開講年度2019
科目名情報リテラシーB
科目ナンバーC1-11-601-02
開講種別秋学期
対象学年1年
担当者笠置 剛
単位数2
曜日・時限秋学期 火曜日 2時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
ICT社会で活躍できる“表計算技術(グラフ作成や分析能力)”を身に付けよう
授業の概要
データの分析および表現を中心に、社会で活用できる情報処理を学び、実践的なレベルで表計算ソフト(Microsoft Excel)、データベース(Microsoft Access)を自由自在に使いこなせるようになることをねらいとする。
授業の到達
目標
「情報リテラシーB」は、商学部のすべての学生にとって必修科目となっています。この科目に合格し、単位を修得しないと卒業できません。
今や、表計算ソフトは、ビジネスだけでなくデータ集計や分析能力が必要不可欠なものとなりつつあります。また、商学部における専門科目や卒業論文などでも利用頻度が高い。したがって、表計算ソフトの活用方法をしっかりと身につけておくことが非常に重要となってきます。
本科目では、大学生として今後の学習・研究活動、および就職活動などに必要とされる表計算ソフトの活用方法について学びます。これらを通じ、ICT社会で活躍できるデータ分析能力やデータ表現能力を身につけることを目標とします。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1ガイダンス
表計算ソフト(Microsoft Excel)の基本操作
 (1) Excelの概要,       (2) Excelの起動
 (3) ブックを開く,        (4) Excelの画面構成
 (5) ブックを閉じる,      (6) Excelの終了
【予習】
 ・ シラバスを読み本授業内容をあらかじめ把握する(30)
 ・ 表計算ソフトについて事前に調べる(30)
【復習】
 ・ 授業の全体について確認(60)
2データの入力と表示
 (1) データの入力,    (2) 数式の入力
 (3) オートフィル機能,   (4) セル範囲の選択
 (5) データの入力規則, (6) セルの書式設定
 (7) ワークシートの書式設定
【予習】
 ・ Excelのデータ入力方法を事前に調べる(20)
 ・ フォントの書式設定やセルに罫線や塗りつぶし方法
  を調査(30)
【復習】
 ・ 練習および課題を行う(60)
3テーブルの作成と設定
 (1) テーブルの作成,    (2) テーブルの書式設定
 (3) 列や行の挿入と削除, (4) 列幅や行の高さの設定
 (5) 行や列を表示/非表示
【予習】
 ・行や列の操作方法を調査(30)
【復習】
 ・ 練習および課題を行う(60)
4関数の基礎
 (1) 関数とは
 (2) 関数の入力
  (SUM,AVERAGE,MAX,MIN,COUNT など)
 (3) オートカルク
 (4) 相対参照と絶対参照,複合参照
【予習】
 ・ Excelで使用する関数について調査(30)
 ・ 当日学ぶ関数の利用方法を調べる(30)
【復習】
 ・ 練習および課題を行う(60)
5関数による条件分岐
 (1) 関数の入力
   (ROUND,IF,COUNTIF など)
 (2) ネスト(入れ子)
 (3) 論理演算子を利用した複雑な式
   (AND,OR,NOT など)
【予習】
 ・ 当日学ぶ関数の利用方法を調べる(30)
【復習】
 ・ 練習および課題を行う(60)
6データの参照
 (1) 関数の入力
   (VLOOKUP,HLOOKUP,ISERROR など)
 (2) 名前の設定と利用
【予習】
 ・ 当日学ぶ関数の利用方法を調べる(30)
【復習】
 ・ 練習および課題を行う(60)
7複数シート操作
 (1) シートの追加と削除,  (2) シート名の変更
 (3) 作業グループの設定, (4) シートを移動/コピー
 (5) リンク貼り付け
【予習】
 ・ ワークシートの操作方法について調べる(30)
【復習】
 ・ 練習および課題を行う(60)
8前半まとめ【予習】
 ・ 前半で学んだ内容を確認する(120)
【復習】
 ・ 重要項目を復習する(60)
9グラフ作成の基礎
 (1) グラフの概要,   (2)グラフの構成要素
 (3) グラフの挿入
  (円グラフ,縦棒グラフ,折れ線グラフ など)
 (4) グラフの種類変更
【予習】
 ・ グラフの種類や使い方を調べる(60)
【復習】
 ・ 練習および課題を行う(60)
10グラフ作成の応用
 (1) グラフの設定
 (2) 複合グラフの作成
   ① 縦棒グラフと折れ線グラフ
   ② 補助縦棒グラフ付き円グラフ
【予習】
 ・ 複合グラフの作成方法を調べる(30)
【復習】
 ・ 練習および課題を行う(60)
11データベースとしての活用
 (1) データベース機能
   ① 並べ替え,②抽出,③集計
 (2) 外部データの取り込み
【予習】
 ・ データベース機能を調べる(30)
【復習】
 ・ 練習および課題を行う(60)
12ピボットテーブルの利用
 (1) ピボットテーブルの作成
 (2) ピボットグラフの作成
Excelの便利な機能
 (3) 検索と置換,   (4) 図の挿入
 (5) WORDとの連携, (6) 印刷設定と印刷
 (7) マクロ
【予習】
 ・ ピボットテーブルの作成方法を調べる(30)
【復習】
 ・ 練習および課題を行う(60)
13データベースの基礎①
 (1) データベースとは,  (2) Accessの概要
 (3) テーブルの作成,   (4) クエリの作成
【予習】
 ・ データベースについて調査(60)
 ・ Microsoft Accessの利用方法を調べる(30)
【復習】
 ・ 練習および課題を行う(60)
14データベースの基礎②
 (1) フォームの概要
 (2) レポートの概要
 (3) リレーションシップの作成
【予習】
 ・ フォームやレポートの使い方を調べる(30)
【復習】
 ・ 練習および課題を行う(60)
15後半まとめ【予習】
 ・ これまでの学習内容の確認(60)
【復習】
 ・ 試験対策としてこれまでの学習内容の確認(120)
    
評価方法・基
準(評価割合)
担当者により若干の違いはあります。
基本的には、期末試験、授業態度、レポートなどによる総合評価
(MOS対策クラスにおいては、マイクロソフト オフィス スペシャリストの合否も評価に含まれます)
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『ビジネスのためのデータ処理リテラシー』(監修)尾碕眞、(編著)吉田聡、笠置剛、中野健秀創成社2200+税978-4-7944-2512-6全員
2.『MOS対策問題集』日経BP社(MOS対策クラスのみ)担当教員の指示に従ってください。
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
授業前後の空き時間において質疑に応じます。
上記以外は、オフィスアワーを利用しましょう。
備考
教科書による説明以外に、講義内容に沿った資料を別途配布する場合があります。
担当教員により内容変更がありますので、担当教員の指示に従ってください。
画像
ファイル
更新日付2019/11/22 14:47:04