開講年度2019
科目名経済・金融基礎
科目ナンバーV231-236-01
開講種別秋学期
対象学年2年
担当者道添 栄一
単位数2
曜日・時限秋学期 木曜日 2時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目実践的授業


テーマ
暮らしのなかで理解する経済・金融
授業の概要
国際的銀行で実務経験のある教員による授業です。金融緩和、景気刺激策など、国内外の経済や金融に関する記事が新聞やテレビ報道で目立ちます。そして、日本経済の課題が浮き上がっています。本講では経済の仕組み、金融の仕組みを理解し、企業や政府、個人などの経済主体の位置づけ、銀行などの金融機関の役割等について学びます。また日本経済・世界経済が抱える問題点を理解するための基礎知識を学びます。実務経験を有する担当者による可能な限り身近な例を上げての説明、DVD利用が、経済・金融記事の理解力向上に役立ちます。時折小テスト・課題を課します。
授業の到達
目標
経済・金融の基礎知識を身近な経済・金融の話題を通して身につけることができます。
学んだ基礎知識をベースに日本・世界の経済について問題発見力、分析力を養うことができます。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1金融危機と実体経済
米国発の世界金融危機と世界経済危機発生のメカニズムについて学びます
[予習]教科書の162,163ページを熟読し、米国発金融危機について確認する(80)
[復習]授業内容をレビューし、内容理解を深める(80)
2経済の三主体
消費者、企業、政府の3主体の国民経済での役割と相互依存関係を学びます
[予習]教科書の10~34ページを熟読し経済の三主体の役割、経済活動について確認する(120)
[復習]当日の授業内容をレビューし、内容理解を深める(120)
3需要と供給
需要と供給のバランスメカニズムについて学びます
[予習]教科書の36~52ページを熟読し、需要と供給、市場、価格の概念について確認する(120)
[復習]当日の授業内容をレビューし、内容理解を深める(120)
4GDPと経済成長率
名目GDPと実質GDP、3面等価、経済成長率の概念について学びます
[予習]教科書の54~70ページを熟読し、GDPの定義、分類、経済成長率につき確認する(120) [復習]当日の授業内容をレビューし、内容理解を深める(120)
5金利、貨幣量と物価
金利、貨幣量、物価の関係、単利、複利の概念等を学びます
[予習]教科書の88~91、110~117ページを熟読し、金利と物価についての概念を確認する(120)
[復習]当日の授業内容をレビューし、内容理解を深める(120)
6経済の血液としての金融
経済の潤滑油「金融」の役割、3主体における金融、銀行の信用創造機能を学びます
[[予習]教科書の100~105ページを熟読し、金融の役割について確認する(120)
[復習]当日の授業内容をレビューし、内容理解を深める(120)
7直接金融と間接金融
直接金融、間接金融の仕組み、当事者リスクの所在、日米欧での金融の特徴、相違等を学びます
[予習]教科書の106~109ページを熟読し、直接金融、間接金融の概念を確認する(120) 
[復習]これまでの授業内容をレビューし、内容理解を深める(120)
8金融機関の種類と役割
日本の金融機関の種類、役割について学びます
小テストの実施: これまでの授業内容についての問題
[[予習] 関連記事を読み、授業概要を予め把握する(120)
[復習]授業内容をレビューし、内容理解を深める(120)
9日本銀行の役割と金融政策
日本銀行の役割、金融政策の目標、金融政策の手段等を学びます
[予習]教科書の146~152ページを熟読し、日銀の金融政策について確認する(120)
[復習]当日の授業内容をレビューし、内容理解を深める(120)
10政府の役割と財政政策
財政政策の目的、機能、アベノミクスについて学びます
小テストの見直しをします
[予習]教科書の138~145ページを熟読し、政府の財政政策について確認する(120)
[復習]当日の授業内容をレビューし、内容理解を深める(120)
11株式会社の資金調達
株式会社の資金調達の手段、株、社債等の種類、特徴について学びます
教科書の116,117ページを熟読し、株について予め確認する(120)
[復習]授業内容をレビューし、内容理解を深める(60 [課題」日本のGDP,国際収支のグラフ化及びコメント入力(120)
12為替相場の決定要因、円高と円安
為替相場の決定要因、名目と実質の為替相場概念、円高、円安、固定相場、変動相場等について学びます
[予習]教科書の120~133ページを熟読し、為替相場の概念を確認する(120)[復習]授業内容をレビューし、内容理解を深める(60) [課題」日本のGDP,国際収支のグラフ化及びコメント入力(60)
13インフレ・デフレ
インフレ、デフレの定義、要因、消費者への影響、デフレスパイラルの概念について学びます
[予習]教科書の92~97ページを熟読し、インフレ・デフレの要因を確認する(120)[復習]授業内容をレビューし、理解を深める(60) [課題」日本のGDP,国際収支のグラフ化及びコメント入力(60)
14国際収支と外貨準備
国際収支項目説明と日本の国際収支の最近の動向についてデータに基づいて学びます
課題の見直しをします
[予習]教科書の134,135ページを熟読し、国際収支の概念を確認する(120)
[復習]授業内容をレビューし、内容理解を深める(120)
15企業業績と財務諸表
いわゆる基本3表の概念、相互関連について学びます 
[予習]関連の新聞記事を読み、授業概要を予め把握する(80)[復習]授業内容をレビューし、内容理解を深める(60) 期末試験対策としてこれまでの学習内容の確認(120)
    
16定期試験
評価方法・基
準(評価割合)
授業参加度・授業態度(20) 課題・小テスト(30) 期末試験 (50)
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『何も知らない人のためのすごくやさしい経済学』ベーリングネットワークスリベラル社1,095円+税978-4-434-142390
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
基本的に質疑については授業時間内に対応しますが、オフィスアワー(水曜日3限)や他の適当な時間に研究室(3317)でも対応します。
備考
画像
ファイル
更新日付2019/02/07 12:52:24