかたを学ぶ。
 2)データA担当の学生は意見を発表する。
<評価4>
  データB担当の学生は発表を聞き、反論を
  考える。
3)時間があれば実際に反論の練習をする。
「データから意見を言う(4)」のトピックが提示され
るので、各自1つ選ぶ。
【予習】発表原稿を覚え、口頭練習する(120)
【復習】発表を振り返る(30)
【課題】「データから意見を言う(4)」の資料を集め
    賛成か反対か立場を決める(180)
9データから意見を言う(3)
 1)データB担当の学生は意見を発表する。
                   <評価4>
  データA担当の学生は発表を聞き、反論を
  考える。
 2)時間があれば実際に反論の練習をする。
【予習】発表原稿を覚え、口頭練習する(120)
【復習】発表を振り返る(30)
【課題】引き続き「データから意見を言う(4)の資
    料を集める(180)
10データから意見を言う(4)
 1)各自選んだトピックの資料を持ってきて意見
   文を組み立てる。
 2)意見原稿を書き、ハンドアウトを作成する。
【予習】集めた資料をよく読む(120)
【復習】発表原稿、ハンドアウトを確認する(30)
【課題】最終スピーチのトピックを決め、資料を集
    める(180)
11データから意見を言う(5)
 1)「データから意見を言う(4)」で準備した意見
  を発表する(半数)。     <評価5>
  異なるトピックを選んだ学生は反論を考え
  る。
 2)意見発表に反論する。 
【予習】発表原稿を覚え、口頭練習をする(120)
【復習】発表を振り返る(20)
【課題】最終スピーチの意見を組み立てる(180)
12データから意見を言う(6)
 1)「データから意見を言う(4)」で準備した意見
  を発表する(残りの半数)。  <評価5>
  異なるトピックを選んだ学生は反論を考え
  る。
 2)意見発表に反論する。
【予習】発表原稿を覚え、口頭練習をする(120)
【復習】発表を振り返る(20)
【課題】最終スピーチの意見原稿を書く(180)
13最終スピーチ(1)        <評価6>
 1)発表の始め方、質問のしかたなどを学ぶ。
 2)発表する(半数)。
  聞いている学生は質問や反論を考える。
 3)質疑応答を行う。
【予習】発表原稿を覚え、口頭練習をする(120)
    予想される質問や反論にどう答えるか考
    えておく(120)
【復習】最終スピーチを振り返る(30)
14最終スピーチ(2)        <評価6>
 1)発表する(残りの半数)。
  聞いている学生は質問や反論を考える。
 2)質疑応答を行う。
【予習】発表原稿を覚え、口頭練習をする(120)
予想される質問や反論にどう答えるか考
えておく(120)
【課題】最終スピーチを振り返る (30)
15最終スピーチの振り返りと個別指導【復習】教師から受けた指摘を確認する(30)
    
評価方法・基
準(評価割合)
発表はそれぞれ、構成、内容、話し方などの点から評価する。

評価の配分は以下の通り。  
・授業中の意見発表6回  90%、
・提出物、授業態度     10%、
                
 
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『作成教材を授業中に配布する。』
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
授業内に全体、あるいは個別指導の時間を設ける。
備考
画像
ファイル
更新日付2019/02/01 23:24:46