開講年度2019
科目名日本文化特講1(日本文化実習)
科目ナンバーN231-841-51
開講種別秋学期
対象学年2年
担当者蛸島 直
久保村 正髙
単位数2
曜日・時限秋学期 火曜日 5時限
キャンパス日進キャンパス
実務経験のある教員による授業科目実践的授業


テーマ
学術的文章を作成する力を養うとともに、日本の伝統文化(茶道・日本画・風呂敷)を学ぶ
授業の概要
本授業は、大きく分けて2つの内容を含む。
一つは、3年生から始まるゼミや4年生での卒論作成のための準備として学術的文章などを作成する能力を養うことである。
他の一つは、茶道、日本画、風呂敷という日本の伝統文化の基本を学ぶとともに、それを実際に体験することで、日常生活に応用できる力を養うことである。
授業の到達
目標
1.学術的内容などを他者に伝える自己表現の方法、伝達内容を明確にしつつ有効に議論を展開してゆくための工夫、そして表現の基本的なリテラシーなどについて、考察、実践を通して能力を高める。
2.茶道、日本画、風呂敷という日本文化の基本要素に接し、それらを理解し自ら実践するための基礎を身に付ける。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1〈前半〉全クラス合同で、この授業の基本方針を説明します。
〈後半〉各クラスに移動し、自分以外の人を他者に紹介する練習を行います。
新聞を読み、社会の動きに関心をもつ。(1時間)
2〈前半〉全クラス合同で、ゼミナール選択の方法を説明します。
〈後半〉各クラスに移動し、伝言ゲームを行い、言葉による伝言の難しさを学びます。
宿題 来年度のゼミナールで何を学び卒論につなげてゆくのかを考える(1時間)。
新聞を読み、社会の動きに関心をもつ。(1時間)
3〈前半〉学術表現について、グループワークを取り入れながら学びます。
〈後半〉学術的文章において長文を訂正する技術についてグループワークを取り入れながら学びます。
学術表現と長文訂正の技術について授業の復習をする。(1時間)
学術表現と長文訂正の技術について宿題となった箇所に取り組む。(1時間)
4〈前半〉ねじれ文の訂正について、グループワークを取り入れながら学びます。
〈後半〉学術的文章の結論表現について、グループワークを取り入れながら学びます。
ねじれ文の訂正と結論表現について授業の復習をする。(1時間)
ねじれ文の訂正と結論表現について宿題となった箇所に取り組む。(1時間)
5〈前・後半〉茶道における基本所作を、主客にわかれて学びます。茶道の基本所作について授業の復習をする。(1時間)
新聞を読み、社会の動きに関心をもつ。(1時間)
6〈前・後半〉茶道における点前の基本を、主客にわかれて学びます。茶道の基本所作について授業の復習をする。(1時間)
新聞を読み、社会の動きに関心をもつ。(1時間)
7〈前半〉学術的文章の接続表現について、グループワークを取り入れながら学びます。
〈後半〉レポートの構成について、グループワークを取り入れながら学びます。
学術的文章の接続表現とレポートの構成について授業の復習をする。(1時間)
新聞を読み、社会の動きについて関心をもつ。(1時間)
8【この回は図書館で授業を行います】
〈前半〉参考文献の書き方・引用の仕方について学びます。
〈後半〉書庫オリエンテーションを受けて、図書館での文献の探し方を学びます。
参考文献の書き方・引用の仕方について授業の復習をする。(1時間)
新聞を読み、社会の動きに関心をもつ。(1時間)
9〈前・後半〉日本画の制作過程を学ぶとともに、その鑑賞方法の基本を学びます。日本画の制作についての授業の復習をする。(1時間)
新聞を読み、社会の動きに関心をもつ。(1時間)
10〈前・後半〉日本画制作で用いられる箔押しの技法を学び、各自で栞を作成します。日本画の制作についての授業の復習をする。(1時間)
新聞を読み、社会の動きに関心をもつ。(1時間)
11〈前半・後半〉就職活動で必要となる履歴書の書き方をグループワークを取り入れて学びます。履歴書の書き方について、授業の復習をする。(1時間)
新聞を読み、社会の動きに関心をもつ。(1時間)
12〈前半・後半〉就職活動で必要となる履歴書の書き方をグループワークを取り入れて学びます。実際の履歴書を完成させます。授業の説明に基づいて履歴書を完成させる。(1時間)
新聞を読み、社会の動きに関心をもつ。(1時間)
13〈前・後半〉風呂敷の歴史とそれに関連する日本の文化について学びます。風呂敷の歴史のついて、授業の復習をする。(1時間)
新聞を読み、社会の動きに関心をもつ。(1時間)
14〈前・後半〉風呂敷の多彩な使用法を実践的に学びます。風呂敷の使用法について、授業の復習をする。(1時間)
来週のテストの準備を行う。(3時間)
15〈前半〉履歴書を返却し、公評を行います。
〈後半〉学術的文章作成の技法についてのテストを行います。
履歴書で不十分な点を修正する。(1時間)
テストの復習をする。(2時間)
    
評価方法・基
準(評価割合)
おおよそ、受講態度・意欲等5割、テスト・提出物等5割の配分で評価する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『使用しない』プリントを配布する
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『心に響く99の言葉』多川俊英ダイヤモンド社1620円
2.『日本語表現法』沖森卓也・半沢幹一三省堂2000円
参考URL
質疑応答
授業の前後に質問するか、あるいは各担当教員のオフィスアワーに研究室に来てください。
備考
画像
ファイル
更新日付2019/02/04 12:07:59