開講年度2019
科目名耳鼻咽喉学
科目ナンバーZ331-565-01
開講種別秋学期
対象学年3年
担当者高橋 真理子
単位数2
曜日・時限秋学期 月曜日 1時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
言語聴覚士を目指す人のための耳鼻咽喉科学
授業の概要
耳鼻咽喉科は、視覚以外の感覚、即ち、聴覚、平衡覚、嗅覚、味覚を守備範囲としている医科の標榜診療科です。とくに聴覚と音声言語の関連性は高く、それらに深く関係する言語聴覚士の仕事は、耳鼻咽喉科とは切り離せない関係にあります。また、嚥下についても言語聴覚士の重要な仕事の1つであり、こちらも耳鼻咽喉科および頭頚部外科と深く関係します。よって、耳鼻咽喉科ならびに頭頚部外科領域の解剖、生理、病態、疾患を理解することが大変重要です。
授業の到達
目標
耳鼻咽喉科は、外科系の性質と内科系の性質を合わせ持つ医科の標榜診療科です。その主な守備範囲は、聴覚、平衡覚、味覚、嗅覚、上気道感染症、頭頚部腫瘍と広く、言語聴覚師国家試験の出題基準には、深く関係し、中耳炎、副鼻腔炎、扁桃炎などの上気道感染症と、難聴、耳鳴、めまいなどの感覚器障害、嚥下障害、頭頚部癌などが含まれており、これらの領域を中心に講義し、習得できるようにします。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1耳科学(1) 聴覚系の構造、機能、病態【予習】 関連する解剖を確認する(20)
【復習】 聴覚の解剖生理について授業内容を確認し理解を深める(30)
2耳科学(2) 聴覚検査【予習】 関連する解剖を確認する(20)
【復習】 聴覚検査について授業内容を確認し理解を深める(30)
3耳科学(3) 外耳、中耳の疾患【予習】 関連する解剖を確認する(20)
【復習】 外耳中耳疾患について授業内容を確認し理解を深める(30)
4耳科学(4) 顔面神経、唾液腺疾患について【予習】 関連する解剖を確認する(20)
【復習】 顔面神経、唾液腺疾患について授業内容を確認し理解を深める(30)
5耳科学(5) 前庭系の構造機能、病態と平衡機能検査【予習】 関連する解剖を確認する(20)
【復習】 前庭について授業内容を確認し理解を深める(30)
6耳科学(6) めまいをきたす疾患【予習】 関連する解剖を確認する(20)
【復習】 めまいについて授業内容を確認し理解を深める(30)
7耳科学(7) 聴覚系の病態 難聴、耳鳴、小児難聴など【予習】 関連する解剖を確認する(20)
【復習】 難聴疾患について授業内容を確認し理解を深める(30)
8鼻科学(1) 鼻科学の解剖、生理について【予習】 関連する解剖を確認する(20)
【復習】 鼻科解剖生理について授業内容を確認し理解を深める(30)
9鼻科学(2) 鼻科学 主に疾患について【予習】 関連する解剖を確認する(20)
【復習】 鼻科疾患について授業内容を確認し理解を深める(30)
10口腔咽頭喉頭科学(1) 口腔の解剖、機能、疾患について【予習】 関連する解剖を確認する(20)
【復習】 口腔について授業内容を確認し理解を深める(30)
11口腔咽頭喉頭科学(2) 咽頭の解剖、機能、疾患について【予習】 関連する解剖を確認する(20)
【復習】 咽頭について授業内容を確認し理解を深める(30)
12口腔咽頭喉頭科学(3) 喉頭の解剖、機能、疾患について【予習】 関連する解剖を確認する(20)
【復習】 喉頭について授業内容を確認し理解を深める(30)
13口腔咽頭喉頭科学(4) 音声・睡眠時無呼吸症候群について【予習】 関連する解剖を確認する(20)
【復習】 睡眠時無呼吸症候群について授業内容を確認し理解を深める(30)
14気管食道科学  気管食道の疾患、嚥下障害について【予習】 関連する解剖を確認する(20)
【復習】 嚥下障害について授業内容を確認し理解を深める(30)
15頭頸部腫瘍  頭頸部良性腫瘍、悪性腫瘍【予習】 関連する解剖を確認する(20)
【復習】 頭頸部腫瘍について授業内容を確認し理解を深める(30)
    
評価方法・基
準(評価割合)
選択問題 60%、筆記40%
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『使用しない』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『言語聴覚士のための基礎知識』鳥山稔/田内光医学書院3990円
2.『イラスト耳鼻咽喉科』森満保文光堂4900円
参考URL
質疑応答
授業中もしくは授業終了後に受付ます。
備考
画像
ファイル
更新日付2019/02/25 10:17:40