開講年度2019
科目名産官学連携講座Ⅱ
科目ナンバーV131-811-52
開講種別秋学期
対象学年1年
担当者松岡 昌幸
単位数2
曜日・時限秋学期 火曜日 2時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目実践的授業


テーマ
観光政策論とホスピタリティ
授業の概要
当授業は、観光政策のマネジメント経験者による「実務経験のある教員の授業科目」に指定されている。今日の大学教育は、グローバル化した「知識基盤社会」で活躍する人材を育成することが求められ、専門的な知識の習得とともに、社会人として活躍できる汎用的能力を身に付けることが課題である。秋期の授業では旅行産業に着目し、実務的な知識や汎用的技能を身に付ける。特に旅行会社内において展開される観光サービスを学習し、観光産業に必要なサービスのあり方を修得する。さらに日進市が推進する「ぐるぐる日進」にも触れ、観光政策に関する知識を修得する。また社会学、宗教学、経済学、サービス論等の視点から、日進市で有効な観光政策を考察する。講師陣は日進観光まちづくり協会職員、大学講師の混合によるオムニバス形式の連携講座で、当授業で単位認定された学生は(春・秋通年)、日進市から「観光ホスピタリティ認定書」が授与される(予定)。
授業の到達
目標
産官学連携授業による実践的かつ実務的な授業展開(オムニバス授業形式)により、地域の観光まちづくりに必要な観光資源や観光政策(ツーリズム形態)に関する基礎知識や専門知識を身に付けることが出来る(知識・技能)。ホスピタリティ関連授業により観光ホスピタリティ(歓待精神)を身に付けることが出来る(汎用的能力、ジェネリック・スキル)、また実践的な授業展開により、観光まちづくりに必要な情報収集力、情報分析力、課題発見力、構想力、表現力、実行力を身に付けることが出来る(汎用的技能、ジェネリック・スキル、創造的思考力)。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1「ガイダンス」:授業方針の説明
○「産官学連携講座Ⅱ」の概要を理解する
・産学連携講座とは
・観光政策論
・サービスとホスピタリティの違い
【予習】シラバスを読みゼミ内容をあらかじめ把握する(120分)
【復習】授業の全体について確認(120分)
2観光サービス、旅行業概論に関する説明(名鉄観光サービス株式会社:管理職)
○旅行業を理解する
・市場、業界の現状
・旅行業の将来
・旅行会社のビジネスモデル
【予習】旅行業に関する情報収集(120分)
【復習】旅行業の現状、将来、ビジネスモデル、業務内容を整理(120分)
3旅行業のカウンター営業を説明(名鉄観光サービス株式会社:管理職)
○カウンター営業を理解する
・カウンター店舗の業務
・お客様のご要望にお応えするために
【予習】旅行業のカウンターに関する情報収集(120分)
【復習】旅行業のカウンター営業を整理(120分)
4旅行会社の団体旅行業務を説明(名鉄観光サービス株式会社:管理職)
○団体旅行業務を理解する
・団体旅行セールス担当者の業務内容
・お客様からの信頼を得るために
【予習】旅行会社の団体旅行業務に関する情報収集(120分)
【復習】旅行会社の団体旅行業務を整理(120分)
5旅行添乗業務に関する説明(名鉄観光サービス株式会社:管理職)
○旅行添乗業務を理解する
・旅行添乗業務の内容
・お客様にご満足いただくために
【予習】旅行添乗業務内容に関する情報収集(120分)
【復習】旅行添乗業務内容を整理(120分)
6旅行商品企画に関する説明(名鉄観光サービス株式会社:管理職)
○旅行商品企画を理解する
・旅行企画担当者の業務内容
・旅行ヒット商品を創りだすために
【予習】旅行商品企画に関する情報収集(120分)
【復習】旅行商品企画の整理(120分)
7インバウンド(外国人旅行客)営業に関する説明(名鉄観光サービス株式会社:管理職)
○インバウンド営業を理解する
・インバウンド担当の業務内容
・外国人旅行客のご満足を得るために
【予習】インバウンド(外国人旅行客)関する情報収集(120分)
【復習】インバウンド(外国人旅行客)の整理(120分)
8旅行サービスに関する説明(名鉄観光サービス株式会社:管理職)
○旅行サービスを理解する
・旅行サービス
・クレームから学ぶ旅行業サービスのあり方
【予習】旅行サービスに関する情報収集(120分)
【復習】旅行サービスの整理(120分)
9旅行会社が求める人間像に関する説明(名鉄観光サービス株式会社:管理職)
○旅行会社が求める人間像を理解する
・旅行会社の社員として必要な素養
・旅行業に限らず企業が求める人材とは
【予習】旅行会社が求める人間像に関する情報収集(120分)
【復習】旅行会社が求める人間像に関する整理(120分)
10講と旅行者との関係性に関する説明(日進市産業振興課:所俊邦)
○講と旅行者の関係性を理解する
・講の起源
・講の役割
【予習】講と旅行者の関係性に関する情報を収集(120分)
【復習】講と旅行者の関係性を整理(120分)
11日進市の観光政策(Ⅰ)に関する説明(日進市産業振興課:所俊邦)
○日進市の観光政策を理解する
・日進市の観光政策
・ぐるぐるNISSHINまちミル博覧会
【予習】日進市の観光政策に関する情報収集(120分)
【復習】日進市の観光政策を整理(120分)
12日進市の観光政策(Ⅱ)に関する説明(日進観光まちづくり協会:亀倉正彦)
○日進市の観光政策を理解する
・日進市の観光政策
【予習】日進市の観光政策に関する情報収集(120分)
【復習】日進市の観光政策を整理(120分)
13日進市の観光政策(Ⅲ)に関する説明(愛知学院大学文学部日本文化学科教授:竹下修子)
○ムスリム観光客誘致とハラール認証を理解する
・ムスリム観光客誘致
・ハラール認証
【予習】ムスリム観光客誘致とハラール認証に関する情報収集(120分)
【復習】ムスリム観光客誘致とハラール認証を整理(120分)
14日進市の観光政策(Ⅳ)の説明(愛知学院大学文学部グローバル英語学科准教授:Gregory Lewis Rohe)
○外国人から観た、日進市の観光地特性を理解する
・外国人から観た、日進市はどのような街か
・外国人から観た、日進市における観光政策の提案
【予習】外国人から観た、観光地特性に関する情報収集(120分)
【復習】外国人から観た、日進市の特徴を整理(120分)
15サービスとホスピタリティの異同を説明(愛知学院大学文学部グローバル英語学科教授:松岡昌幸)
○観光ホスピタリティの概念を理解する
・サービスとホスピタリティの異同
・ホスピタリティ・ビジネスとホスピタリティの異同
・ホスピタリティの基本的性格
・日進市での観光ホスピタリティの実践
・講義内試験
【予習】サービスとホスピタリティの異同に関する情報収集(120分)
【復習】ホスピタリティの醸成方法を整理する(120分)
    
評価方法・基
準(評価割合)
毎回課題提出(授業内最後の20分間)
課題提出(振り返り)、授業参加度を総合的に判断
評価の配分は、課題提出(80%)、授業参加度(20%)
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『教科書なし。適宜資料を配布。』
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
研究室番号:3310(3号館3階)
オフィスアワー:火曜日4限
備考
受講人数調整科目(200名)
他学部他学科履修科目(1~4年生対象)、地域連携コース科目(地域連携センター)
授業形態(毎回講師が変わるオムニバス形式)
単位認定者は日進市から「観光ホスピタリティ認定書」を授与(予定)
授業中の私語および遅刻は厳禁。携帯電話・スマートフォンの使用は禁止。
産官学連携授業のため、講師や授業内容が変更になる場合もある。
画像
ファイル
更新日付2019/02/10 19:39:46