開講年度2019
科目名食品基礎分析実験法A
科目ナンバーX213-388-22
開講種別秋学期
対象学年2年
担当者上野 有紀
永井 雅代
単位数1
曜日・時限秋学期 金曜日 1時限
秋学期 金曜日 2時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
栄養士・管理栄養士に必要な食品成分の分析方法を学ぶ。
授業の概要
栄養士・管理栄養士に必要とされる食品成分に関する知識を理解するために、食品分析における基礎的な実験原理と技術の獲得を目的として、試薬の調製、分析機器の操作、分析技術を学ぶ。
JAS法等に定められている食品成分の定量分析を実際に行い、講義で学ぶ食品成分の化学的性質を実験で確認する。
授業の到達
目標
食品学分野で必要とされる試薬の調製法、分離・分析方法(中和滴定法、定量分析法、分光分析法、薄層クロマトグラフィー法、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)法など)を実際に行い、食品成分分析ができるようになる。
分析により得られたデータの解析を行い、レポートが作成できるようになる。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1オリエンテーション
有機酸の定量(1)
水酸化ナトリウムの調製と標定
酸とアルカリ、中和反応についての予習 30分
実験ノートのまとめ 60分
2有機酸の定量(2)
食酢中の酢酸の定量
食酢について調べておく 30分
実験ノートのまとめ 60分
3有機酸の定量(3)
食酢中の酢酸の定量
有機酸定量法の原理についての予習 30分
実験ノートのまとめ 60分
4有機酸の定量(4)
実験結果と考察のまとめ
レポートの作成
有機酸定量実験のレポート作成 90分
レポートの提出締切(翌週17:00)
5酸化還元滴定法(1)
過マンガン酸カリウムの標定
酸化還元反応についての予習 30分
実験ノートのまとめ 30分
6酸化還元滴定法(2)
過マンガン酸カリウムによる鉄の定量
ミネラルについて調べる 30分
実験ノートのまとめ 90分
7酸化還元滴定法(3)
実験結果と考察のまとめ
レポートの作成
酸化還元滴定法のレポート作成 90分
レポートの提出締切(翌週17:00)
8食品中の糖の定量(1)分光分析法についての予習 60分
9食品中の糖の定量(2)糖についての予習 45分、レポート作成 45分 
10中間試験授業の予習 60分
11食品中の色素成分の分析(TLC法)(1)色素成分・TLCについての予習 60分
12食品中の色素成分の分析(TLC法)(2)色素成分についての予習 45分、レポート作成 45分 
13食品中のカテキン類の抗酸化活性(DPPH法)カテキン類・抗酸化活性についての予習45分、レポート作成 45分 
14食品中のカテキン類の定量(HPLC法)HPLCについての予習60分
15まとめ授業の予習 60分
    
16定期試験
評価方法・基
準(評価割合)
1ー7回 永井:授業態度 30%、レポート 70%の割合で評価
8-15回 上野:授業への取り組み20点、レポート・実験ノート40点、試験40点

それぞれ100点満点で評点を出し、(永井評点x7/15) + (上野評点x8/15)の点数で成績を評価、60点以上を合格とする。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『資料を配布する』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『新スタンダード栄養・食物シリーズ5 食品学―食品成分と機能性―』久保田紀久枝、森光康次郎編東京化学同人¥2,600+税978-4-8079-1665-8
参考URL
質疑応答
授業時間内に質問を受け付ける。授業時間外の質問は、上野または永井までメールを送信すること。
宛先:ueno@dpc.agu.ac.jpnagaim@dpc.agu.ac.jp
備考
画像
ファイル
更新日付2019/02/14 14:12:22