開講年度2019
科目名生活習慣病論
科目ナンバーZ331-594-02
開講種別秋学期
対象学年3年
担当者大澤 功
単位数2
曜日・時限秋学期 水曜日 3時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
生活習慣と健康との関連を学ぶ
授業の概要
 脳卒中,がん,心臓病などの成人病の発症や進行には,生活習慣が深く関与していることが明らかになったとして,1996年に厚生省(現厚生労働省)の公衆衛生審議会は,「成人病」に代わって,「生活習慣病」を行政用語として提唱した.これを受けてわが国の健康政策は,「成人病」の早期発見早期治療という二次予防主体から,生活習慣の改善による発症予防という一次予防主体へと転換された.つまり,対象を病人とその疑いのある人のみでなく,広く健康人にまで拡大し,対象年齢も中高年から,生活習慣を形成する小児や青年にまで広げた.
 健康科学科は,この生活習慣病対策の一環として,子供から高齢者に至るまで,年齢や生活に応じて適切な健康指導をできる人材を養成することが教育目的のひとつである.したがって,本講義は,健康科学科での学びの集大成であり,内科医師という実務経験に基づいて臨床に即した授業を展開する.
授業の到達
目標
生活習慣病のメカニズムを理解し,その対策を具体的に説明できる.
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1総論:なぜ生活習慣病か?【予習】シラバスを読み「衛生学・公衆衛生学」もしくは「環境健康医学入門」の該当箇所を確認する.(30)
【復習】授業中の課題の内容について配布資料で確認し理解を深める.(30)
2糖尿病#1:耐糖能異常,合併症【予習】シラバスを読み「衛生学・公衆衛生学」もしくは「環境健康医学入門」の該当箇所を確認する.(30)
【復習】授業中の課題の内容について配布資料で確認し理解を深める.(30)
3糖尿病#2:予防と治療(食事療法,運動療法)【予習】シラバスを読み「衛生学・公衆衛生学」もしくは「環境健康医学入門」の該当箇所を確認する.(30)
【復習】授業中の課題の内容について配布資料で確認し理解を深める.(30)
4高血圧症【予習】シラバスを読み「衛生学・公衆衛生学」もしくは「環境健康医学入門」の該当箇所を確認する.(30)
【復習】授業中の課題の内容について配布資料で確認し理解を深める.(30)
5脂質異常症【予習】シラバスを読み「衛生学・公衆衛生学」もしくは「環境健康医学入門」の該当箇所を確認する.(30)
【復習】授業中の課題の内容について配布資料で確認し理解を深める.(30)
6肥満,肥満症【予習】シラバスを読み「衛生学・公衆衛生学」もしくは「環境健康医学入門」の該当箇所を確認する.(30)
【復習】授業中の課題の内容について配布資料で確認し理解を深める.(30)
7メタボリックシンドローム【予習】シラバスを読み「衛生学・公衆衛生学」もしくは「環境健康医学入門」の該当箇所を確認する.(30)
【復習】授業中の課題の内容について配布資料で確認し理解を深める.(30)
8軽度認知障害,認知症(脳血管疾患を含む)【予習】シラバスを読み「衛生学・公衆衛生学」もしくは「環境健康医学入門」の該当箇所を確認する.(30)
【復習】授業中の課題の内容について配布資料で確認し理解を深める.(30)
9呼吸器疾患(慢性閉塞性肺疾患,運動誘発性喘息)【予習】シラバスを読み「衛生学・公衆衛生学」もしくは「環境健康医学入門」の該当箇所を確認する.(30)
【復習】授業中の課題の内容について配布資料で確認し理解を深める.(30)
10がん(悪性新生物)#1:成因,呼吸器【予習】シラバスを読み「衛生学・公衆衛生学」もしくは「環境健康医学入門」の該当箇所を確認する.(30)
【復習】授業中の課題の内容について配布資料で確認し理解を深める.(30)
11がん(悪性新生物)#2:消化器 他【予習】シラバスを読み「衛生学・公衆衛生学」もしくは「環境健康医学入門」の該当箇所を確認する.(30)
【復習】授業中の課題の内容について配布資料で確認し理解を深める.(30)
12虚血性心疾患【予習】シラバスを読み「衛生学・公衆衛生学」もしくは「環境健康医学入門」の該当箇所を確認する.(30)
【復習】授業中の課題の内容について配布資料で確認し理解を深める.(30)
13運動負荷試験:理論と方法【予習】シラバスを読み「衛生学・公衆衛生学」もしくは「環境健康医学入門」の該当箇所を確認する.(30)
【復習】授業中の課題の内容について配布資料で確認し理解を深める.(30)
14運動プログラムの作成#1【予習】シラバスを読み「衛生学・公衆衛生学」もしくは「環境健康医学入門」の該当箇所を確認する.(30)
【復習】授業中の課題の内容について配布資料で確認し理解を深める.(30)
15運動プログラムの作成#2【予習】シラバスを読み「衛生学・公衆衛生学」もしくは「環境健康医学入門」の該当箇所を確認する.(30)
【復習】授業中の課題の内容について配布資料で確認し理解を深める.(30)
    
16定期試験
評価方法・基
準(評価割合)
 中間試験結果(40%),学期末試験結果(50%)を基準として,授業への参加状況(課題提出,遅刻,早退,私語,居眠り等)等(10%)を加えて総合的に評価する.
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『必要な資料は授業中に配布』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『健康運動指導士養成講習会テキスト(上)』健康・体力づくり事業財団南江堂
2.『健康運動指導士養成講習会テキスト(下)』健康・体力づくり事業財団南江堂
3.『健康運動実践指導者養成用テキスト』健康・体力づくり事業財団南江堂
参考URL
1.健康日本21(健康・体力づくり事業財団)
2.生活習慣病予防(厚生労働省)
質疑応答
 授業前後に教室で,およびオフィスアワー時に研究室(14601)で対応します.オフィスアワー以外でも事前に連絡をもらえば可能な限り応じます.会議等でしばしば研究室を不在としますので,面談希望の際はオフィスアワーを含めてメール(ohsawa@dpc.agu.ac.jp)で予約してください.
備考
毎回授業では課題提出がある.
中間試験を実施する(スケジュールは授業中に案内する).
画像
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更新日付2019/02/05 17:55:54